新装版『花鈴のマウンド』4巻は「甲子園」が近づく展開、物語はさらにヒートアップ？

■ヒロインを支える幼馴染が活躍する第4巻

「女の子だって甲子園！」を合言葉に、女子硬式野球部員が活躍するマンガ『花鈴のマウンド』の新装版4巻が、2020年6月26日に発売されています。女子硬式野球部のある都立星桜（せいおう）高校を舞台に、甲子園大会に憧れるピッチャーの桐谷花鈴（かりん）と、野球部の仲間たちの成長と人間模様が描かれます。

「なんで女子は甲子園に行けないんだろう」の思いを胸に迎えた3年生の夏、花鈴は強豪校との練習試合や女子プロ野球の観戦、圧倒的な力の差を見せつけるライバルとの出会いなどを通じて、女子プロ野球選手になりたいとの思いを強くしていきます。

『花鈴のマウンド』新装版第4巻（わかさ生活）

　新装版4巻では、花鈴の幼馴染で、同じ星桜高校野球部の中心選手でもある大門頼（らい）の戦いがメインのストーリーですが、男子野球部を応援しつつ、自らのピッチングを磨く花鈴と頼の絆も描かれます。一方、星桜高校ではたびたび練習場所をめぐってサッカー部と女子野球部との間で揉め事が起こっています。サッカー部主将の青山綾斗が野球部を毛嫌いする背景にはある事件が関係していて……？

　女子硬式野球を題材としつつ、恋愛エピソードなども織り交ぜられた青春ストーリーに、野球上達のコツも随所に散りばめられた『花鈴のマウンド』。新装版4巻の発売を記念して、7月7日（火）17：00から、同作を手掛ける「星桜高校マンガ研究会」のメンバーが出演するオンラインイベントが開催予定。『花鈴のマウンド』のイラスト制作を実演しながら、マンガの描き方を解説します。

（マグミクス編集部）