HD-2D版『ドラクエ1＆2』、1は「完全作り直し」を期待！？ ファンが求める“新要素”

■『1』はびっくりするような新要素が欲しい！

　マグミクスでは、「HD-2D版『ドラクエ1＆2』に期待してますか？　質問に、回答は厳しめ…『2だけ期待』『内容薄そう』意見さまざま」と題して、大手質問サイトに投稿された、2025年発売予定の『ドラゴンクエストI＆II』についての質問と回答を紹介する記事を配信しました。記事には大きな反響があり、読者からはHD-2D版『ドラクエ1＆2』についてのさまざまな意見が寄せられています。

　初代『ドラゴンクエスト』のリメイクとなる『1』については、原作が容量に相当の制限があったファミコンソフトであり、ボリュームは昨今のゲームと比較すると非常にコンパクトです。このことから「『完全な作り直し』になるくらいのほうが、新鮮味があって良い」という意見がありました。『1』は勇者がたったひとりで「りゅうおう」を倒す旅に出ますが、「途中で仲間に加わるキャラがいてもいい」「予算をかけてでも、追加のイベントがあるといい」などの案が挙げられています。

「『1』は一番伸び代がある。とはいえ新要素を入れれば、メインターゲットである古くからのファンの反発を受けてしまう。とはいえ、そのままリメイクしただけでは『ドラクエってこんなものか』って新規層からがっかりされてしまい、舵取りが難しい」と、新要素についてのバランスを案じる声もありました。

　かつてスーパーファミコン版として発売されたリメイクは『ドラゴンクエストI・II』と題され、2本のタイトルが1本のソフトに入っている、というものでした。『ドラクエ1＆2』は「・」から「＆」に変わっていることからも、「1と2がつながって、ひとつのタイトルになる」という可能性も語られています。『1』と『2』は時系列でのつながりが明確であり、『1』でラスボスを倒してエンディングとならずに、間を補完するイベントがあって『2』の物語が始まる、というものです。

　HD-2D版『ドラクエ3』で、『ドラクエ1＆2』に登場すると思われる、ある人物に関する描写が追加されました。『3』と『1＆2』との間にある余白がどう埋められるのか、ファンにとっては気になるところです。

　ほかには、制作中である『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』のストーリーが『1＆2』からつながるものであり、その布石が打たれるのでは、と予想する声もありました。堀井雄二氏は「3→1→2の時系列順にプレイすると『2』の最後にちょっとした驚きがある」とコメントしています。「ちょっとした」といわずに「おおっ！」となる驚きがほしい……と、ファミコン時代からプレイしてきたファンは願わずにはいられません。

HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』『ドラゴンクエストI＆II』：
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（マグミクス編集部）