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『あつ森』で日本列島、ドラッグストアを再現 「ツルハ島」の熱量が桁違いなワケ

マグミクス / 2020年8月28日 14時40分

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■『あつ森』で日本列島を再現する試みは、これまでのPRと訳が違う

「ツルハドラッグ」でおなじみのツルハホールディングスは、Nintendo Switch用ソフト『あつまれ どうぶつの森』(以下、あつ森)で作った「ツルハ島」の「夢番地」を公開。Twitterと連動させたキャンペーンもスタートしました。

 グループ全体で2000店舗以上の薬局を全国に出店させている理由から「ツルハ島」は日本列島をイメージして作られています。

 注目すべき点は『あつ森』の世界に”日本列島をイメージした島”を創り出す斬新な発想と、その”作り込み”です。

 日本列島をかたどっている「ツルハ島」に訪れたプレイヤーは、自分の住んでいる地域がどのような外観に仕上がっているのか確認しに行きたくなる衝動に駆られます。また、島探索中には「島クリエイター」や「マイデザイン」など、ありとあらゆるシステムを駆使して造られたその土地ごとの観光名所も点在するので見所が満載です。

「ツルハ島」ならではの面白さという点では、ちょっとした豆知識を得られることが魅力です。

 屋台に貼り付けられた「マイデザイン」のロゴからは、同じツルハグループであっても地方によって展開されているストアブランドの違いを確認することができます。また、住民「リズム」の家は薬局の店内を意識した内装になっています。

 一般客は通常入れない控え室や倉庫までも再現されているため、普段薬局で働いている人の日常までも想像できるデザインに仕上がっていることが特徴です。

 他にもマップをよく確認しないと辿り着けない場所も存在するなど、細部まで作り込まれた「ツルハ島」。今回の試みが意欲的であることはPRに「夢番地」システムを採用していることからも察することができます。

 コロナ禍にある2020年は『あつ森』を活用した企業PRが目立っていますが、それらはあくまで「マイデザイン」機能をはじめとしたシステムの一部を広告に活用するものが殆どでした。

「夢番地」システムでは、配置されたアイテムなどに干渉することはできないものの、実際にゲーム内で島を訪れることができます。島全体でPRをするには世界観を”仕上げてくる”必要があり、並々ならぬ創意工夫とプレイ時間が必要になるのです。

 とはいえ「夢番地」システムは7月30日に行われた「夏の無料アップデート第2弾(Ver.1.4.0)」で解禁されたばかりのシステム。今回の「ツルハ島」を皮切りに今後『あつ森』を使った企業PRは、より熱量の高いものになっていくことも予想されます。

(ふみくん)

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