『ゼルダ無双 厄災の黙示録』発売、過去作とのつながりは? 8つのQ&A
マグミクス / 2020年11月20日 15時40分
![『ゼルダ無双 厄災の黙示録』発売、過去作とのつながりは? 8つのQ&A](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/magmix/magmix_40078_0-small.jpg)
■「無双」×「ゼルダ」 気になるポイントはたくさん
コーエーテクモゲームスより2020年11月20日(金)に発売されたNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 厄災の黙示録』(以下、厄災の黙示録)。 『厄災の黙示録』は純粋な「ゼルダの伝説」シリーズのナンバリングタイトルではないものの、シリーズのファンから強い期待が寄せられています。『厄災の黙示録』とはどんなゲームでしょうか。また、注目を集めるポイントはどこにあるのでしょう。
Q:『厄災の黙示録』はどんなゲーム?
任天堂の「ゼルダの伝説」シリーズとコーエーテクモゲームス(旧コーエー)の人気アクションゲーム「無双シリーズ」のコラボレーションタイトルです。2014年にもWii U用ソフト『ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ』が発売されており、この2大ゲームシリーズのコラボは今回で2作目となります。
Q:「無双シリーズ」とは?
2000年に発売されたPlayStation 2用ソフト『真・三國無双』のゲームシステムを引き継ぐ3Dアクションゲームタイトルの総称です。原則として、タイトルに『〇〇無双』とつくことから「無双シリーズ」と呼ばれています。
数百人規模の戦乱のなか、プレイヤーは自軍の勝利を目指して敵を”なぎ倒す”、唯一無二の爽快感が醍醐味。バンダイナムコゲームスと協力した「ガンダム無双」シリーズ、「ワンピース 海賊無双」シリーズなど、制作会社の垣根を越えたタイアップ作品も人気を集めています。
一部、麻雀ゲーム『雀・三國無双』など別ジャンルのゲームや、PlayStation 3、PlayStation 4用に発売された『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』など、ゲームシステムを踏襲しているものの”無双”と名のつかない作品も存在します。
Q:『厄災の黙示録』の舞台は?
2017年にNintendo SwitchとWii U用として発売された『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』(以下、BotW)の100年前、「ハイラル」の地で起きた「大厄災」と呼ばれる”大戦争”が舞台です。この戦争は『BotW』のストーリーの核でもありましたが、ゲーム上でその詳細が語られることはなかったため、今作『厄災の黙示録』で明かされる過去のストーリーも大きな見どころです。
Q:『厄災の黙示録』の主人公は誰?
「ゼルダの伝説」シリーズを語る時の”あるある”でもありますが……本作の主人公は「ゼルダ」ではなく「リンク」。ただ、『厄災の黙示録』は「ゼルダ」も操作可能。自らも戦線に立つ一国の姫にも注目が集まります。
Q:『厄災の黙示録』で、リンクやゼルダは何と戦っているの?
「リンク」の宿敵「ガノン」です。『BotW』では”厄災”として恐れられていましたが、NINTENDO64ソフト『ゼルダの伝説 時のオカリナ』では人間姿の「ガノンドロフ」として登場するなど……姿形を変え、時代を飛び越えてまで、世界侵略を企てる「ゼルダの伝説」シリーズにおける黒幕です。
Q:使用できるキャラクターは?
「リンク」に「ゼルダ」、また、『BotW』では主人公「リンク」の”手助け”をするにとどまった、さまざまな種族を代表する「英傑(えいけつ)」たちを扱うことができます。ほか、『BotW』では100年前の戦況を語り継ぐキャラクターとして登場した「インパ」も若い姿で参戦。敵を討伐するために作られた古代兵器「神獣」たちも今作では操作することができます。
Q:アクションの注目ポイントは?
基本的な操作は「無双シリーズ」と変わりません。その上で今作は、『BotW』から踏襲される技や、アイテムとの組み合わせから織りなせる多彩なアクションが特徴です。 「盾ガードジャスト」や「回避ジャスト」など、シビアなタイミングが要求されるアクションや、「リモコンバクダン」などのアイテムとモーションを連携させることもできるため、プレイして覚えるアクションも少なくないでしょう。
Q:『BotW』など、過去の「ゼルダの伝説」シリーズをプレイしていなくても楽しめる?
先述の通り、『厄災の黙示録』は『BotW』の100年前の世界の戦乱を描いているため、今作の結末がどうなるかもファンの注目ポイントです。とは言え、発売された順番こそ前後しますが”時系列”でみれば今作が時代としては先にあたるため、必ずしも『BotW』をプレイしている必要はありません。また、 純粋な「無双シリーズ」のファンであっても十分に楽しめる作りになっています。
(ふみくん)
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