【漫画】学校で絵を描く、オタクのメガネ女子 「うるさい！」ギャルが見たものとは？

■「あの時あんなこと言わなければ…」後悔する女の子

　ギャル女子高生の主人公は、隣の席のメガネ女子・山崎が授業中ずっとガリガリと音を立てて絵を描いているのに迷惑していました。「シメてやろう」と休み時間に山崎のノートを取り上げ、描かれているマンガを見て驚きます。「これ、あたしじゃん……」

　あきやまさん（@akiyamabc）による創作マンガ『オタクのことが気になるギャル』がTwitterで公開されました。思春期の女の子たちが、さまざまな思いを抱えながらぶつかり合うさまを描いた作品に、読者から「一度傷つけられたら修復は難しい」「後悔してしまうこと、あるよね」「続きが気になる」などの声があがりました。

　作者のあきやまさんに、お話を聞きました。

ーーあきやまさんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。

　小学校の頃に、長編マンガや4コママンガを描いていろんな人に見せびらかしてました。ちゃんと描くようになったのは同人誌を作るようになってからです。

ーー『オタクのことが気になるギャル』のお話はどのようにして生まれましたか？

　人を傷つけたことの罪悪感や後悔を描きたいと思ったのが始まりです。そこにオタクとギャルというキャッチ―な要素を加えて今の形になりました。

ふたりはお互いに傷つけ合ってしまう（あきやまさん提供）

ーーオタクとギャルの女の子ふたりがお互い気になりながらも衝突する様子が繊細に描かれています。ふたりのキャラクター作りで工夫なさった点を教えて下さい。

　ふたりとも思春期っぽい面倒臭さを出そうと思いました。人の話を聞かない感じや、思い込みが激しいようなところです。あと、自分の嫌いな人たちを思い出してミックスして作ってます。

ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

　オタクの子の気持ちが分かる！　と言ってくださった方がいた反面、オタクの子ウザい！　みたいな感想もいただいたのが面白かったです。キャラクターをいろんな視点から見ていただけるのはうれしいです。

ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか？

　サクッと作れてサクッと楽しんでいただけるものを描いていきたいです。思いつき次第ですが……！

（マグミクス編集部）