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再アニメ化始動の『SHAMAN KING』、最新広告で強調された「ふんばる」に込めた意味は?

マグミクス / 2020年6月27日 16時20分

再アニメ化始動の『SHAMAN KING』、最新広告で強調された「ふんばる」に込めた意味は?

■多くの反響を得られた新TVアニメ化発表!

 2020年6月12日(金)、『SHAMAN KING」TVアニメ新プロジェクトの始動が発表されましたが、ツイートの勢いは圧倒的でした。一時はワールドトレンド1位を獲得し、嬉しくも予想外の反響に武井先生をはじめ関係者一同、実は困惑してしまったというのは内緒です(笑) PVや前作アニメの放送はご覧になりましたか? 未見の方はぜひどうぞ! 今回は、発表以来の動きを確認しつつ、現時点での最新情報を整理したいと思います。

 まずは、6月17日(水)から発売された紙版コミックス。新旧のイラストを使用した豪華なWカバー仕様です。そして最新作『SHAMAN KING THE SUPER STAR』のコミックス最新刊も発売されました。 

 それだけではありません。6月19日(金)~7月5日(日)まで、アニメイト池袋テンポラリーストア2Fにて、「SHAMAN KING 複製原画展」が開催中です。展示されている50点の複製原画は「シャーマンキング展」の展示作品と被ることがないように選ばれたものですから、ぜひご覧いただければと思います(入場は無料です!)。

「シャーマンキング展」といえば、8月には青森での開催が決定しました。あと1か月と少し……楽しみです。その後の東京凱旋も詳細情報が待たれるところです。

 さて、皆さんは講談社の社屋に掲出された広告のことはご存じでしょうか? 巨大な垂れ幕と、ショーウィンドウ、そして地下鉄から直結する入り口にそれぞれ飾られています。「さあ、ここでふんばりますか。」というキャッチコピー、主要キャラクターの集合イラストとともに、コミックスの発売とTVアニメ化決定のお知らせが書かれているのですが、この言葉がいろいろ解釈できて深いですね。

東京都文京区の講談社に掲出されている、『SHAMAN KING』新作アニメプロジェクトの広告(筆者撮影)

 ファンの方ならご存じでしょうが、「ふんばる」という言葉は「シャーマンキング」(以下、マンキン)の作中にも特徴的に使われています。現在、コロナ禍によって激変する世界で頑張っている多くの人に向けた、本作なりのエールであることは間違いありません。

 また、マンキンのモットーは「なんとかなる」ですが、それは何もしなくて良いという意味ではなく、どちらかといえば「人事を尽くして天命を待つ」に近い言葉です。つまり「なんとかなる」ためには「ふんばる」ことも必要だというわけですね。

 当然、マンキンもコロナ禍の影響を受けているのですが、それに右往左往して自分を見失うことなく、なすべきを為すという決意表明でもあるでしょう。マンガやアニメ、ゲームというものは単なる娯楽作品と割り切れるものではなく、それに触れることで人生が変わる経験をしている人は大勢います。かつて、私が携わった作品がそうだったと言ってくださる方もいます。

 この広告はたったひとことですが、心に大きく響く可能性を秘めていると思いますから、もしも機会があれば、どうか現物をご覧になってください。

■講談社まで見に行けない! そんな時は!?

東京・池袋で2020年7月5日(日)まで開催中の、「SHAMAN KING 複製原画展」

 でも、わざわざ東京都文京区の講談社まで見に行くのは無理だという方もいるでしょう。そこで最新情報です! この広告は池袋駅と秋葉原駅でもご覧になれます。しかもバリエーションがあるんです。

 すでに公開済みの集合バージョン(当記事の1枚目に掲載の画像)のほか、葉、アンナ、ハオなどがフィーチャーされ、彼・彼女たちの思いがそこに書かれています。例えばハオは「大きく、生きろ。」と書かれています。彼の口癖「ちっちぇな」は、言い方を変えるとこういうことですよね。

 大判サイズのキャラクターが、点在ではなくズラリと並んでいるので圧巻だと思います。池袋駅は東口の通路、秋葉原駅はホームで見ることができます。また秋葉原駅と池袋駅では内容に違いがあります。池袋駅のものはバリエーションが多く、立ち止まって目の前で見られるということから各広告に書かれている情報量も多いので、余裕がある方は比較してみてください。

 期間限定のものですから「密」にお気をつけの上、早めにお出かけください。特に池袋駅は6月29日(月)から1週間程度の予定です。池袋や秋葉原にも行けないという方……ご安心ください。画像は「シャーマンキング」20周年公式Twitterなどでも公開されていますよ! できれば現物の迫力に触れていただきたいところですが、手元でいつでもご覧になれるメリットもまた捨てがたいものがあります。

 それでは次の話題ですが……「少年マガジンエッジ」本誌では、最新7月号から新章「ダイ仏ゾーン」が始まりました。「仏ゾーン」と言えば、武井先生がマンキン以前に連載していた作品で『SHAMAN KING』にも早くからクロスオーバーしていましたが、いよいよ明確にタイトルを出して取り上げられることになりました。

「ダイ」の2文字がどういう意味を持つのか気になります。また、花たちが京都に旅行という暢気な展開の裏で、やっぱり怪しい動きがありますが、どうなるでしょうか。というか、何事もなくサラッと『シャーマンキング FLOWERS」の続きになっているので、憶えのないキャラがいたらそちらをご覧くださいね。

 ちなみに筆者は2月、コロナ禍が本格化する直前に京都・奈良を訪れました。様々な寺社を巡り国宝にもたっぷりと触れることができて幸せ過ぎる時間を味わってきましたが、その追体験ができるといいなあ……と期待しています。シリーズ最新作「マルコス」も意外な展開を見せていますよ!

 寺社と言えば、筆者は青森出身であると同時に父母の実家がむつ市なので、「恐山ル・ヴォワール」の舞台となったむつ市内や恐山は記憶がない頃から慣れ親しんだ場所です。シャーマンキング展青森会場には足を運ぶつもりなので、そのついでに今年も訪れてみようと思います。8月の話ではありますが、この連載で青森会場レポートの他、恐山レポートなんかもできたら面白いかもしれないですね。
 何にしろ、これからますます楽しみなマンキンなので、みなさんの変わらぬご声援をよろしくお願いします!

(C)武井宏之・講談社/SHAMAN KING Project.

(タシロハヤト)

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