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「Disney+」で堪能したいアメコミ5作品。初心者もファンも楽しみが多すぎる?

マグミクス / 2020年7月7日 19時10分

「Disney+」で堪能したいアメコミ5作品。初心者もファンも楽しみが多すぎる?

■チェックしておきたい「新世代ヒーロー」の物語

 ディズニーがグローバルで展開する定額制公式動画配信サービス『Disney+』が、日本でも2020年6月11日から提供開始しています。北米では2019年11月にサービスが開始され、ディズニーが手掛ける新しい動画配信サービスとして、数週間で利用者が1000万人を突破するなど、大きな注目を集めました。

 その強みは、「人気のディズニーコンテンツが勢ぞろい」というシンプルなものですが、オリジナル作品の制作なども話題になっています。日本でのサービス開始は少し遅れる形になりましたが、日本のアメコミファンには待望のサービスといえるでしょう。

「Disney+」は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品を網羅しており、他の定額制配信サービスと比べても、マーベル作品を補完しやすいのが大きな特徴です。

「MCU作品に興味はあるけど、シリーズ途中から見るのは……」と思っている人には当然おすすめで、マーベルの映画だけでなく、アニメシリーズ、ドラマシリーズもカバー。今後、オリジナルドラマも展開される予定で、アメコミファンの期待が高まっています。

 今回は映画、ドラマ、アニメ、ドキュメンタリーなどを配信する「Disney+」で堪能したい、アメコミコンテンツを5作品紹介します。

●多彩な主人公が登場する、注目アニメ「マーベルライジング」

 まず最初は、アニメ作品の「マーベルライジングシリーズ」。“インヒューマンズ”として特殊能力を身につけた若者たちを中心とする“シークレット・ウォリアーズ”が活躍する物語ですが、シリーズごとに主人公が変わるのも特徴です。

 親友を殺した犯人として追われるゴースト・スパイダーが主人公の「始動」、15歳でアイアンマンのスーツを完成させたリリ・ウィリアムズが主人公の「アイアンハート」、ブラックパンサーの妹でワカンダの王女シュリが活躍する「シュリのミッション」などが公開され、最新シリーズ「プレイ・ウィズ・ファイア」では、炎を自由自在に操る特殊能力を持つヒーローインフェルノを中心としてストーリーが展開し、新世代のマーベルヒーローたちが多く活躍します。

 シリーズでは物語が進むにつれ、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、キャプテン・マーベルといった人気ヒーローや、アスガルドやワカンダ、ヴィブラニウムといったキーワードが随所に登場します。今後の映画にも登場するかもしれないキャラたちが多く出てくるので、チェックしておいて損はないでしょう。

■必見のドキュメンタリー、マニア心をくすぐるコラボ作品も

●主役は子供たち。マーベルの考える「ヒーロー像」問いかける

ドキュメンタリー『マーベル ヒーロー・プロジェクト』(C)2020 Disney and its related entities

 次に、オリジナルドキュメンタリー作品として配信されている『マーベル ヒーロー・プロジェクト』。子供たちをヒーローとして描き、「マーベルの定義するヒーローとは何か」を見せてくれる1話30分ほどのショートストーリーが展開します。

 障害のある子供たちのために全国でワークショップを開催している少女がなど、いろいろな子供を主役に、1シリーズ全20エピソードの配信を予定。シリーズのプロデューサーは「マーベルとは何なのか、それが何を意味するのかがたくさんある。子供たちは単純な方法で世界を変えていく」とコメントしており、視聴者に勇気や希望を与える作品として展開していくといいます。

●マーベルの歴史を関係者が赤裸々に語る、必見のドキュメンタリー

 3つ目は、マーベルの歴史を知ることができる『マーベル75年の軌跡 コミックからカルチャーへ』。「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の公開記念で作られたドキュメンタリー映画です。

 2014年『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』でエージェント13 役を演じたエミリー・ヴァンキャンプをホストに、小さなコミック出版社として出発したマーベルが、どのようにして大ヒット映画シリーズやドラマを生み出すまでに至ったかを、関係者のインタビューをもとに辿っていきます。

 当事者たちの実際の声は、1939年「タイムリー・コミックス」から始まったマーベルの足跡、黄金期、衰退期などを赤裸々に語ってくれます。今は亡きスタン・リーの偉業もしっかりと感じることができる映像です。ヒーロー文化を生み出してきたマーベルの歴史をぜひ知ってほしいと思います。

●オマケ映像かと思いきや……ファンが喜ぶ小ネタ満載のコラボ作品

『フィニアスとファーブ/マーベル・ヒーロー大作戦』 (C)ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

 4つ目は、ディズニーアニメとマーベルのコラボ作品『フィニアスとファーブ/マーベル・ヒーロー大作戦』。何でも自分たちで創り出してしまう天才兄弟フィニアス&ファーブを主人公にしたディズニーアニメ『フィニアスとファーブ』と、人気のマーベル・キャラクターたちがまさかのコラボで話題になった作品です。

 アニメに出てくる悪の科学者・ドゥーフェンシュマーツ博士の発明したマシンから発射したビームで、アイアンマン、スパイダーマン、ハルク、ソーはスーパーパワーを失ってしまう……というところから始まる物語。ビームの出どころがダンヴィルという街であることをつきとめた4人は、フィニアスとファーブたちに協力を依頼します。

 オマケ映像かと思いきや、『アベンジャーズ』などに登場するニック・フューリー大佐がキーパーソンとして活躍するなど、、アメコミファンの心をくすぐるような小ネタを詰め込みまくっています。

■クロスオーバーも決まった名作ドラマ

●キャプテン・アメリカの恋人だったカーターの活躍

『エージェント・カーター』 (C)2014 ABC Studios and Marvel Television

 最後に紹介するのは『エージェント・カーター』です。以前は他の定額配信サービスでも配信されていましたが、現在、月額で見られるのは「Disney+」のみ。キャプテン・アメリカの恋人だったエージェントのペギー・カーターを主人公にした物語です。

 この作品を2020年に推す理由は、ドラマ『エージェント・シールド シーズン7』に関係があります。シールドはこの『7』で最終シーズンを迎えることを発表しており、『エージェント・カーター』とのクロスオーバーが明らかになっています。『エージェント・カーター』を観ておけば、ドラマ自体を楽しめるだけでなく、エ―ジェントシールドシリーズ」もより楽しむことができるでしょう。

 今回はおすすめ作品を5つ紹介しましたが、「Disney+」ではさらに多くの作品が配信されているので、これからアメコミ作品を観たいという人は現在まで製作されている作品を網羅できますし、作品を観まくっている人にとっても、今後製作予定のオリジナルドラマなど、楽しみな要素があります。

 多様なスピンオフ作品はファンにとって映画以上に嬉しいコンテンツで、配信を待ちきれない人も多いでしょう。気になった人はぜひ、お試し期間を利用していただきたいです。

(大野なおと)

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