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【望月英の「今から始める!」洋ゲーガイド】eスポーツの歴史が培ったドラマとは

マグミクス / 2020年6月13日 19時10分

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■「ゲーム配信」シーン、その「先駆者」のお話。

 皆様こんにちは!望月英でございます。早いものでおうち期間を過ごしている内に2020年、折り返しが迫って参りましたね…!

 色々なことができないもどかしさももちろんあるのですが、今までのエンターテイメントや科学技術、さまざまな歴史においても「限られた状況下」だったからこそ生まれたものがあるように、今だからこそできる、産まれるもの、きっとあるんだろうな……と想いを馳せる日々です。

 さて、今回の「洋ゲーガイド」では、ちょっとした「歴史」のお話をしたいと思っています。

 まだまだ一般的には年月は浅いでしょ? と思われているであろうeスポーツですが、前回書かせていただいた大会配信など、歴史を知った上で見ると、とんでもない感動が生まれたりするのです…!

 数多あるドラマのなかでも今回は、僕自身もプレイはもちろん、プロモーション映像のCVや大会のMCをさせていただくなど、思い入れの深いゲーム『Overwatch』にスポットをあてて語っていきたいと思います!

『Overwatch』(以下、OW)はBlizzard Entertainment社からリリースされているアクションシューターゲームで、プレイヤーは6人対6人、敵の攻撃を引きつけ味方を守る「タンク」、高い攻撃力を持ち、敵を倒すことに長けた「ダメージ」、仲間のライフ回復やバフ(補助)、敵にデバフ(妨害)効果を与える「サポート」の3つのロールのなかから、個性あふれる32体(2020年6月現在)のヒーロー(キャラクター)から1体を選択して各マップのルールにのっとり戦うゲームです。

 2016年のリリースから現在まで、間もなく5年という長い年月が経っているにも関わらず、今なお世界中から愛されているゲームで、続編『Overwatch2』のリリースが公式発表された現在も、各ヒーローの調整や新マップ、新ヒーローの追加などがあいついでいます。

■『Overwatch』W杯で衝撃与えた、韓国の「eスポーツ力」

『Overwatch』の魅力のひとつ、個性的なヒーロー(プレイ可能なキャラクター)たち

『Overwatch』はeスポーツもさかんに行われています。東大西洋、西大西洋、北太平洋、南太平洋と4つのディビジョン、20のチームによる国際的eスポーツリーグ「Overwatch League」が盛り上がりを見せ続け、世界中のファンがその配信をチェックし続けています。

 このように息の長い熱量を持っている『Overwatch』ですが、なかでも一番の熱気と注目を集めているのが、Blizzard Entertainmentの巨大ファンイベント「BlizzCon」で開催されている「Overwatch World Cup」でしょう!

 ワールドカップの名を冠する通り、各国のゼネラルマネージャー、コーチ、コミュニティリードで構築された「競技委員会」が代表選手を選出、選出された名プレイヤーたちが自らの国を背負い予選リーグを戦い、残った10チームがグループステージを戦うことになるという非常に大規模、かつ過酷な戦いです。

 OWがリリースされた年、「BlizzCon 2016」で開催された最初のW杯。世界中の猛者たちが最初の栄光を求め、激戦が繰り広げられました。間違いのない強豪揃い、各国の代表として納得のプレイの見本市でした。

 しかし、優勝を手にした韓国チームは、圧倒的な強さでした…!

 韓国のeスポーツにかける個々の力、そしてチームワークに見える層の厚さを、世界がこのW杯を通じて思い知ったのです。

 断言します。対戦ゲーマーで負けず嫌いな人はいません。(笑) それが、ゲームに人生の大半をかけるプロゲーマーの皆さんだったらなおさらのことと思います。

 そう。ここから各国の「打倒韓国!」が始まります。どうしたら韓国をしのぐチームが作れるのか、そして、どうしたら韓国に勝つことができるのか…という研究。もちろん、他の追随を許すかと、さらに実力を上げる韓国……また始まるW杯。

 この続きは、次回書かせてください! 熱い熱いeスポーツにおける歴史を、暑い夏に語らせていただきます。

望月英

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