肉体改造で再現されたまさかの「実写版」キャラ 「地上波無理」「顔似てないはずだが」
マグミクス / 2025年1月19日 19時5分
■アームストロング少佐役、誰かと思ったら
人気マンガの実写版では、マンガならではの現実離れしたキャラを演じるために俳優に過酷な肉体改造が必要になるケースも少なくありません。主演級のキャラはもちろん、ワンスポットで輝く強烈な役のために身体を絞ったり、増量したりとハードな役作りをした俳優を振り返ります。
2024年10月よりWOWOWで放送されたドラマ『ゴールデンカムイ 北海道刺青囚人争奪編』(原作:野田サトル)の第6話では、「変態」だらけの同作のなかでも際立つ異常性を持つ剥製職人「江渡貝弥作」が登場しました。江渡貝役の古川雄輝さんは、この役のために10kg近く減量しています。
一見、爽やかな美青年の江渡貝は母親から抑圧されて育った人物で、夕張の炭鉱で死んだ人間の死体を素材に革細工や剥製を作っていました。その江渡貝は彼に目的を持って近付いた「鶴見中尉(演:玉木宏)」に自分の作品をべた褒めされ、6話中盤では死体を加工したさまざまな衣装を身に着ける「ファッションショー」を披露します。
古川さんはWOWOWのインタビューで、原作の江渡貝が細身ながらちゃんと腹筋があることに注目し、オファーを受けた日から糖質制限をはじめ、10kgの減量で体脂肪率を10%以下に絞ったと語っており、ドラマを見た視聴者からは「なぜそこまで!?と思ったけど、実際見たら人皮ランウェイをキメるためにはたしかにふさわしく完璧すぎるモデル体型だった」「もともとめっちゃ細いのに10kg落としたってどゆこと」「母親の幻聴聴きながら皮をなめしてるんだもの、ああいう身体つきになるよね」と、驚きと称賛の声が相次ぎました。
古川さんはもともとの顔立ちが江渡貝に似ていましたが、本来全く違う見た目のはずのキャラを演じるために身体をビルドアップさせたのが山本耕史さんです。もともと見事な筋肉を持っていた山本さんは、2022年の『鋼の錬金術師 完結編』(原作:荒川弘)の筋骨隆々の人気キャラ「アレックス・ルイ・アームストロング少佐」を演じて話題になりました。山本さんは役のために、独自トレーニングで撮影3か月以上前から身体を作りこんでいたそうです。
原作よりも大幅に出番は減ってしまったものの、メイクで見事に再現されたスキンヘッドにカールのかかった金の前髪と口ひげ、そして鍛え上げられた肉体で「なんで山本耕史さんがアレックス・ルイ・アームストロング少佐なのかと思ったら肉体見て納得した」「エンドロールで山本耕史って流れて来たし、どれやろって思ったらアームストロング少佐で、全然分からなかった」と、衝撃を呼んでいます。
筋肉のイメージも定着した今、ネット上では山本さんを前述の実写『ゴールデンカムイ』シリーズで暴力を自己表現の手段にしている変態「岩息舞治」役に推す声も多数出ており、今後のキャスティングにも要注目です。
そのほか、マンガ『ジョジョの奇妙な冒険』(原作:荒木飛呂彦)のスピンオフシリーズのドラマ版『岸辺露伴は動かない』の第4話「ザ・ラン」では、笠松将さんが肉体改造にはまり過ぎてしまった青年「橋本陽馬」を演じました。
陽馬は主人公「岸辺露伴(演:高橋一生)」がジムで出会った俳優志望のモデルで、肉体改造を続けるうちに「筋肉の神」に取り憑かれていきます。ドラマ版では「走りに特化した肉体作り」をしていることになっており、露伴にトレッドミルを利用した恐ろしいデスゲームを仕掛けてきました。
笠松さんは作中の陽馬同様、過酷な肉体改造に励んで筋肉を作り上げ、放送後は「橋本陽馬の笠松将の身体の作り込みスゴかったし、原作よりキモさと怖さがあって面白かった」「前鋸筋が原作と同じ様にくっきりと盛り上がっていてすごい」と、絶賛が相次いでいます。特に驚かされるのは、陽馬の彼女「早村ミカ(演:真凛)」宅の天井にしがみついてボルダリングをしているという場面で、こちらはCGもなしで撮影で奇跡的に成功した場面だそうです。
(マグミクス編集部)
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