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声優・中村悠一の演技を堪能できるアニメ3選 クールだけど温かみのある声色が魅力!

マグミクス / 2020年7月24日 15時10分

声優・中村悠一の演技を堪能できるアニメ3選 クールだけど温かみのある声色が魅力!

■クールだけどどこか温かみのある声色が魅力!『CLANNAD』『魔法科高校の劣等生』

 程よい低音ボイスでクールさも演じつつ、時には内に秘める熱い思いを爆発させるような演技でドキドキさせてくれる声優・中村悠一さん。その多面性を感じられる演技に魅了されている人は多いはず。そこで今回は、そんな中村さんの演技を堪能できるアニメ作品のキャラクターたちを3人選んでご紹介します!

●『CLANNAD-クラナド-』の岡崎朋也

 ひとつめは、泣ける美少女ゲーム及びアニメとして不動の地位を確立している『CLANNAD-クラナド-』。ゲームソフトメーカーのKeyが手掛ける恋愛アドベンチャーゲーム『CLANNAD』が原作となっています。アニメは第1期が2007年10月~2008年3月に放送され、その後『CLANNAD ~AFTER STORY~』として2008年10月~2009年3月に第2期が放送されました。

 本作品の主人公は、バスケットボールの特待生として高校に入学したものの怪我で続けられなくなり、目標をなくして不良生徒となっていた岡崎朋也(おかざき ともや/CV:中村悠一)。彼はある日、校門前の坂道で立ちつくしている女生徒・古河渚(ふるかわ・なぎさ/CV:中原麻衣)に出会います。岡崎は、クラスメイトの藤林杏(ふじばやし・きょう/CV.広橋涼)や春原陽平(すのはら・ようへい/CV:阪口大助)たちを巻き込み、演劇部の復活を目指す渚とともに奔走します。

 中村さんが演じる岡崎朋也は一見クールですが、内側に熱い思いも持っており、人のことを放っておけない面倒見のいい性格。春原や渚など心を許している相手に対しては比較的明るく、時折放つ鋭いツッコミやSっ気を感じさせる毒舌が印象的です。そのツッコミや毒舌からも愛を感じられるのは、中村さんの低音でありながらどこか温かみのある声色だからこそだといえるでしょう。

●『魔法科高校の劣等生』の司波達也

 ふたつめは、シスコン、ブラコンっぷりが話題となった『魔法科高校の劣等生』。小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されていた小説が原作で、その後電撃文庫から『魔法科高校の劣等生』(著:佐島勤、イラスト:石田可奈/KADOKAWA)として出版されました。アニメは2014年4月~9月に第1期が放送され、2020年10月には第2期も放送される予定です。

 本作品の主人公は、魔法を扱う「魔法師」を養成するための教育機関「国立魔法大学付属第一高校」に入学した兄妹・司波達也(しば・たつや/CV:中村悠一)と司波深雪(しば・ みゆき/CV:早見沙織)。深雪が入試成績トップの優等生であるのに対し、達也はとある事情で通常魔法が使えず、劣等生として扱われています。しかし深雪は達也の実力を高く評価しておりその心酔っぷりは常軌を逸していて――。

 中村さん演じる司波達也は6歳の頃に「人造魔法師実験」の被験者として改造されており、その影響で強い情動を司る領域をほぼ消失しています。そのため基本的には淡々としていますが、唯一「深雪への兄妹愛」は残っており、それゆえ深雪のことになると人が変わったように感情的になることも。中村さんらしいクールな演技に加え、シスコン全開な演技も観られる貴重な作品です。

■クール…というより厨二病でちょっとイタい!? 『おそ松さん』

●『おそ松さん』の松野カラ松

『おそ松さん』第三期超ティザービジュアル (C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会

 最後はいろんな意味で話題となり、特に女性から絶大な支持を得ている『おそ松さん』。ギャグマンガとして広く知られている『おそ松くん』(赤塚不二夫、フジオ・プロ/小学館)が原作で、『おそ松くん』としてのアニメは1966年2月~1967年3月に第1期が、1988年2月~1989年12月に第2期が放送されています。『おそ松さん』としては、2015年10月~2016年3月に第1期、2017年10月~2018年3月に第2期と二度にわたって放送され、今年2020年10月には第3期もスタートすることが決まっています。

 本作品は、『おそ松くん』の主人公である六つ子・おそ松(CV:櫻井孝宏)、カラ松(CV:中村悠一)、チョロ松(CV:神谷浩史)、一松(CV:福山潤)、十四松(CV:小野大輔)、トド松(CV:入野自由)が成長して大人になったあとを描いた作品です。6人は、20歳過ぎてもそろいもそろって「クズでニートで童貞」ですが、ひとつ屋根の下でそれぞれ自由に暮らしています。基本的には短編のギャグアニメが1話完結型で続いていく形ですが、第5話の「エスパーニャンコ」など、時にはうるっときてしまうような回も。

 中村さんが演じるカラ松は、ナルシストで人の話を聞かない厨二病。自分の世界に入り込んでイタイ人扱いされることも多く、兄弟から「ナルシストを通り越してサイコパス」と言われたことも。しかし、その内側には熱い心や繊細な一面も持っており、実はピュアな性格も見え隠れします。クールで頭のキレるキャラクターを演じることが多い中村さんの、他とはちょっと違うぶっ飛んだ演技が見られる貴重なキャラクターです。

* * *

 以上、「声優・中村悠一の演技を堪能できるアニメ3選」をご紹介しました。さまざまな役を演じる中村さんが今後どんなキャラクターを見せてくれるのか楽しみですね。あなたはどんな中村悠一さんが好きですか?

(水音)

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