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「イケメン化」し過ぎちゃった実写化キャラ 「糸目どこ行った?」「でもはまり役」

マグミクス / 2025年1月24日 20時45分

「イケメン化」し過ぎちゃった実写化キャラ 「糸目どこ行った?」「でもはまり役」

■糸目は改変されがち?

 人気マンガの実写化において、キャラクターの再現度は特にファンの注目を集めます。どれだけ原作のイメージに寄せられるかが重要になってきますが、ときに意外なキャストが抜擢され、原作よりも「イケメン」に仕上がってしまった例は少なくありません。

 2018年に公開された映画『ちはやふる-結び-』では、主人公「綾瀬千早(演:広瀬すず)」が所属する競技かるた部の新入部員「筑波秋博(つくば あきひろ)」のキャスティングに注目が集まりました。彼はいわゆる「糸目」キャラで、細目を見開くと「ペコちゃん」のように舌を出すという癖を持っています。そのときの顔が非常に「不気味」だと恐れられていたのですが、これを実写版で演じたのが佐野勇斗さんだというから驚きです。

 佐野さんは『ちはやふる-結び-』公開後に、雑誌「ViVi」の「2018年下半期国宝級NEXTイケメンランキング」で1位に輝いたほどの美形であり、今やさまざまな話題作に引っ張りだこの俳優として知られています。最近では、NHK連続テレビ小説『おむすび』の「ヨン様」こと「四ツ木翔也」役が記憶に新しいのではないでしょうか。

『ちはやふる-結び-』は、そんな佐野さんにとって初の映画賞受賞作でもあり、ビジュアルの良さが気にならなくなるほど、筑波を見事に演じていました。もちろん例のペコちゃん顔も披露していますが、その顔すらも美しい実写版筑波は一見の価値ありです。

 同じ細目キャラでいえば、『鋼の錬金術師』の実写映画シリーズに登場する「リン・ヤオ」も意外なキャスティングでした。リンは東の大国「シン国」の皇子で、まだ15歳の実年齢よりも老けて見られることも多い人物です。途中から「強欲」の感情を持つホムンクルス「グリード」に肉体を乗っ取られるリンを演じたのは、182cmの長身イケメンとして知られる渡邊圭祐さんでした。

 渡邊さんは2018年放送の『仮面ライダージオウ』が俳優デビュー作であり、同作でも「黒ウォズ」&「白ウォズ」の両方を演じています。その経験は『鋼の錬金術師』のリンとグリードの演じ分けでも十二分に生かされており、最初は「糸目じゃないと」「背が高すぎ」という意見が多かった原作ファンからも「リンの再現度、グリード含めてめっちゃ良かった」「渡邊圭祐さんのリン&グリードを見るだけでも映画代の元が取れる」などと好評です。

 そして最近では、DMM TVオリジナルドラマ『外道の歌』で主人公の「カモ(鴨ノ目武)」を演じた窪塚洋介さんが話題となりました。このドラマは渡邊ダイスケ先生の『善悪の屑』と『外道の歌』が原作で、法の裁きを逃れた悪人に鉄槌を下す復讐屋の物語です。

 その復讐屋のひとりであるカモは、坊主頭に大きなサングラスをかけた威圧感のある風貌で、窪塚さんのような甘いマスクの持ち主ではありません。キャスト解禁時にはネット上で「カモ役に窪塚洋介はイケメンすぎない?」「カモはもっとガタイ良くて圧力あるイメージ」といった声がちらほらありましたが、窪塚さんの再現度は原作者の渡邊先生も「僕の中にあるカモのイメージにピッタリ」と激賞するほどの見事なクオリティーでした。

 特にいつもと異なるドスの効いた低音ボイスは必聴で、視聴者のなかには「1話見るまで窪塚洋介だって気付かなかった」という声もあがっています。また、カモが復讐屋になる前を描いた過去回想での、地獄のような場面へのリアクションの演技も衝撃的です。

(ハララ書房)

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