『ポケモン ダイヤモンド・パール』の魅力とは 「早くリメイクを!」の声が絶えない
マグミクス / 2020年9月28日 15時10分
![『ポケモン ダイヤモンド・パール』の魅力とは 「早くリメイクを!」の声が絶えない](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/magmix/magmix_36471_0-small.jpg)
■発売から14年経ってもリメイクを望む声
「早く『ダイパ』をリメイクして欲しい!」
筆者はネット上の掲示板やSNSでこの言葉を何度目にしたか分かりません。任天堂が新情報を発表する「ニンテンドーダイレクト」の公開前後だと、目に入る機会がなおさら多い印象です。
2006年9月28日にリリースされたニンテンドーDS(以下、DS)用ソフト『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』(以下、ダイヤモンド・パール)は、過去のシリーズタイトルにおいて高い人気を誇っています。
事実、Webメディア上で行われた人気タイトルアンケートでも高順位をマーク。「『ポケットモンスター』シリーズ あなたが一番好きなのは?」(ねとらぼ/2020年)にて1位、「【ポケモン】一番面白かった作品ランキング」(goo/2018年)でも1位を記録し、特にリアルタイム世代(20代前半あたり)から根強い支持を得ていることが伺えます。
ではなぜ本作は発売から10年以上経ってなお好評を博しているのか? ここからは実装された新システムを皮切りに、その魅力の所以や画期的なポイントを振り返ります。
『ダイヤモンド・パール』は「ポケットモンスター」(以下、ポケモン)シリーズの第4作目。2002年に売り出された前作『ルビー・サファイア』や、初代のリメイク版『ファイアレッド・リーフグリーン』がゲームボーイアドバンス向けだったのに対し、本作はDS向けに作られた初のシリーズタイトルです。
冒険の舞台となるのは107種類の新たなポケモンが生息するシンオウ地方。プレイヤーはワカバタウンに住む主人公を操作し、ナナカマド博士からパートナーポケモン(ナエトル/ヒコザル/ポッチャマから1体)を相棒に迎え入れ、ポケモン図鑑を埋める旅へと出発します。
新種ポケモンや立体感の増したグラフィックも大きな変更点ですが、より画期的だったのは、DS用にリファインされたユーザーインターフェース。DSの2画面効果的に使った「ポケモンウッチ」の登場によって、わざわざ画面をせわしなく切り替えなくとも、下画面をタッチしてさまざまな機能を呼び出すことができました。
■世界中のトレーナーとポケモン交換が楽しめるように
同様に外せないポイントは通信機能の拡充。Wi-Fiコネクションを介して「グローバルトレードステーション」(以下、GTS)に接続すれば、世界中の誰かと気軽にポケモン交換が行えるようになったのです。ゲーム機を持ち寄って通信ケーブルをつながずとも、自宅やWi-Fiスポットから気兼ねなくポケモントレードが楽しめることもあり、筆者の周囲でも確かに盛り上がっていました。
またGTSを用いたポケモン交換と同様、インターネット通信を経たオンライン対戦にも対応済み。こちらはフレンドコードを登録する必要こそありましたが、「友人の家でポケモンバトルを挑み、帰宅してからフレンド対戦でリベンジを申し込む」……といった具合に、お互いの了承さえあれば距離や時間を気にせずバトルに打ち込めたのです。
そのほか、ゲームボーイアドバンス向けに発売された過去タイトルからポケモンを連れてくる「パルパーク」に、「たんけんセット」を使って突入できる巨大な遊び場としての「ちかつうろ」といったお楽しみ要素も実装。前作までのゲームシステムを順当に継承しながらも、新ハード移行期にふさわしい試みをいくつも取り入れています。
一方でキャラクター面に目を向けると、シリーズ初の女性リーグチャンピオンとして君臨した「シロナ」をはじめ、感情のない世界を作り出そうと野望を秘める「アカギ」、シンオウ地方の各拠点で待ち受けるジムリーダーの面々など、過去タイトルに負けず劣らずの個性豊かな人物が参戦。特にアカギとシロナのふたりは後年のシリーズ作品にも何度かゲスト出演を果たしており、初登場から14年経った今も強烈な存在感を放っています。
上述の通り、『ダイヤモンド・パール』は「ポケモン」シリーズにおいてハード移行を担った記念すべき一作ですが、リメイクに関する公式情報は残念ながらアナウンスされていません(2020年9月時点)。
とはいえ、『赤・緑』、『金・銀』、『ルビー・サファイア』がハードを越えて生まれ変わったところを見ると、リメイクは必ずしもないとは言い切れないのではないでしょうか。いずれにせよ、筆者もリアルタイムで『ダイヤモンド・パール』に興じたひとりのポケモントレーナーとして、今後の動向に期待を寄せる所存です。
(龍田優貴)
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