【漫画】『語彙力が足りない結婚式』！？ たった2コマで笑える毎日公開のギャグ

■少ないコマの裏にある綿密な笑いの構造

　思わず吹き出してしまうギャグマンガを、毎日公開しているジョンソンともゆきさん。そのネタの豊富さと、投稿を継続する行動力には驚かされます。

　さまざまな作品が公開されていますが、そのなかのひとつとして『語彙力が足りない結婚式』は、シュールな雰囲気の2コマで大きな反響を呼びました。読者からも「ネタの発想がヤバい」「ツボすぎる」など好評で、なかには「尊い」「すこ」など、架空の3コマ目を考えて楽しむ人たちもいたようです。

　作者のジョンソンともゆきさんに、お話を聞きました。

ーージョンソンともゆきさんは、動画の配信なども含めて多彩なスタイルで活動していますが、マンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。

「これだ！」という理由は特にないですね。自分が興味あることでまだやったことないことを考えたときに、マンガが候補としてあったんだと思います。最初に描き始めたのは大学生の頃で少し時間に余裕があって、せっかくなら新しいことに挑戦したいという気持ちでタイミングがちょうど良かったです。

ーー1コマや2コマといった少ないコマ数ならではの表現のポイントはありますか？

　タイトルを大切にしています。特に1コママンガは大喜利に近いと思っています。「タイトル」＋「1コマ」という構成なんですが、「タイトル」が「お題」で「1コマ」が「回答」となっています。なので「タイトル」の時点で、全体のシチュエーションやどういう人物が出るのか分かる状態にしています。また、このパターンとは別に「1コマ」の中だけでシチュエーションなどが十分に分かる状況であれば「タイトル」をその「1コマ」に対するツッコミや、その状況に対するひと言などにして、見え方に変化を出しています。

ーー2コママンガの『語彙力が足りない結婚式』も、シュールで面白い作品ですね。読者からの反応で、特に印象に残った声があれば教えて下さい。

「もうすぐ結婚式なんですが、式場に印刷して飾っても良いですか？」というDMが届きました！　そこまで気に入ってもらえたのはありがたいですし、そういうハッピーなイベントに関われるのはうれしいですね！

『難しい質問をかわす意識高い母親』（ジョンソンともゆきさん提供）

ーー作品の投稿を、毎日休まず続けているのがすごいです。苦労はありませんか？　また、毎日投稿していて良かったと感じることはありますか？

　苦労はないですね…。ネタを作るのが本当に楽しくて、1日中考えても苦にならないので…。ストックもかなり増えてきていて、今だと100個近くの未発表の1コマ～4コママンガがあるので、毎日投稿に困ることはなさそうです。「毎日18:30の投稿楽しみにしてます！」って応援や感想のメールが届くと、自分がやっていることで喜んでくれる人がこんなにいてくれるんだなぁとうれしくなりますね。

ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか？

　Twitterでの毎日投稿は「日課」になっているので、これを継続しつつ、いろいろなメディアや媒体で自分のマンガを描かせていただいたり、マンガ以外でもジョンソンともゆきとして大きく活動できたらいいなと思っています。お仕事募集中です。

（マグミクス編集部）