いきなり視聴者に衝撃を与えた2025冬アニメ 「そこ映すんだ」「展開きっつ！」

■序盤からジェットコースター並みの波乱の展開が止まらない

　2025年1月からの冬アニメは、50本近くの作品が放送されており、序盤で視聴者に衝撃を与え、話題を呼んだものもありました。どのような作品が注目を集めているのでしょうか。

※この記事では、TVアニメ『BanG Dream! Ave Mujica』、『もめんたりー・リリィ』の各3話、『ババンババンバンバンパイア』2話までのネタバレを含みます。

●『BanG Dream! Ave Mujica』

　序盤から波乱の展開を迎えているのが、前作『BanG Dream! It’s MyGO!!!!!』の続編で、仮面バンド「Ave Mujica」の活躍を描く『BanG Dream! Ave Mujica』です。

　1話では、前作の重要人物で「Ave Mujica」のメンバーでもある「豊川祥子（CV：高尾奏音）」の壮絶な過去が明かされたうえ、バンドメンバーの暴走によって全員の素顔がさらされてしまいます。続く2話では「若葉睦（CV：渡瀬結月）」が素顔が世に出たことによって追い詰められ、3話ではストレスの影響からか別の人格に変わってしまったような描写もありました。

　怒涛の展開が続く本作はネット上でも話題となり、「苦しくなる展開ばかりで目を逸らせない。複数の役を演じる渡瀬さんがすごい」「3話がヤバくて、『魔法少女まどか☆マギカ』マミさん以来の衝撃」と、称賛や驚きの声があがっています。

『BanG Dream! Ave Mujica』はTOKYO MXで毎週木曜23時から、ほかの放送局でも別の時間帯で放送中です。

●『もめんたりー・リリィ』

　機械仕掛けの侵略者「ワイルドハント」によって人間が消滅した街を舞台に、残された少女たちの戦いを描く『もめんたりー・リリィ』も、序盤で衝撃的な展開を迎えました。

　1話では、ワイルドハントと戦う力を持つ「霞れんげ（CV：村上まなつ）」が、同じ力を持つ「河津ゆり（CV：阿部菜摘子）」たちと仲間になります。しかし、2話で都心へ向かう途中、強敵との戦いでリーダー格のゆりが命を落としてしまうのです。続く3話では、残された仲間たちがゆりの意志を引き継ぎ、再び都心を目指します。

　予告で不穏な雰囲気が漂っていたものの、これほどまでに早い段階でのゆりの退場は視聴者に衝撃を与え「別キャラの死亡フラグが立ってたので、リーダー格が退場したのは予想外」「2話でもう鬱展開きたけど、最終回どうなるの？」と、驚きと今後への期待の声が多く出ています。

『もめんたりー・リリィ』は、TOKYO MXで毎週木曜24時から、ほか放送局でも別日時で放送中です。

●『ババンババンバンバンパイア』

　別の意味で序盤から視聴者に衝撃を与えたのが、奥嶋ひろまさ先生の同題マンガが原作の『ババンババンバンバンパイア』です。18歳童貞の血を好む吸血鬼「森蘭丸（CV：浪川大輔）」は、銭湯で住み込みのバイトをしながら、銭湯の跡取りで15歳の男子高校生「立野李仁（CV：小林裕介）」の血を狙い、彼の純潔を守り抜こうとします。

　設定上、「童貞」という言葉が何度も登場するほか、1話と2話では、李仁に胸をときめかせた蘭丸が服を着た状態で勃起するという衝撃的なシーンも描かれ、視聴者を騒然とさせました。

　視聴者からは「『童貞』という言葉を1話で言った回数は間違いなくNO.1」「令和にこんな感じで勃起を表現するアニメほかにない」といった、驚きや笑いの感想があがっています。

『ババンババンバンバンパイア』は、テレビ朝日系全国24局ネット「IMAnimation」枠で毎週土曜23時30分から、ほか放送局でも別日時で放送中です。

（LUIS FIELD）