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どうやってそんな大物を? CMで「実写化」成立しちゃった国民的キャラたち

マグミクス / 2025年1月23日 21時15分

どうやってそんな大物を? CMで「実写化」成立しちゃった国民的キャラたち

■CMだからこそできる「IFストーリー」が人気の理由?

 アニメやマンガの実写化は何かと物議をかもすことが多く、キャラを演じるキャストに厳しい声があがることも珍しくありません。一方、ドラマや映画よりもハードルが下がり、似てなくてもそれはそれで話題性が高いのが「CM」の実写版です。これまでに人気作の実写化を取り入れたCMは数多く放送されており、なかには再現度の高い国民的キャラが話題になったものもありました。

 近年では、2023年に放送された消臭剤ブランド「レノア」のCMで、TVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第6期の主人公「鬼太郎」や「ねこ娘」が実写化されています。鬼太郎に抜てきされたのは、「なにわ男子」の西畑大吾さんで、ねこ娘は飯尾夢奏さん(現、百瀬夢奏)、「ねずみ男」は千鳥の大悟さんが演じました。

 2007、2008年のウエンツ瑛士さん主演の実写映画シリーズも各キャラの再現度が評価されましたが、第6期を再現したCMには「アニメのねこ娘のまんまって感じで驚いた」「映画よりもこっちの鬼太郎の方のビジュアルが好き」など好評の声が目立ちました。

 また、再現度が高い実写CMといえば、こちらも大悟さんが出演していた2018年の求人検索エンジン「Indeed」のCMも印象的です。このCMでは、それぞれが好きな仕事をしている例ということで、『ONE PIECE』の「麦わらの一味」たちが再現され、「ウソップ」役の大悟さんほか豪華キャストが集結しています。

 実写版の一味は斎藤工さんが「ルフィ」、池内博之さんが「ゾロ」、泉里香さんが「ナミ」、窪塚洋介さんが「サンジ」を演じ、「チョッパー」はリアルなトナカイでした。その後のシリーズでは、「Dr.くれは」を夏木マリさんが演じたことも大きな話題を呼んでいます。放送開始から瞬く間に大反響となり、「ナミの再現度高い」「ゾロが実写化するなら池内さんがピッタリと思ってた」「このまま実写化してほしい」など好評の声があがっていました。

 少し懐かしいユニークなCMでは、2011年に放送が始まったトヨタ自動車のCMでの、『ドラえもん』たちの「20年後」の姿が衝撃的です。「のび太」を妻夫木聡さん、「スネ夫」を山下智久さん、「ジャイアン」を小川直也さん、「しずか」を水川あさみさん、そして、「ドラえもん」は世界的に有名な俳優のジャン・レノさんが演じました。

 その後のシリーズには「ジャイ子」役で前田敦子さんが登場するなど、話題にこと欠かないCMとして広く認知され、視聴者からは「パロディとして全然あり」「ジャン・レノが似てないからこそ笑える」「ストーリーもあって普通に面白い」との声が出ています。

 国民的アニメでは、2008年に江崎グリコのCMで実写化された『サザエさん』も話題になりました。こちらは25年先の未来が舞台になっており、「カツオ」は浅野忠信さん、「ワカメ」は宮沢りえさん、「タラちゃん」は瑛太さん、「イクラちゃん」は小栗旬さんが演じています。磯野家の大人たちは登場しませんでしたが、各CMでは磯野家で法事を行ったり、大人になった各キャラの人生模様が描かれたりなど、いわゆる「IFストーリー」が展開されました。

「大人の哀愁があって良かった」「毎回カツオのバットが飛んでくの面白い」「これでドラマ作ってもよかったのに」などと、今もいくつかある実写『サザエさん』のひとつとして記憶に残っている方も多いようです。2019年に20年後を描いたドラマ『磯野家の人々~20年後のサザエさん~』が放送された際も、このCMシリーズを思い出した人たちの声が相次ぎました。

(LUIS FIELD)

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