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アイス片手に涼しい部屋で! 家でも「夏」を感じられる、暑い日に見たいアニメ3選

マグミクス / 2020年8月2日 17時10分

アイス片手に涼しい部屋で! 家でも「夏」を感じられる、暑い日に見たいアニメ3選

■照り付ける日差しにセミの鳴き声! 流すだけでも夏気分に

 夏といえば旅行や里帰り、レジャーなどさまざまなイベントが目白押しですが、今年は外出も難しくなりそうですね。とはいえ、「夏気分を味わいたい」という願いであれば、アニメで手軽に叶えられます。涼しいお部屋で真夏の気分を味わえる、「夏に見たいアニメ」を3作品ご紹介します。SNSでも「夏になると思い出すアニメ」「夏を感じてしまう」と評判です。

●『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2011年4月~放送)

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』アニメ制作会社のA-1 Picturesが手掛けたオリジナルアニメです。埼玉県秩父市が舞台とされており、実在する建物や風景が多く作中に登場します。スタッフは監督が長井龍雪氏、脚本が岡田麿里氏、キャラクターデザインが田中将賀氏とアニメ『とらドラ!』に携わったメンバーがそろっており、丁寧な心理描写や演出に定評のある作品です。

 夏のある日、ひきこもりでゲームをしていた「じんたん」こと宿海仁太(やどみ・じんた/CV:入野自由)の目の前に、昔事故死してしまった幼馴染・「めんま」こと本間芽衣子(ほんま・めいこ/CV:茅野愛衣)が幽霊として現れます。めんまの願いは自分の「お願い」を叶えてもらうこと。当時「超平和バスターズ」として秘密基地に集まっていた仲間たちがめんまの事故から疎遠になり、めんまの死に罪悪感を抱える仁太は、めんま自体を追い払ってしまい――?

 本作は今の仁太たちの夏と、幼い頃の仁太たちの夏を回想で行き来しながら話が進みます。秩父市の実在する自然風景はもちろん、アイスやジュースなど夏らしい実在の商品も多数登場し、季節感が伝わってきます。また「泣けるアニメ」として有名な本作は、死んでしまった幼馴染に対する悲しみや、疎遠になった友人との接し方など、複雑な心の動きが細やかに描写されており視聴者の胸に迫ります。エンディングテーマの「secret base ~君がくれたもの~(10 years after Ver.)」は、ガールズバンド「ZONE」のカバー曲でありながら歌詞が本編の内容にリンクしており、懐かしくも切ない気持ちにさせられます。夏の季節感に加え、懐かしさを感じたり感動したりできるアニメをお探しの方はぜひ。この作品は、「dアニメストア」「Amazonプライム・ビデオ」「Netflix」などで見ることができます。

●『あの夏で待ってる』(2012年1月~放送)

『あの夏で待ってる』画像はBlu-ray Complete Box(NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)

『あの夏で待ってる』は、アニメ制作会社のJ.C.STAFFが手掛けたオリジナルアニメです。長野県の小諸市が舞台となっており、小諸市も本作の制作に協力、市内の風景がたびたび作中に登場しています。小諸市も聖地巡礼などで訪れるファンとの交流を通じ、地域の活性化を目指しています。

 両親を亡くし、姉と2人暮らしの霧島海人(きりしま・かいと/CV:島崎信長)は、小諸学園に通う高校1年生。趣味の8㎜カメラで湖の風景を眺めていたある日、急に光が差して突風に吹かれ、湖に落ちてしまいます。目を覚ますと無事に自室で寝ていた海人は、いつも通り学校へ行くことに。夏休みを控えた海人は友人の谷川柑菜(たにがわ・かんな/CV:石原夏織)、石垣哲朗(いしがき・てつろう/CV:荻原秀樹)たちと映画を撮ろうと約束しますが、そこに転校生の先輩、貴月イチカ(たかつき・いちか/CV:戸松遥)も加わることに。イチカに目を奪われた海人は、ひょんなことからイチカを一晩家に泊めることになって――?

 脚本家・黒田洋介氏が「王道的ラブコメ」を目指して作ったという本作は、憧れの先輩と2人暮らししたり、夏休みにみんなで映画を撮ったりと、まさに王道的展開の連続。期待通りの展開が、逆に新鮮に思えるでしょう。海人を中心とした仲良しグループに終始焦点が当てられ、そのもどかしい恋愛模様やぎこちないやりとりに、青春の甘酸っぱさや恥ずかしさを感じさせられます。水着で沖縄の海に旅行したり、浴衣で肝試しをしたりと、夏の定番イベントもしっかりと網羅。一緒に夏気分を味わいながら、気楽に見られる作品です。この作品は、「dアニメストア」「バンダイチャンネル」「GYAO!」などで見ることができます。

●『グラスリップ』(2014年7月~放送)

『グラスリップ』画像はBlu-ray コンパクト・コレクション(ポニーキャニオン)

『グラスリップ』はアニメ制作会社のP.A.WORKSが手掛けたオリジナルアニメです。福井県坂井市三国町周辺の地域をモデルにした「日乃出浜」(ひのではま)を舞台に、高校生たちの青春を描いています。西村純二監督と安斎剛文副監督は、江の島を舞台とした『TARI TARI』を手がけたタッグでもあります。

 高校3年生の深水透子(ふかみ・とうこ/CV:深川芹亜)は、ガラス工房の娘。仲良し5人組で憩いの場所・カフェ「カゼミチ」に集まってはお茶をしています。ある日、学校でデッサンをしていた透子の前に、不思議な雰囲気の転校生・沖倉駆(おきくら・かける/CV:逢坂良太)が現れます。「俺はあの日、君と同じものを見た」「自分には未来の声が聴こえる」と語りかける彼に、透子も「私も未来が見たい」と思うようになり――?

 港町を舞台にしていることから、コーヒーを飲みながら海を眺めたり、海沿いの道を自転車で走ったりと、日常の中に常に「海」がある世界の中で物語が進んでいきます。その美しい風景や夏休みの日々と共にそれぞれの恋が進んでいき、次第に「仲良し5人組」は集まらなくなってしまいます。「想いを伝える、夏が来る。」のキャッチコピー通り、どんどん展開していく透子たちの恋愛は、グループ内恋愛でありながらドロドロせず、一方で意外な展開もあり目が離せません。海が好きな方や、さまざまな恋愛模様を見られる作品が好きな方におすすめのアニメです。この作品は、「dアニメストア」「ニコニコチャンネル」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。

* * *

 夏がテーマのアニメは色彩も鮮やかなものが多く、見ているだけでも夏休みのようなわくわく感が味わえます。 旅行や外出が難しくても、アイス片手にアニメを見ながら夏気分を盛り上げてみませんか?

※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

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