1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. アニメ・コミック

『涼宮ハルヒの憂鬱』パロディアニメ3選 9年半ぶりの新刊、発売前におさらいしたい

マグミクス / 2020年9月8日 20時10分

『涼宮ハルヒの憂鬱』パロディアニメ3選 9年半ぶりの新刊、発売前におさらいしたい

■「消失」長門にちゅるやさん!久しぶりのハルヒたちに会いに行こう

 2020年9月1日(火)から事前予約が開始されたライトノベル『涼宮ハルヒの直観』。9年半ぶりの「涼宮ハルヒ」シリーズの新刊に、ネット上には驚きと喜びの声が多数寄せられました。発売までの約3か月、原作やアニメ本編のほかにぜひ見ていただきたい「ハルヒ」のパロディアニメを3作品ご紹介します。SNSでも「消失の長門がかわいすぎる」「いつ見ても和む」と評判です。

●『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』(2009年2月~放送)

『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』は、「涼宮ハルヒ」シリーズの公式4コマギャグマンガ(著:ぷよ/KADOKAWA)が原作のアニメで、YouTubeの角川アニメチャンネルにて配信されました(現在は配信終了)。本編のキャラクターが皆デフォルメされて登場し、本編以上に楽しく暴れまわります。第4話までは3DCGをベースの作画でしたが、第5話からは手書きの作画に変更。制作は京都アニメーションが担当しています。

 暴走団長の涼宮ハルヒ(すずみや・はるひ/CV:平野綾)にゲーム好きでちょっとオタクになった長門有希(ながと・ゆき/CV:茅原実里)、キュートで萌えっこキャラに磨きがかかる朝比奈みくる(あさひな・みくる/CV:後藤邑子)、そしてクールさがさらに際立つ古泉一樹(こいずみ・いつき/CV:小野大輔)に、ツッコミ担当のキョン(CV:杉田智和)。SOS団と彼らを取り巻くさまざまな人を巻き込んだ、ショートストーリーで送る新しいハルヒワールドとは――?

 小さく、よりパワフルになったSOS団の面々が、高校生活をよりはちゃめちゃに過ごす作品です。暇を持て余したハルヒが暴れすぎて階段から落ちたり、ちょっとオタクになった長門が部室で堂々とギャルゲをたしなんでいたりと、キョンのツッコミが追いつかないほどさまざまな事件が起こります。デフォルメされたキャラがかわいらしく、ところどころで本編の作画が差し込まれているのも特徴。「機関」の面々も登場しますが、なぜか資金の工面のためアルバイトやヒーローショーを開催しています。オリジナルキャラのキミドリさん(CV:白石稔)の行く末も必見です。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」などで見ることができます。

●『にょろーんちゅるやさん』(2009年2月~放送)

著:えれっと『にょろーんちゅるやさん』(KADOKAWA)

『にょろーんちゅるやさん』は、「涼宮ハルヒ」シリーズの公式4コマギャグマンガ(著:えれっと/KADOKAWA)が原作のアニメで、YouTubeの角川アニメチャンネルにて『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』と同時期に配信されました(現在は配信終了)。本編の登場人物・鶴屋さんをモデルにしたちゅるやさん(CV:松岡由貴)が主人公で、SOS団の面々とのまったりとした毎日を描く作品です。

 ちゅるやさんは、スモークチーズが大好きな小さい女子高生。スモークチーズを追ったり、SOS団について「すごく(S)おいしい(O)スモークチーズを食べる(S)団とかどうかなあ」と提案して却下されたりと、まったりシュールな毎日を送っています。「にょろーん」が口癖なちゅるやさんの、ちょっと切なくかわいい日常アニメです。

 本作は1話2分程度のショートアニメです。大体の話がちゅるやさんにとって残念な展開になり、「にょろーん」とつぶやく、というオチになっています。お願いを断られたり、スモークチーズが見つからなかったりと、ちょっとかわいそうなことになりがちなちゅるやさん。それでもめげずに次の話では「スモークチーズはあるかい?」と聞いてみるなど、めげない彼女がかわいい作品です。SOS団の面々の顔がほとんど棒で描かれるなど、やる気のない作画もかわいらしいポイントのひとつ。テンポよくゆるめのお話が続く本作は全話見ても30分未満なので、復習のきっかけとしてぜひ。この作品は、「dアニメストア」「バンダイチャンネル」「GYAO!」などで見ることができます。

●『長門有希ちゃんの消失』(2015年8月~放送)

著:ぷよ『長門有希ちゃんの消失』第1巻(KADOKAWA)

『長門有希ちゃんの消失』は同名マンガ(著:ぷよ/KADOKAWA)を原作としたアニメで、原作は「涼宮ハルヒ」シリーズの公式パロディかつ、『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』の長門を主人公としたスピンオフマンガです。キョンの視点で物語が進む「涼宮ハルヒ」シリーズ本編に対し、本作は長門視点で話が進みます。本編ではあまり喋らない長門が本作では一喜一憂し、その心の声も存分に聞かせてくれます。

 県立北高校の文芸部に所属する長門は、廃部の危機を救ってくれた同級生・キョンに片思い中。文芸部の存続を祝うためにクリスマスパーティーを企画しますが、実はキョンへの告白もその目的のひとつです。親友の朝倉さんや書道部の先輩である朝比奈さん・鶴屋さんの協力もあり、パーティーは無事部室で開かれることに。途中でふたりきりになり、絶好の告白チャンスになりますが、長門の告白は果たして――?

 本作の長門は、内気ではありますが本編よりもかなり感情豊かです。クリスマスパーティーに「ターキーを用意したい」「ケーキは4段は欲しい」とこだわったり、キョンの手の甲に偶然指が触れただけで真っ赤になったり……とてもかわいらしく、見ていてほのぼのとした気持ちになります。その後もバレンタインや合宿旅行など楽しいイベントが続きますが、物語は中盤で急展開を迎えることに。本編よりも学園ものに近く、「長門たちが普通の高校生だったらこんな感じだったんだろうな」と、また別の視点から「涼宮ハルヒ」シリーズを見られる作品です。恋する長門の可愛らしさと、本編の進展と共に変化していくEDにもぜひ注目してみてください。この作品は、「dアニメストア」で見ることができます。

* * *

 待ちに待った新刊の発売ですが、発売は少し先。原作を早く復習しすぎて、また間が空いてしまう……ということにならないためには、パロディ作品から楽しんでおくのもひとつの方法です。発売日を期待値MAXで迎えるために、ぜひパロディアニメも復習しておきましょう。

※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください