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千葉!滋賀!と来たら 実写『翔んで埼玉3』があるならやっぱ「佐賀」舞台なのか?

マグミクス / 2025年2月8日 21時30分

千葉!滋賀!と来たら 実写『翔んで埼玉3』があるならやっぱ「佐賀」舞台なのか?

■「佐賀県」はどれほどイジられているのか

 大ヒット映画『翔んで埼玉』の続編『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』が、2025年2月8日(土)21時より、フジテレビ系「土曜プレミアム」で放送されています。

 2019年の映画『翔んで埼玉』は、1980年代に連載されるも未完となっていた魔夜峰央先生の原作マンガに大幅にアレンジを加えており、埼玉だけでなく千葉県や群馬県も「イジり」の対象としていました。
伊勢谷友介さん演じるオリジナルキャラ「阿久津翔」に代表される千葉県イジりの要素は、自身も千葉県千葉市出身である監督の武内英樹さんの提案によるものです。

 いろいろと攻めた内容で、最初は制作陣がクレームが出るのではないかと恐れていた1作目は、埼玉県を中心に大好評、大ヒット(興行収入37.6億円)となりました。そして、1作目公開後にSNSで武内監督へ「次は関西でやって欲しい」という声が多数届いたことがきっかけで作られたという2作目も、興行収入23億円を超えるヒットとなっています。

 これほどの人気シリーズとなったいま、期待されるのは別の県を舞台にした「3作目」の制作でしょう。ふさわしいのは果たしてどの県か……ネット上では、「佐賀県」が舞台の続編を希望する声が多数出ています。

 かねてからイジられることが多かった佐賀県は、ブランド総合研究所が毎年発表している「都道府県魅力度ランキング」の2024年版で、最下位の47位となりました。2作目の劇中でも、佐賀と滋賀の響きが似ていることを指摘するセリフがあったほか、捕らえられた主人公「麻実麗(演:GACKT)」が魅力度ランキング40位以下の県の出身者を収容する「アンダーフォーティーズ」の牢屋に入れられる場面では、佐賀出身の囚人たちや「47 佐賀」のパネルが映りこんでいるという、さりげないディスりが挟まれています。

 魅力度全国6位の福岡県という強い県と隣接している位置関係も、『翔んで埼玉』的な対立構造として分かりやすい部分ですし、何よりシリーズの主題歌を歌っている芸人のはなわさんが、小学校6年生から高校卒業まで佐賀で暮らし、2003年の大ヒットシングル「佐賀県」を作っていることを考えても、佐賀が舞台の続編の可能性は高そうです。

 そのほか、近年のコンテンツでの「佐賀ディス」をいくつかあげてみると、

・佐賀が舞台のアニメ『ゾンビランドサガ』第1話で、「存在自体が風前のともしび」と言われる。

・M-1グランプリ2022の決勝で1stステージ1位通過したさや香の漫才で、「人間が普通に生きてたら佐賀行くことない!」「佐賀は出れるけど入られへん!」というフレーズが話題になった。

・「カイジ」シリーズのスピンオフマンガ『1日外出録ハンチョウ』の第57話「九州」では、地下労働者のなかの九州出身者が交流会を開くエピソードが描かれる。各人がそれぞれの九州7県の序列を考えており、出身によって序列は多少変わるものの1位が福岡、最下位が佐賀という点だけは不動だった。

 などなど、なかなかのイジられ方をしていました。

 また、これは単なる偶然と思われますが、実写オリジナルでイジられる県が「千葉→滋賀」と続いていることで、有名なネットミーム「千葉!滋賀!佐賀!」を連想した方も多いようです。お笑いコンビのラーメンズによるコント「日本語学校イタリア編」の一節が元ネタのこのフレーズは、ニコニコ動画を中心に長年人気を博してきました。

「1では千葉が仲間になり、2では滋賀が仲間になった、ということは第3作では佐賀解放戦線が仲間になり福岡と戦うんでしょ?」「最初が千葉との戦い、次が滋賀での戦いときたら、次フィーチャーされる県は佐賀で決まりだろ」などの予想も出ています。

 3作目に出てくれそうな佐賀出身キャストでは、前述のはなわさんほか、松雪泰子さん、江頭2:50さん、白竜さん、荒川良々さん、中越典子さん、優木まおみさん、お笑いコンビのどぶろっくのおふたり、はなわさんの弟でナイツの塙宣之さん、武内監督の近作『はたらく細胞』にも出ていた一ノ瀬ワタルさんなど、個性派が揃っています。

 また、佐賀を虐げる側となるであろう福岡出身キャストは、橋本環奈さん、今田美桜さん、池田エライザさん、妻夫木聡さん、光石研さん、松重豊さん、吉田羊さん、黒木瞳さんなど、一部の俳優を挙げるだけで相当「強そう」なメンバーです。

 そのほか、長崎県出身の福山雅治さんが2作目公開時に自身のラジオ番組で、「次の続編、もし作られる場合は、九州編お願いします」「イチ国王として長崎解放戦線に加わりたい」と3作目出演オファーを呼び掛けていたので、長崎の第3勢力の人間として出演してくれるのではないか……など妄想を始めるとキリがありません。

 いまのところ3作目が作られるかは全く不明ですが、希望の声が多いのは事実です。はたして「千葉!滋賀!佐賀!」すべてが埼玉の仲間となる日は来るのでしょうか。

(マグミクス編集部)

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