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実写版の「改変」で大出世したキャラ 「もはや作中最強」「出てきただけで驚愕」

マグミクス / 2025年1月15日 20時10分

実写版の「改変」で大出世したキャラ 「もはや作中最強」「出てきただけで驚愕」

■似ているうえに出番も激増

 マンガの実写化作品では、俳優の演技によって予想以上のハマり役になっていたうえ、原作以上に出番が増えるキャラクターも少なくありません。なかには主人公との関わりも大きく変わったことで、後から原作を読むと「実写と全然違った」「こんなに脇役だったの?」と驚かれるキャラクターもいます。

●『岸辺露伴は動かない』シリーズの泉京香(演:飯豊まりえ)

『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の人気キャラクターで、漫画家の「岸辺露伴」をメインに描いたスピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』は、2020年よりNHKにてドラマ化されて好評を博し、2023年には実写映画化もされました。

 原作では『富豪村』『ホットサマー・マーサ』のみに登場する露伴の担当編集「泉京香(演:飯豊まりえ)」が、実写ドラマでは事実上のメインヒロインに据えられているなど、実写化にあたっていくつか改変はあるものの、世界観を損なわないストーリー展開もファンから支持される要因となっています。

 その京香はファッション誌の編集志望だったという設定から、オフィスカジュアル寄りから華やかなファッションが特徴的なキャラクターに変更されており、「元モデルなのもあってファッション含めハマり役だと思う」「この人以外に演じられる人が思いつかない」と、露伴を演じる高橋一生さんと同じくはまり役として絶賛されています。

 さまざまな怪異に出会った露伴が窮地に立たされる展開が多い一方、京香は『富豪村』で恋人と愛犬を失いかけるも、その他のエピソードでは寸前で回避する、怪異に遭遇するも被害を受けないといった悪運の強さを持つキャラクターです。

 さらに、京香は映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』で、本来誰も逃れようがないはずの力を持つルーヴル美術館の「黒い絵」の影響をなぜか受けませんでした。露伴も「君には時々本当に驚かされる」と呆れ気味につぶやいており、公開後はファンの間で「泉京香最強説」もささやかれたほどです。

 2025年5月23日にはシリーズ1作目の『懺悔室』が実写映画化することが発表されており、さらなる京香の「強さ」も期待されています。

●『ウイングマン』の福本(演:丈太郎)

 2024年10月より放送されていたドラマ『ウイングマン』は、1983年から85年にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載されてい人気マンガ(作:桂正和)を原作とする実写化作品です。生誕40周年を記念した実写ドラマ化には、原作ファンから多くの期待が寄せられていました。

 ヒーローにあこがれる主人公「広野健太」を、初代『仮面ライダー』で「本郷猛」役だった藤岡弘、さんを父に持つ藤岡真威人さんが務め、監督とアクション監督を『ウルトラマンギンガS』『仮面ライダーフォーゼ』『獣電戦隊キョウリュウジャー』などさまざまな特撮シリーズでメイン監督を務めた坂本浩一さんが担当するなど、特撮ファンも納得の布陣で制作された実写ドラマは、「若干不安だったけど最高の出来」と絶賛の声がSNSにあがっていました。

 総合監修を務めた桂先生が「週刊FLASH」のインタビューで「漫画どおりにはできないので、一回解体して再構築が必要」と語っていた通り、ドラマ版はいくつも改変が加えられており、たとえば健太の親友である「福本(演:丈太郎)」の出番が大幅に増えて、レギュラーメンバーとなっています。ヒーローオタクの健太を諭しつつも、最大の理解者という重要な役どころを担っており、終盤では戦いに挑む健太に「ずっと変わんない俺の友達だ」と呼びかける熱いシーンもありました。

「角眼鏡とたらこ唇」といったビジュアルも見事に再現されており、「何気にビジュアルは原作に1番近いと思う」「よくこんな似てる人探してきたな」と再現度の高さも称賛されています。

●『るろうに剣心』の瀬田宗次郎(演:神木隆之介)

 また、原作の時点で大人気だったものの、実写でさらに出番が増えたキャラもいました。

 ビジュアルに加え、原作さながらのアクションがしっかり再現されている実写映画『るろうに剣心』(原作:和月伸宏)シリーズは、多くの人が今も実写化作品の成功例として挙げています。

 なかでも神木隆之介さんが演じた「瀬田宗次郎」は、はまり役として有名です。主人公「緋村剣心(演:佐藤健)」の宿敵「志々雄真実(演:藤原竜也)」の側近であり、天賦の剣才で志々雄の命令であれば何食わぬ顔で人を殺すキャラで、シリーズ2作目「京都大火編」で本格的に登場するよりも前から「演じられるのは神木くんだけ」とファンの間で話題になっていました。

 宗次郎は目にも止まらない速さで駆け回る「縮地」によって剣心と戦い、一度は剣心の逆刃刀をへし折るほどの強さを見せるも、「伝説の最期編」で敗北して物語からフェードアウトします。

 しかし、2020年に公開された実写映画『るろうに剣心 最終章 The Final』(原作の「人誅編」に当たる)で、まさかのサプライズ再登場を果たし、剣心と共闘するという実写オリジナルの展開を見せています。宗次郎の再登場が明らかになった際は、「うれし過ぎて言葉が出ない」「再登場は鳥肌立った」とSNSで興奮の声が続出することとなりました。

(田中泉)

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