疲れたときは！ ネット配信で観られる「動物に癒されるもふもふアニメ」3選

■これが動物視点！？アニメならではの「動物から見る世界」を堪能！

　仕事や人間関係に疲れた時、何気なく見た動物に癒されることってありますよね。ふとしたときにSNSで動物の動画を探してしまう人も多いのではないでしょうか。もちろんそれもいいのですが、アニメなら、アニメならではの「動物の世界」も見ることができます。そこで今回は、ファンタジー要素もありながら、「もしかしたらこんなこと考えているかも？」と気になっちゃう、日常まで楽しくしてくれる動物アニメを3つご紹介します！

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●『しろくまカフェ』（Amazonプライム・ビデオ）

　ひとつめは、2012年4月～2013年3月に放送された『しろくまカフェ』。小学館が刊行する「月刊フラワーズ」にて連載されていたマンガ『しろくまカフェ』（著・ヒガアロハ）が原作です。しゃべる動物と人間がともに暮らしているちょっと不思議な世界で、タイトル通りしろくまがカフェを経営していたり、パンダが動物園でアルバイトをしていたりします。

　動物園では、パンダ以外の動物たちも「常勤」や「アルバイト」という形で働いており、休みの日はしろくまカフェでのんびり過ごすなど、動物園はあくまで「勤務先」というのが本作品のスタイル。カフェでは動物視点から見る動物園での裏事情を話している場面もあり、「動物ってどこまで考えているんだろう？」と考えずにはいられません。

　こうして人間のような生活をしている動物たちですが、やっぱりどこか個性的で、かつのんびり自由で、それがより「動物っていいな」と思わせてくれます。アニメではシロクマくんを櫻井孝宏さんが、パンダくんを福山潤さんが、ペンギンさんを神谷浩史さんが演じるなど、声優陣の豪華さでも話題となりました。

●『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』（U-NEXT）

『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』　(C)みなつき・二ツ家あす・COMICポラリス／ひざうえ製作委員会

　ふたつめは、2019年1月～3月に放送された『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』。フレックスコミックスのウェブコミック配信サイト「COMIC ポラリス」にて連載されていたマンガ『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』（原作・みなつき原作、作画・二ツ家あす）が原作です。主人公の朏素晴（みかづき・すばる／CV：小野賢章）と猫の陽（はる／CV：山崎はるか）、ふたつの視点が交互に描かれるのが大きな特徴となっています。

　素晴が陽を連れ帰って一緒に住むようになってからも、それぞれの視点でそれぞれの考えのもと動いている素晴と陽。一見通じ合っているように見えるのに、実はまったく違うことを考えているのが面白いところです。それでも何だかんだで成り立って、たまーに通じ合いながら、ひとりと1匹の生活は続いていきます。そんななかで、他者との関わりをこばみ続けてきた素晴に少しずつ変化も起こり始めます。

　人間から見ると「猫って本当に気まぐれだなあ」と、何も考えずに自由に生きているように見えますが、実は猫には猫の世界があって、これまでの記憶があって、意味があって動いているのかもしれません。そう考えると、猫の見方が変わってきそうですね。

■も、モフりたい…！　甘やかしてくれる妖狐さんに癒されるーッ！

●『世話やきキツネの仙狐さん』（U-NEXT）

『世話やきキツネの仙狐さん』 (C) 2019 リムコロ／KADOKAWA／世話やきキツネの仙狐さん製作委員会

　最後は、2019年4月～6月に放送された『世話やきキツネの仙狐さん』。KADOKAWAのウェブコミック配信サイト「コミックNewtype」で配信されているマンガ『世話やきキツネの仙狐さん』（著・リムコロ）が原作です。本作品に登場するのは、先ほど紹介した2作品とは違い、動物は動物でも幼女の姿をした神使の狐！

　ある日ブラック企業に努めている主人公・中野玄人（なかの・くろと／CV：諏訪部順一）が家へ帰ると、そこには耳と尻尾の生えた幼女・仙狐さん（せんこ／CV：和氣あず未）がいた――というところから物語は始まります。仙狐さんは、見た目は子どもですが実は800歳を超えており、仕事で疲れ切った玄人のすべてを包み込んでくれます。

「仕事だから」「大人だから」と耐えるのが当たり前になっていることでも、本当は誰かに認めてほしいし、心配もしてほしい。そんな玄人が心の奥底にしまいこんだ気持ちを、ふわっふわの耳と尻尾、おいしいごはん、労いの言葉で溶かしていく様子に、「うらやましいっ！」と思わずにはいられません。一家に一匹欲しくなること間違いなしです。

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　以上、ネット配信で見られる「動物に癒されるもふもふアニメ」3選をご紹介しました。最近心がすさんでいるな、疲れているなと感じたときには、動物たちに触れ、心の洗濯をしてみてはいかがでしょうか？　きっと、肩の力が抜けるはずですよ。

※配信状況は記事掲載時点のものです。

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