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『ドラクエ』ファミコン世代には違和感… 「なんか違う」呪文の名前

マグミクス / 2025年2月9日 21時45分

『ドラクエ』ファミコン世代には違和感… 「なんか違う」呪文の名前

■「そのまんま」なのはドラクエっぽくない!?

「ドラゴンクエスト」シリーズが国民的RPGとして長く愛されているのは、堀井雄二氏によるシナリオや「名付け」によるところが大きいでしょう。特に、呪文の名前が「ドラクエ」らしさの要素のひとつです。回復は「ヒール」ではなく「ホイミ」、炎の攻撃は「ファイアー」ではなく「メラ」や「ギラ」であるところが、唯一無二の世界観を作り上げています。

 ところが、逆に「英語そのまま」な名前の呪文もあり、ファミコン時代からのファンは「うん?」と首を傾げてしまいます。『ドラゴンクエストVI 幻の大地』で初登場した「マジックバリア」はまさに「まんま」です。効果としては、味方全体に敵からの呪文や一部の特技によるダメージや影響を軽減するバリアを張ることができます。

 HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』でも、「僧侶」と「賢者」が使える呪文として登場しました。効果は敵の呪文に対してのみとなり、『ドラクエ6』の時代から「いまひとつ効果がよく分からない」存在でもあります。

 また、「マジックバリア」の逆、敵に対して使い、呪文に対する耐性を弱める呪文が「ディバインスペル」です。初登場は『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』で、「ククール」が習得します。「ディバイン(divine)」は「神聖な」という意味があり、「神聖な呪文」という、これまた「ドラクエ」らしくない命名です。

『ドラクエ8』で強烈な印象を残した呪文の名前としては「ペスカトレ」があります。名前は覚えていても、効果は思い出せない呪文ランキングの上位に入りそうです。ペスカトレもククールが習得し、敵の「踊り」を封じる効果があります。対象が「踊り」だけなので使用頻度も高くなく、ほかのナンバリングタイトルには登場していないため、「なんだかイタリア料理っぽい名前の呪文」として認識されるにとどまってしまいます。

HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』:
(C)ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX (C)SUGIYAMA KOBO (P)SUGIYAMA KOBO

(マグミクス編集部)

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