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そのまますぎるサブタイトルに「隠す気ないだろ(笑)」 冬アニメの衝撃的なパロディ回

マグミクス / 2025年1月24日 12時10分

そのまますぎるサブタイトルに「隠す気ないだろ(笑)」 冬アニメの衝撃的なパロディ回

■美少女戦士から巨神兵、新海誠まで…パロディネタが強すぎる今期アニメ

 2025年冬の新番組アニメで見かけた、パロディに力を入れている作品にフォーカスしました。

※この記事ではTVアニメ『全修。』『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』第2期のネタバレを含みます。視聴予定のある方はご注意ください。

 アニメ業界のお仕事モノかと思いきや、異世界転生というサプライズで視聴者を驚かせた『全修。』では、過去の名作をインスパイアした仕掛けでも話題です。第1話の冒頭から、セーラー服の魔法少女が「お天道様が許しても、あたいの稲妻が許さないぜよ!」と啖呵(たんか)を切ってヤクザを成敗する劇中劇からスタートします。

『美少女戦士セーラームーン』の「月にかわっておしおきよ」に、実写ドラマ『スケバン刑事』で南野陽子さんが演じた「おまんら、許さんぜよ!」の名ゼリフをミックスしたパロディにニヤリとさせてくれました。声まで「月野うさぎ」にソックリ……なのも当然で、EDテロップにはスケバン魔法少女役として三石琴乃さんの名前がしっかり記載されています。

 後半では、モンスターの群衆が町を襲ってきます。そこで主人公の「広瀬ナツ子」が召喚したのが、『風の谷のナウシカ』の巨神兵に似た巨大な生物兵器です。口の周りに生えた牙や四つんばいの姿勢など共通点が多く、巨神兵と同じようにビームを発射して大量の敵をなぎ払い、大爆発する光景まで見事なパロディを見せてくれました。

 また、第2話の飛行型モンスターに対してナツ子は無数のミサイルを召喚します。蚊のような敵の大群をミサイルが追尾しながら撃墜していくシーンが、高速に飛び交う飛行体をダイナミックなアングルで描く演出技法「板野サーカス」で描かれていたのです。

 その回のEDテロップには「絵コンテ・3DCG監修 板野一郎」と載っていて、「いや本人かい!」とツッコんだ人も多いのではないでしょうか。『超時空要塞マクロス』ばりの板野サーカスを、令和のアニメで表現するリスペクト魂に胸が熱くなりました。

 第3話では獣のマスクを被った「サーバルキャットマスク」が登場。ドラゴンスープレックスなどプロレス技を決めてカマキリ型の敵をやっつけます。もちろん元ネタは名作アニメ『タイガーマスク』でした。次はどんな名作アニメがパロディとして使われるのか、次回が待ち遠しいかぎりです。

 ラブコメ『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』第2期の冒頭でも名作アニメのパロディがありました。謎の薬が爆発してしまい、ヒロイン同士の中身が入れ替わる事態になったのです。

 どこかで聞いた「私達…入れ替わってる~!?」というセリフとともに、軽快なイントロが流れ、キラキラした教室や廊下、無数の流れ星が尾を引きながら地上に向かって降りそそぎ……そんな第13話のタイトルは「彼(カノ)の名は。」という、元ネタを隠そうともしないパロディで笑いを誘いました。

 原作マンガの「やめろやめろ 前前○世をかけるな うるさいんだ ジャス○ックが」という攻めたセリフこそ改変されていますが、似たメロディを実際に流す、映像ならではのパロディ要素を足したことでユーモアがパワーアップしています。さらにBパートでは『風の谷のナウシカ』の目玉焼きパンが登場しました。

 今期アニメでは、ほかにも『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』が1話目から『ゾンビランドサガ』『新世紀エヴァンゲリオン』のネタを取り入れていて、今期アニメはパロディネタが豊富なクールになりそうです。

(かーずSP)

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