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ポケモンMV『GOTCHA!』、1日で300万再生突破! 大反響のワケを読み解く

マグミクス / 2020年9月30日 21時27分

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■ポケモンMVに「見ていたのはこういうアニメだった」

 2020年9月29日(火)22時、「ポケモン公式YouTubeチャンネル」にて公開された「ポケモン」スペシャルミュージックビデオ『GOTCHA!』は、公開から1日と経たずして再生回数300万回を突破。世界中のポケモンファンの心をつかみました。

 これまで数々のアニメ音楽を手掛けてきたBUMP OF CHICKENの新曲「アカシア」が流れる『GOTCHA!』は、記事内で特筆すべきポイントが選びきれないほどに「ポケモン」愛が詰め込まれた珠玉の3分です。

 各世代の主人公や「ジムリーダー」に「チャンピオン」、冒険を助けてくれる仲間やライバルたち……ゲーム内の名場面が怒涛のごとく押し寄せてくるミュージックビデオには見所”しか”ありません。

「オープニングは『初代 赤・緑』にオマージュされていた映画『スタンドバイミー』のシーン」、「『シロガネやま』の戦闘で『デンリュウ』の入っていたボールは?」、「顔は描かれていなかったけどあの後ろ姿は『ミツル』?」、「一瞬だけ映る背番号『227』は初代『赤・緑』の発売日?」、「登場するオリジナルの女性キャラクターの髪型は初代『赤・緑』のCMのオマージュ?」……。

 注目するポイントこそ世代によって変化が見られるものの、細部への発見や考察は公開から日付が変わった深夜に及んでもSNSに投稿され続けていました。

『GOTCHA!』には、「ポケモン」コンテンツに関わったことがあれば、年代を問わずして視聴者の”童心”に直接突き刺さる工夫を随所に見つけることができます。何度も停止ボタンを押し、画面を細部まで確認せずにいられなかった理由は、子供時代「アニメ」作品に感じていた”ワクワク感”がミュージックビデオ内に通底していたからではないでしょうか。

 まず、「ピカチュウ」と「イーブイ」が、少女コミックによく見られるマスコットキャラクターを彷彿とさせる描き方をされていたことが特徴的です。 特に”ニコニコ顔”のイーブイは『きんぎょ注意報!』や『ミルモでポン』など、視聴した人によって連想される作品も多岐にわたっているようです。

 また、歴代の「チャンピオン」たちが代わるがわる登場するシーンなどに”セル画”調が用いられた工夫も印象的です。 

 どこか懐かしい描かれ方は、「あの頃見ていたアニメへの感動」を揺さぶる演出でもあります。細部のギミックを探すために何度も再生ボタンを押す行為自体、子供の頃アニメのビデオテープが擦り切れるまで見ていた感覚を呼び起こさせてくれるものでした。

『GOTCHA!』の発表にあたり、公式からは「これまでも、これからも、ポケモンとともに冒険を続けるキミに贈る、特別な1本」とのメッセージが寄せられています。

 今回のミュージックビデオは「ポケモン」と一緒に育ってきた過去や、アニメに触れてきた体験そのものが刺激される作りにも評価が集まっていると言えるでしょう。

(C)2020 Pokemon.
(C)1995 – 2020 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. TM, , and character names are trademarks of Nintendo.

(ふみくん)

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