『トミカ絆合体 アースグランナー』日曜朝の「激戦区」に参戦。変形合体は大人も評価?
マグミクス / 2020年5月25日 8時43分
■動物好きな双子ヒーローが変身して活躍
「プリキュア」「仮面ライダー」「スーパー戦隊」という、長年続くシリーズ作品が立て続けに放送され、国民的人気作『ワンピース』も放送中。日曜日の朝はキッズやアニメ&特撮ファンにとっては、非常に熱い時間帯となっています。
そんな激戦区に、『ゾイドワイルド』『ベイブレードバースト』『新幹線変形ロボ シンカリオン』など、玩具とアニメの相乗効果で数々のヒット作を生み出してきたタカラトミーが参戦しています。
テレビ朝日系列でスーパー戦隊シリーズ第44作『魔進戦隊キラメイジャー』、フジテレビ系列で『ワンピース』が放送されている日曜日の朝9:30~10:00に、テレビ大阪・テレビ東京系列では、タカラトミー原作のオリジナルアニメで、看板商品「トミカ」(ダイキャスト製ミニカー)の発売50周年記念作品でもある『トミカ絆合体 アースグランナー』が放送中です。
主人公は、12歳の双子の兄弟、駆動ライガ(CV:石上静香)と駆動クウガ(CV:桜井春名)。動物が大好きで動物園の飼育係の手伝いもしているふたりは、動物AIにより意志を持ち、言葉も喋る特殊大型ビークル「ガオグランナーレオ(CV:檜山修之)」と「ガオグランナーイーグル(CV:日野聡)」から、相棒(運転手であるグランナー)に選ばれます。
それにより、ふたりは地球防衛隊アースグランナーの一員となり、地球のエネルギーを狙う宇宙暴走族「ダークスピナー」と戦うことになりました。
宇宙からの侵略者との戦いを描いてはいますが、基本はギャグテイストで明るく楽しい空気感の本作。ダークスピナーの3人も、昔懐かしい「タイムボカンシリーズ」の三馬鹿のように、どこか抜けていて愛嬌のあるキャラクターです。特に紅一点のチャンバー(CV:若井友希)は、「~ッチャ」という口癖も可愛く、悪役ながらヒロイン的な魅力もあります。
地球からエネルギーを奪う際には、独特のテンポと歌詞が妙に耳に残る「逆転マンボー」を3人で歌いながら、キレキレのダンスを踊るのがお約束。実は、今にも滅びる寸前の母星を救うために地球のエネルギーを狙っているというシリアスな事情もあるのですが、そんな悲壮感は感じさせません。
■『妖怪ウォッチ』のスタジオと監督が制作
『トミカ絆合体 アースグランナー』主人公の駆動ライガ(左)と駆動クウガ(右)
2017年放送の『トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド 機動救急警察』や、後番組『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』でも人気だった変形合体ロボットものの路線を引き継ぎながら、変身ヒーローものの要素も追加されています。
ライガとクウガは、赤いスーツ姿のヒーロー・グランナーRと、青いスーツ姿のグランナーKに変身すると、小型ビークル(自動車サイズ)のコアグランナーレオとコアグランナーイーグルに乗って出動。銃や剣に変形するハンドルで自ら戦うこともあります。
また、ライガとクウガが搭乗するメカの、少し凝った変形合体システムも本作の魅力のひとつで、子供や玩具好きな大人の心をくすぐるポイントです。ふたりの乗ったコアグランナーは、それぞれガオグランナーレオとガオグランナーイーグルに合体。さらに、ガオグランナーレオとガオグランナーイーグルは、それぞれガオグランナーチータと変形合体することで、巨大ロボットのアースグランナーとなります。
タカラトミー原作の作品だけに、玩具でも合体や変形をばっちり再現。アースグランナー状態での可動範囲も広く、大人の玩具ファンからも高い評価を集めています。
同作の制作スタジオが「オー・エル・エム TEAM INOUE」、監督がウシロシンジ氏という組み合わせは、2014年に大ブームを起こした『妖怪ウォッチ』と同じ。タカラトミーと同様に、キッズアニメの勘どころを知る制作陣が、この先にどのような仕掛けを用意しているのか、期待は高まります。
筆者の注目は、世界的なレーサーでアースグランナーの一員でもありながら、ガオグランナーとの「キズナ」が足りず、グランナーになれなかったマッハゴウ(CV:福山潤)と、アースグランナーのオペレーターを務めている熊猫リン(CV:陶山恵実里)の行方不明の兄。今後、このふたりのドラマも描かれていくとしたら、明るく楽しい物語に深みや重みも加わるはずです。ますます要素が盛りだくさんの作品として、日曜朝の勢力図にさらに大きな変化を生むかもしれません。
※『トミカ絆合体 アースグランナー』は、毎週日曜日9:30よりテレビ大阪・テレビ東京系列全国6局ネットで放送中。Amazon Prime Videoなど各配信サービスで配信されるほか、6月7日(日)10時までの期間限定で、YouTubeタカラトミー公式チャンネルで第1話から最新話まで無料公開されています。
(C) TOMY/アースグランナー・テレビ大阪
(丸本大輔)
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