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歴代『ドラクエ』の不憫な“不人気ヒロイン” 「名前すら挙がらんのか…」

マグミクス / 2025年2月4日 21時45分

歴代『ドラクエ』の不憫な“不人気ヒロイン” 「名前すら挙がらんのか…」

■ビジュアルはめちゃくちゃかわいいのに…不憫なヒロインたち

「ドラゴンクエスト」シリーズの人気ヒロインといえば、『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』の「ビアンカ」や「フローラ」などが挙げられます。令和も7年になるというのに、花嫁論争が突如として勃発してしまうなど、話題に事欠かない存在です。

 また、本編上は主人公(プレイヤー)との恋愛要素はないものの、『ドラゴンクエストIV 天空の花嫁』の「アリーナ」や『ドラゴンクエストVI 幻の大地』の「バーバラ」などを「好きなキャラ」として推すファンも多いでしょう。

 一方で、名前すら挙がらない、不憫なヒロインがいるのです。『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』の「ミーティア姫」がそのひとりです。「トロデーン王国」の王女であるミーティアは、「ドルマゲス」の呪いによってその姿を馬に変えられています。主人公とともに長い旅をするのですが、ストーリーが進み、イベントが発生するまではずっと馬のままです。

 人間の姿のミーティアは、清楚な美少女です。話し方もたおやかで愛らしく、たびたび主人公に好意を寄せる言葉をかけてくれ、一緒に旅をしていたら「好きになってしまう」こと請け合いです。とにかく馬であったこと、バトルに加わるパーティメンバーではなかったことなどが理由か、その人気はダイナミックなボディの持ち主「ゼシカ」に奪われがちです。プレイヤーの間でも、「ミーティア」という名ではなく、「馬姫」と呼ばれてしまうのも不憫極まりないところです。

 しかし、エンディングのひとつでは、ミーティアと結婚する展開となります。そうはいっても「勝ちヒロイン」……と思いきや、リメイク版ではゼシカとの結婚も追加されてしまいました。

 とにかくかわいそうな要素が多いミーティアに対し、本人の行動に若干厳しい声が向けられがちなヒロインが、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』の「エマ」です。こちらも登場頻度の低さから、とっさに名前が出てこない……ということもありそうなキャラです。

 物語の始まりの地である「イシの村」に住む主人公の幼なじみで、イベントで一緒に冒険もすることになります。金色の長い髪が印象的な美少女で、短い期間ながら行動をともにした幼なじみ、という点ではビアンカと同じようにとらえられても良さそうなところです。ところが、エマはプレイヤーからの評価が芳しくありません。

 人気がない、という点においていえば、前述のミーティアと同じくパーティメンバーではなく、「セーニャ」「ベロニカ」「マルティナ」といった華やかな女性キャラの影に隠れてしまうのもやむを得ません。ところが「言葉が重い」など、彼女自身の言動にネガティブな印象を持ってしまっているプレイヤーの声も見られます。また、初出タイトルではエンディングで結婚相手に選べるのが、エマだけであったことも、プレイヤーの不評を買う原因となってしまったようです。

 その後、プラットフォームを変え『11S』が発売され、パーティメンバーも結婚相手に選べるようになりました。男性キャラとも結婚でき、主人公の「相棒」である「カミュ」の人気が高く、「母性すら感じる……」という熱烈なファンの声もあがりました。エマの立場はますます切ないものとなってしまいました……。

(マグミクス編集部)

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