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また進化した? 新作ポケモン映画『ココ』予告から見える“変化”とは

マグミクス / 2020年8月17日 12時10分

また進化した? 新作ポケモン映画『ココ』予告から見える“変化”とは

■大人も楽しめる映画から、親と子で楽しみ方が違う映画に

 2020年7月公開予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で12月25日(金)に延期となった『劇場版ポケットモンスター ココ』(以下、ココ)。最新の予告映像を見た歴代「ポケモン」映画シリーズのファンからは「これまでの『ポケモン』映画とまた毛色が変わった?」との声があがっています。 

 テレビアニメ「ポケットモンスター」シリーズの映画「劇場版ポケットモンスター」は1998年に公開された『ミュウツーの逆襲』に始まり、ゲームに登場する”伝説”ないし”幻”の「ポケモン」をタイトルとテーマに用いることが通例でした。ところが、ここ数年はアプローチ方法が変わってきています。

 転換点とも呼べる作品は、2017年に公開された『キミにきめた!』です。タイトルからポケモンの名前が消えた同作は、物語も1997年に放映されたテレビアニメ第1話を意識したシーンから始まります。

 2019年にはフル3DCGでリメイクされた『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』が公開されました。「劇場版ポケットモンスター」の変化には、映画公開時の子供のみならず、かつて「ポケモン」コンテンツを楽しんだ大人も楽しめる工夫を凝らし、ターゲットの裾野を広げる目的があったと推測できます。

 今作『ココ』は、新しい幻のポケモン「(オコヤの森の)ザルード」をメインキャラクターとして登場させているものの、劇中内のテーマは”親子”です。 ファンが『ココ』の予告動画に対し感じた変化とは、アプローチ方法のみならず、テーマ自体にも“大人”や“親子関係”を感じさせる内容をダイレクトに持ってきた点かもしれません。

 劇中楽曲を担当するのは、自身も「ポケモン」と共に成長してきたシンガーソングライターの岡崎体育さん(31)。また岡崎体育さんが提供する主題歌『ふしぎなふしぎな生きもの』を歌い上げるのは「ウルフルズ」のボーカル・トータス松本さん(53)です。

 ふたりの年齢が親子ほど離れていること。また、主題歌のタイトルに1999年に発売された、ポケモンブームを象徴する曲『ポケモン言えるかな』のナレーションにも登場したお決まりのフレーズが採用されていること。この点から、『ココ』は「大人も楽しめる映画」というだけではなく、「親と子で楽しみ方が全くちがう映画」に仕上がっていると期待できます。親子で観に行ったとき、親と子がそれぞれどんな感想を持ったか聞いてみたい作品です。

(マグミクス編集部)

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