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【漫画】「ハマりやすい」人なら、きっと共感できる“あるある”ネタ

マグミクス / 2020年10月11日 16時10分

【漫画】「ハマりやすい」人なら、きっと共感できる“あるある”ネタ

■1度ハマったら抜けられない、オタクの底なし沼へようこそ

 自分が好きなものを他人に熱心にオススメし、雑貨を買うときには“推し”のキャラクターのイメージカラーを意識して、動画サイトではレコメンドから深みにハマりがち……。漫画家の藍川蓮さんがTwitterで発表している『オタク(の自分)こうなりがち』は、熱中しやすい人(いわゆるオタク)の特徴を的確にとらえたマンガです。

 絵柄や演出が独特で、ときにはまるでホラー風の構成も。ただし、読者たちは笑って「ちょっと怖い」と言いながらも共感しているようで、「よく分かる」「まるで自分のよう」などの声が多く寄せられています。

 作者の藍川蓮さんに、お話を聞きました。

ーー藍川蓮さんの漫画家としてのデビューのきっかけを教えて下さい。

 とある出版社様の月例賞に作品を送ったことがきっかけです。締め切り前日か、当日くらいに原稿を仕上げて急いで郵便局に持って行き「後は野となれ山となれ~」とぼけーっとしていたら、その数日後に、今の自分を担当して下さっている人から電話がかかってきました。「まだ、賞の結果は出ていないのですが、出してもらった原稿が良かったので一緒に作品を作っていきませんか?」と。そこから担当についていただき、作品を一緒に作っていくなかで月例賞の発表があって、佳作を受賞しました。それで、デビューさせていただいたというかたちです。

ーー作品で描かれているように、藍川蓮さんも何かのジャンルの“沼”にハマっているのでしょうか?

 そうですね。私自身は今、バーチャルYouTuberとしてゲーム配信をしたり歌を歌ったりと、いろいろな活動をYouTubeでしている方たちの沼にハマっています。元から原稿の作業をしながらゲーム実況を見ていたりもしたので、そのこともあってか、YouTubeのおすすめにVTuberさんたちの動画を頻繁に見かけるようになって、気になって見てみたら見事にハマってしまいました。

『オタク(の自分)こうなりがち(2)』(藍川蓮さん提供)

ーー『オタク(の自分)こうなりがち』の全体的なトーンや絵柄について、この作品ならではの特別に心掛けていることは何かありますか?

 ほかのマンガと違って、いわゆる“白ハゲ”(服を着ていない・髪が生えていない)と言われるキャラを描いてあるので、表情が一番目立つと思うんですよ。だから、結構オーバーに表現しています。また、本当に下手をすると描き込みがなくて良くも悪くもあっさり過ぎる画面ができてしまうので、なるべくそこだけは、ほかのマンガと変わらずちゃんと描き込むようにしています。そうすると、余計に“白ハゲ”が浮いて面白いですからね。

ーー作品に対する反応で、特に印象に残っている読者の声があれば教えて下さい。

 やはり、こういうマンガなので「何が沼だよ、キモ」とか「テンション高くてウザイ」っていうのはエゴサーチでたまに見かけるのですが、それはさておき、やっぱり「分かるー!」と共感してもらえるのはうれしいですね。私はこのマンガを描くときに、パロディや「詳しい人は分かるかも?」というネタを仕込んでいたりするので、それを分かってもらえたり、そのネタに便乗してリプライでいろいろな人が遊んでくれるのも、見ていてうれしいです。

ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?

 そうですね。今後は今のオタクマンガを描きつつ、自分は創作もしている人間なのでそういった作品もチマチマ更新しつつ、いろいろな面白いことを実験的にしていきたいと思っています。

(マグミクス編集部)

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