声優・宮野真守が活躍するアニメ3選! もはや本人がアニメキャラっぽい?
マグミクス / 2020年8月22日 17時10分
■変幻自在の宮野真守!もはや本人がアニメキャラっぽい?
2020年8月放送中の連続ドラマ『半沢直樹』にも出演が決定するなど、声優業以外にも幅広い活躍を見せる宮野真守さん。イケメンで182cmという高身長でありながらファンからは「顔芸が楽しみ!」と言われるそのエンターテイナー性は、「U.F.O.」を食べられずタイムリープするドラマ「U.F.O.たべタイムリープ」の主演や、YouTuberとしての顔からも見ることができます。そんな宮野さんが声優として活躍するアニメを、今回は3作品ご紹介します。SNSでも「一番の仕事人」「いい意味で演技が気持ち悪い」と評判です。
●『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%』一ノ瀬トキヤ役
『うたの☆プリンスさまっ♪ソロベストアルバム 一ノ瀬トキヤ「Target is you!」』(b-green)
『うたの☆プリンスさまっ♪』は、同名の女性向け恋愛ゲームを原作としたアニメで、原作とは内容が違うオリジナルストーリーとなっています。芸能専門学校「早乙女学園」を舞台に、アイドルを目指す男の子たちを中心に描く物語で、映画化・舞台化などさまざまなメディアミックスがなされています。そのなかで宮野さんはクールで努力家な男子生徒・一ノ瀬トキヤを演じています。
作曲家を目指す女の子、七海春歌(ななみ・はるか/CV:沢城みゆき)は、超人気アイドルのHAYATOの曲を作りたいという夢を追って「早乙女学園」に入学。卒業時の新人発掘オーディションに合格するため日々練習に励みますが、オーディションではアイドルコースの生徒とペアを組まなければなりません。明るく素直な一十木音也(いっとき・おとや/CV:寺島拓篤)、聖川財閥の息子で真面目な聖川真斗(ひじりかわ・まさと/CV:鈴村健一)、HAYATOの双子の弟であるというクールな一ノ瀬トキヤなど、アイドルを目指すイケメンたちと次々に出会う春歌ですが、ペア選びは難航して――?
時にファンタジーで時にコミカルな作風のなか、宮野さん演じるトキヤは終始クールでイケメン。最初は春歌に冷たいトキヤですが、心を開いていくにつれ徐々に優しくなる声色の変化に注目です。また、4期まで制作されている本シリーズ全てのオープニングテーマを宮野さんが歌っており、挿入歌やキャラソングと合わせてその歌唱力を存分に楽しめるアニメといえるでしょう。かっこいい宮野さんが見たい方におすすめの作品です。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。
●『DEATH NOTE』夜神月役
『DEATH NOTE』画像はオリジナル・サウンドトラック(VAP)
『DEATH NOTE』は、大場つぐみ先生・小畑健先生の同名マンガを原作としたアニメで、アメリカやカナダでも放送された人気作品です。原作マンガはなんと累計発行部数2100万部を突破。「名前を書かれた人間は死ぬ」という不思議な力を持つ「デスノート」をめぐるこの物語において、宮野さんはデスノートを拾った主人公・夜神月(やがみ・らいと)を演じています。
警察庁刑事局長の夜神総一郎(CV:内田直哉)を父に持つ夜神月は、超難関大学に現役合格間違いなしとうわさされる秀才高校生。ある日、学校で拾ったノートが死神・リューク(CV:中村獅童)の落とした「デスノート」だと知り、月は自分の「正義」を貫くため、その力を犯罪者の殺害に使っていきます。しかし徐々にその行いが「Killer=キラ」として有名になっていき、警察を動かせるほどの力を持つ名探偵L(CV:山口勝平)に追われることに。
表では優等生を演じている月は、裏でキラとして非情に人を殺していきます。こうした彼の2面性をしっかりと演じ分ける宮野さんの演技力は見事で、その年度に最も印象に残る活躍をした声優に贈られる「第2回声優アワード主演男優賞」を受賞しています。最初はただの優等生だった月が徐々に狂気をおびていき、最終回ではピンチを迎える場面で、鬼気迫る演技を披露。10年以上前の作品ですが、宮野さんの演技力と緻密な頭脳戦がうまくマッチしており、今でも面白く見られる名作です。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。
●『ゾンビランドサガ』巽幸太郎役
『ゾンビランドサガ リベンジ』 (C)ゾンビランドサガ リベンジ製作委員会
『ゾンビランドサガ』は、アニメ制作会社「MAPPA」・エイベックス・ピクチャーズ・Cygamesの共同企画によるオリジナルアニメです。佐賀県の協力を得て作られた本作は、ゾンビの少女7人がご当地アイドルとなり佐賀県を盛り上げようと活躍する物語です。宮野さんは、そのアイドルグループ「フランシュシュ」を導く謎のプロヂューサー・巽幸太郎(たつみ・こうたろう)を演じています。
アイドルに憧れ、東京のアイドルオーディションを受けようとしていた高校2年生の源さくら(CV:本渡楓)は、応募書類を抱えて家を出た瞬間、トラックにはねられてしまいます。10年後の2018年、ゾンビとして目覚めたさくらは同じくゾンビの少女たちが同じ洋館にいることに気づき、そこに現れた謎のプロデューサー・巽幸太郎からご当地アイドル企画「ゾンビランドサガプロジェクト」について聞かされます。アイドルグループ「フランシュシュ」として活動することになったさくらですが、彼女たちには数々の試練が待ち構えていて――?
イケメンでガタイのよい幸太郎のデザインは、どこか宮野さんに似ています。身もふたもない発言を連発しつつ、なんだかんだと勢いでその場を押し切る幸太郎。宮野さんはそんな幸太郎を演じつつ「全力で楽しんでいる」ように聞こえます。声を張ることも多いそのコミカルな演技に、放送当時「ただの宮野じゃん」「宮野仕事しろ」と視聴者からの愛あるコメントが殺到。パンチの効いた第1話の展開と共に話題になりました。なお、2期となる『ゾンビランドサガ リベンジ』の制作も決定しており、1期は「dアニメストア」「Netflix」「U-NEXT」などで見ることができます。
* * *
声優としても、俳優やYouTuberとしても、幅広く活躍している宮野さん。そのパーフェクトな魅力は「王子様のよう」と評判で、もはやご本人そのものがアニメキャラのようです。気になる方は、まずこの3作品を見てみることをおすすめします。
※配信状況は記事掲載時点のものです。
(新美友那)
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