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アニメでキャラデザが変わり過ぎて衝撃だった作品 原作者「かっこいいと思う」

マグミクス / 2025年2月8日 20時35分

アニメでキャラデザが変わり過ぎて衝撃だった作品 原作者「かっこいいと思う」

■原作と大きく違ったデザインに賛否

 マンガや小説がアニメ化されると、キャラクターデザインが原作から変更されることもあります。なかには、アニメ版が別人とも思えるほど原作と似ても似つかぬデザインになり、物議をかもした作品もありました。

 たとえば2013年に放送された『惡の華』(原作:押見修造)は、キャラの見た目が大きく変わった作品として有名です。主人公「春日高男」が、魔が差して好きな女子の体操服を盗もうとしたところをヒロイン「仲村佐和」に目撃され、弱みを握られたことをきっかけに、思春期の悩みや葛藤が描かれます。

 アニメ版は実写をもとに1コマずつなぞって描き起こすロトスコープ技法で制作され、原作ではマンガらしく描かれたキャラが、アニメではリアルな顔立ちで表現されています。

「マンガのキャラデザの方が良かった」と不評が多数出たものの、原作の押見先生は映像表現に悩む監督を後押しし、放送開始後のイベントでは作画を「ロトスコープで問題なかったです。かっこいいと思いました」と評価しました。いまでは、「作品のテーマから考えれば、悪い表現じゃなかったと思う」「作品の雰囲気に合ってて、味があって良かった」と再評価する声もあがるようになっています。

 また、2017年のアニメ『幼女戦記』(原作:カルロ・ゼン)は、コミカライズ版(作画:東條チカ/キャラクター原案:篠月しのぶ)との差が大きいデザインが注目されました。本作は、近代兵器と魔法が飛び交う戦争状態の異世界に転生した現代のサラリーマンが、兵士「ターニャ・デグレチャフ」として昇進していくファンタジーです。

 アニメ版のデザインは各キャラの大きく強調された目や、輪郭の丸さが特徴でした。対してコミカライズ版は目の大きさは抑えられ、端正な顔をしています。

 特にターニャの部下「ヴィクトーリヤ・イヴァーノヴナ・セレブリャコーフ(ヴィーシャ)」が比較されることが多く、アニメ版の個性的なデザインに関して「原作とコミカライズ版のヴィーシャは美女だけど、アニメ版も親しみやすい感じでいい」「どういう解釈したら超絶美少女がカエル顔になるんだ」などと、賛否が分かれていました。

 そのほか2023年放送の『お兄ちゃんはおしまい!』も、原作マンガ(作:ねことうふ)とアニメでデザインの違いが目立ちます。ある日、怪しい薬によって、見た目が中学生ぐらいの女の子に変わってしまったお兄ちゃんの「緒山まひろ」と、その薬を飲ませた妹の「緒山みはり」が繰り広げるホームコメディー作品です。

 原作の登場人物の髪色や服装は原色のシンプルな色合いですが、アニメだと淡いパステルカラーをしています。特に差が激しいのは、みはりの友人「穂月かえで」で、アニメではピンク色に青のメッシュが入った髪色ですが、原作は茶色がかった赤でした。また、アニメ版のかえではバストサイズが強調されています。

 原作との違いはあるもののアニメ版は好評で、「頼むから『おにまい』2期を放送してほしい」「アニメ2周年を2期決定と見間違えた」と、続編を心待ちにしているファンも多いです。

(LUIS FIELD)

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