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意外な場面で物議かもした深夜アニメ BPOへの苦情「子供でも想像つく」「露骨な表現」

マグミクス / 2025年1月19日 21時5分

意外な場面で物議かもした深夜アニメ BPOへの苦情「子供でも想像つく」「露骨な表現」

■風呂の場面だから仕方ない?

 深夜枠に放送されるアニメは、ある程度の過激表現であれば許される時間帯というイメージを持っている人は少なくないでしょう。しかし、過去には性的な描写があったことで、放送への苦情や放送倫理の問題に対応する第三者機関「BPO(放送倫理・番組向上機構)」にクレームが寄せられた深夜アニメもあります。なかには、サービスシーン的な狙いもなさそうな場面への苦情もありました。

「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの映像化第3弾『ダイヤモンドは砕けない』(2016年、深夜帯放送)の第34話では、小学生の「川尻早人」と、早人の父親に成りすましていた殺人鬼「吉良吉影」が風呂場で攻防を繰り広げた際、時おり早人の性器が露わになったことで、BPOにクレームが入ったといわれています。

 第34話が放送された2016年11月、BPOに寄せられた意見のなかには、「深夜のアニメ番組で、小学校高学年くらいの男児キャラクターの性器を何度も描いていた。乳児や幼児ならともかく、社会通念から外れているのではないか」という声が届いており、作品名は出ていないものの、おおむね同作の34話への意見だと分かります。

 もう少し露骨な作品では、『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』(2015年放送)も「BPO案件」になったアニメです。そもそも同作は「公序良俗健全育成法」という法律で、セクシャルな表現が禁じられた世界が舞台であるものの、下ネタテロ組織「SOX」に属する「時岡学園」の生徒会副会長「華城綾女」による、お下劣な発言が非常に多く登場します。第1話ではハエの交尾を体育館に大きく映し、みだらな声で吹き替える場面が描かれました。

 そして、同作が放送された時期である2015年7月には、BPOに「深夜のアニメ番組で、音声加工はしてあるものの、性器の俗称を想像させるせりふや、性行為を意味するしぐさが使われていた。子どもでも想像がつくような露骨な表現であり、度が過ぎている」という意見が寄せられています。こちらも作品名は出ていないものの、やはり同作に対するクレームと見ていいでしょう。

 ほかには、赤塚不二雄先生のマンガ『おそ松くん』を原作としたTVアニメ『おそ松さん』第1期(2015年~2016年放送)の第13話にも、BPOにクレームが入ったといわれています。

 問題となった回は第13話のCパート「事故?」で、松野家の三男「チョロ松」が自慰行為をしているところを長男「おそ松」に見られたことがきっかけで、「シコ松」や「チョロシコスキー」「自家発伝三郎」とからかわれるようになります。

 放送後にネット上で話題になったものの、やはり良く思わない視聴者もいたようで、BPOに「深夜帯のアニメ番組で、自慰行為をしようとしたところを兄弟に見られ、からかわれるというシーンがあった。深夜帯ではあるが、もう少し青少年の視聴にも配慮してはどうか」という意見が寄せられています。ただ、SNS上では「ネーミングセンスが良かった」「自家発伝三郎には爆笑した」と、「事故?」を推すファンの声も数多くあがっていました。

(LUIS FIELD)

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