冬ドラマ注目のマンガ実写化作品 「だいぶ過激」「スゴいとこに切り込んだな」

■2025年冬ドラマ、注目の実写化作品

　年が明け、2025年の冬ドラマの放送が始まりました。今回は多くのマンガの実写化作品が放送されており、戦慄のパニックホラーやドロドロとした復讐劇など、さまざまなジャンルがそろっています。どのような作品が注目を浴びているのでしょうか。

●『マイ・ワンナイト・ルール』

　性欲に悩む30代女性が主人公の『マイ・ワンナイト・ルール』は、リアルな性事情の描写が女性から共感を呼び、注目を集めています。主人公の「成海綾（演：足立梨花）」が性衝動と理性の間で葛藤していたところ、上司の「堂島吾郎（演：平岡祐太）」からワンナイトの楽しみ方を聞き、自らもルールを決めて男性と一夜限りの関係を楽しもうとする物語です。

　第1話では、成海が「セックスしたい！」と性欲に翻弄され、堂島にワンナイトを迫られてドキドキするシーンも描かれました。続く第2話では、成海がワンナイトの相手を探して堂島と一緒に合コンへ参加し、最後は、嫉妬した堂島が成海にキスをする場面で終わり「続きが気になる！」との声が続出しています。

　本作には、女性を中心に「女性の性の奔放さが叩かれる現実や、性欲について話すことの難しさが共感できる」「女性用風俗が話題になるなか、この作品がどのような結末を迎えるのか楽しみ」といった声があがっています。

『マイ・ワンナイト・ルール』は、テレビ東京ほかにて毎週火曜深夜24時30分より放送中です。

●『財閥復讐～兄嫁になった元嫁へ～』

　愛憎うずまく復讐劇が題材の『財閥復讐～兄嫁になった元嫁へ～』も、今後の展開に注目が集まっています。愛人の子として虐げられてきた伊勢財閥の次男「由貴也（演：渡邊圭祐）」は、妻「絵理香（演：瀧本美織）」と幸せな日々を送りつつも、一族への復讐を胸に秘めていました。

　第1話の終盤で、由貴也は絵理香が裏切り、兄の「雅之（演：武田航平）」と不貞を働き子供を身ごもっていることや、由貴也がかねてから計画していた一族への復讐のための資料も破壊したことを彼女から告げられ、どん底まで突き落とされてしまいます。再び立ち上がり復讐を進めていった由貴也は、第2話でいじめられていた従兄弟の「悟史（演：猪塚健太）」への復讐を果たしたものの、代わりに絵理香が悟史がいた社長の座に就いてしまいました。

　視聴者からは、「瀧本美織さんの悪女っぷりが最高でゾクゾクした。今後の復讐劇がどう転がるのか楽しみすぎ」「絵理香の本性はいったいどこにあるのか、由貴也が伊勢財閥の人たちにどう復讐するのか。先が楽しみで仕方ない！」といった声があがっています。

『財閥復讐～兄嫁になった元嫁へ～』は、テレビ東京ほかにて毎週月曜23時6分より放送中です。

●『家政婦クロミは腐った家族を許さない』

「ストーリーな女たち ブラック」（ぶんか社）で連載中の同題マンガを原作とする『家政婦クロミは腐った家族を許さない』も、第1話から怒涛の展開が繰り広げられました。

　本作は、問題だらけの灰原家に仕える家政婦「黒見白華（演：関水渚）」が、理想の家族を守るために邪魔者を排除していくホラー作品です。第1話では、灰原家の母親「灰原翠（演：藤原紀香）」を妬み、翠が経営する会社を妨害しようとした翠の親友を黒見が手にかけるという、驚愕の展開が描かれました。

　ネット上では、「親友が握っていた翠の秘密が気になる。伏線なのだろうか」「邪魔者を排除する黒見さんの手腕が見事で、完璧な家政婦さんすぎる」「灰原家もそれぞれ裏の顔や秘密がありそうで気になる」と、今後の展開に期待の声があがっています。

『家政婦クロミは腐った家族を許さない』は、テレビ東京ほかにて毎週金曜深夜24時12分より放送中です。

（LUIS FIELD）