【漫画】全ての漫画家を救う！？ 夢をあきらめかけた女性へ、師匠の”言葉”とは

■頑張る力を何度でも与えてくれる、師匠の言葉

　絵描き歴3年の主人公の女性は、絵描き歴10年の漫画家の師匠に「絵描きをやめる」と伝えました。才能がない、師匠のようになれる要素はどこにもない、と思っている女性に、師匠がかけた言葉は……。

　千秋さん（@haigore）による創作マンガ『何度だって。』がTwitterで公開されました。夢をあきらめかけた女性が、師匠の言葉でもう一度立ち上がろうとする物語に、読者から「師匠かっこいい」「全ての漫画家を救う」「努力が報われますように」などの声があがりました。

　作者の千秋さんに、お話を聞きました。

ーー千秋さんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。

　友人たちも同じようにTwitterへマンガを投稿しているのですが、それを見て、こんな風に自分の思い描いている物語を形にしてみたいと思ったからです。

ーー『何度だって。』のお話は千秋さんの実体験ではないとのことですが、このお話はどのようにして生まれましたか？

　元々群像劇が好きでした。『SHIROBAKO』や『3月のライオン』みたいな……それを見返した時に「人が頑張ってる物語」を描きたいと思って生まれた作品です。

ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

「救われた気がした」というコメントだと思います。見てくれた人がまた頑張ろうと思える作品にしたかったので、少しでも心に届いたのなら良かったです。

『夏休みに泊まりに来た女の子』（千秋さん提供）

ーーTwitterでは創作マンガを精力的に投稿なさっていますが、これまでに投稿されたマンガで、反響が大きかったもの、ご自身が気に入っているものなどがあればご紹介いただけますか？

『夏休みに泊まりに来た女の子』が一番反響が大きかったですし、個人的にも結構気に入っています。元々コミケで20ページの内容でやろうかなと考えていたものでしたが、せっかく4ページマンガを描き始めたのでやってみたら思わぬ反響があった……みたいな感じでした。生意気だったり、心を閉ざしていたり、そんな子が素直になる瞬間を踏まえた物語を描きたいと思って生まれた作品です。

ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか？

　ラブコメみたいな感じのものを中心に、今回のような作品もどんどん投稿できたらと考えています。

（マグミクス編集部）