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『ドラクエ』リメイク版を未プレイだと「マジ!?」 意外な改変・追加要素

マグミクス / 2025年2月1日 21時35分

『ドラクエ』リメイク版を未プレイだと「マジ!?」 意外な改変・追加要素

■「世界の半分」をもらって絶望…しなくなるの?

 HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』は、2024年11月の発売から大きな話題になり、ファンの間ではさまざまな感想や意見などがネット上を飛び交いました。未プレイであっても、「新職業のまもの使いが強い」「オルテガの新ビジュアルが描かれ、エピソードが追加された」など、リメイクの内容について知る機会があったのではないでしょうか。SNSが普及する前のリメイク作では、どんな追加、改変要素があったのか振り返ります。

 1993年、初代と『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』が1本のソフトとして収録された、スーパーファミコン版のリメイク作『ドラゴンクエストI・II』が発売されました。ハードを変えて遊びやすくなっただけでなく、『ドラクエ2』で「サマルトリアの王子が呪いで倒れる」などの新イベントも追加されています。

『1』では、ラスボスである「りゅうおう」とのやり取りに改変がされています。「もしわしの味方になれば 世界の半分をやろう」というりゅうおうの誘いに乗ってしまうと、もらえるのは世界の半分の闇の世界。操作ができなくなり、ゲームオーバーになってしまうというワナはあまりに有名です。ファミコン版では、りゅうおうが「ふっかつのじゅもん」を教えてくれるものの、レベル1でゴールド、アイテムはゼロという状態からやり直しとなってしまいます。

 スーパーファミコンでのリメイクでは、これがなんと「夢オチ」に変更されました。闇の世界に落ちた勇者は、「リムルダール」の宿屋で目を覚まします。宿屋の主人にうなされていたようだと心配されてしまうのです。レベルやゴールド、アイテムはりゅうおうと対峙したときのままです。かなりの親切仕様に変更されたのも、ファミコンからスーパーファミコンに時代が変わった、ご時世から……だったのでしょうか。

 また、子供たちの間でさかんにウワサになっていた「デマ」が、意外な形でリメイクに「逆輸入」された例もありました。『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』に登場した、『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』での隠しダンジョンの裏ボス「エスターク」を「◯ターン以内に倒すと仲間になる」というウワサを耳にしたことはありませんか?

 エスタークを撃破すると、かかったターン数を教えてくれることから、「10ターン以内」「8ターン以内」などとプレイヤーの間でさまざまに言われており、挑戦しても仲間にならないと「もっと少ないターンなのか?」と思わされるようなデマ情報でした。

 このデマを受けてなのか、PlayStation 2でのリメイク版(2004年発売)で種族は「プチターク」、名前は「ターク」なる仲間モンスターが追加されました。エスタークを倒すと使えるようになる「謎のすごろく場」の景品として仲間になり、自身を「エスタークの息子」と名乗っています。

 なるほど、両手に剣を持ち、額にも目がある姿はエスタークに良く似ていますが、左右の目はつぶらで、表情は父とはだいぶ違った雰囲気です。仲間にする難易度が高く、育てれば強力なものの、裏ボス撃破後の加入となるため、活用できる機会もほとんどありません。存在感の面でいまいち……だったのか、知る人ぞ知る存在となってしまいました。

「ドラゴンクエスト メタリックモンスターズギャラリー りゅうおう」:
(C) ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.

(マグミクス編集部)

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