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『鬼滅』煉獄さんの弟、『呪術廻戦』虎杖悠仁役 声優・榎木淳弥が活躍するアニメ3選

マグミクス / 2020年11月28日 16時40分

『鬼滅』煉獄さんの弟、『呪術廻戦』虎杖悠仁役 声優・榎木淳弥が活躍するアニメ3選

■旬な声優といえば榎木淳弥 過去の出演も人気作ぞろい!

 話題沸騰中の『鬼滅の刃』では煉獄杏寿郎の弟である煉獄千寿郎役を、同じく「ジャンプアニメ」の『呪術廻戦』では主人公・虎杖悠仁役を演じている声優・榎木淳弥(えのき・じゅんや)さん。2020年だけでも10作品を超えるアニメに出演し、各所からひっぱりだこの声優です。そんな榎木さんが活躍するアニメを3作品ご紹介します。甘いマスクに明るい性格、爽やかな声でファンを魅了し、SNSでも「この役でめっちゃ好きになった」「声が榎木さんってだけでもう見たい」と評判です。

●『機動戦士ガンダムNT』ヨナ・バシュタ役

『機動戦士ガンダムNT』は、矢立肇氏・富野由悠季氏が原作を、アニメ制作会社サンライズが企画・制作を手がけた「ガンダム」シリーズのアニメ映画で、監督は本作が初監督作品となる吉沢俊一氏が務めました。行方不明となっていたユニコーンガンダム3号機・フェネクスを捕獲する「不死鳥狩り作戦」を中心に、物語は動き出します。榎木さんは主人公でありナラティブガンダムのパイロット、ヨナ・バシュタを演じています。

 宇宙世紀0079年、ジオン公国軍は地球連邦軍の要塞を撃墜するため、スペースコロニーを地球に落とす「コロニー落とし」を実行。当時オーストラリアに住んでいたヨナとミシェル・ルオ(CV:村中知)、リタ・ベルナル(CV:松浦愛弓)の3人は、コロニー落としを予言して多くの命を救い「奇跡の子供たち」と呼ばれました。しかし地球連邦軍はその能力に目をつけ、3人は強化人間の実験施設に入れられてしまいます。過酷な実験で死んでいく子供たちを前に脱出を試みた3人でしたが、結果としてリタだけが実験体として施設に残されることに。ヨナとミシェルは罪の意識を胸に、以前リタがパイロットをしていた「フェネクス」を捕獲する「不死鳥狩り作戦」に参加します。

 少し陰のあるヨナは、明るい役が多い榎木さんにとっては珍しい役柄です。しかし、榎木さんは「僕なりに自分のなかの陰の部分を引き出して演じた」と言います。実際その演技は、リタへの罪悪感で悩み苦しむヨナの様子を見事に表現しており、吉沢監督からも「ひたすら上手でした」とのコメントがあったほどでした。「ガンダムに乗れた」といううれしさもありつつ、プレッシャーも大きかったという榎木さん渾身の「陰」の演技に注目です。この作品は、「dアニメストア」「Amazonプライム・ビデオ」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。

●『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』パンナコッタ・フーゴ役

『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』 (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会

『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』は、マンガ『ジョジョの奇妙な冒険』Parte5(Part5)黄金の風(著・荒木飛呂彦)を原作としたアニメで、既に第4期まで放送されている人気作品です。南イタリアの都市・ネアポリスを舞台にギャング集団「パッショーネ」の下部チームが繰り広げる物語で、榎木さんはそのチームのうちのひとり、パンナコッタ・フーゴを演じています。

 観光地でありながら、ギャングが支配する街でもあるネアポリス。そこに暮らすジョルノ・ジョバァーナ(CV:小野賢章)は、守護霊のようなパワーを持った像(ヴィジョン)、「スタンド能力」が使える青年です。ある日、ジョルノは街のギャングであるブローノ・ブチャラティ(CV:中村悠一)に目をつけられ、お互いのスタンドで戦うことに。戦いの結果、ジョルノの持つ「ギャングになる」という覚悟を受け止めたブチャラティは、ジョルノにギャング集団「パッショーネ」の入団試験を受けさせますが――?

 IQ152という高い知能を持ちながら、ギャングとしてブチャラティの部下となっているフーゴ。 普段は紳士的でありながら、短気でキレると手に負えないというギャップの激しいキャラを、榎木さんは時に爽やかに、時に迫力満点に演じています。「キレる」場面など、フーゴはアニメオリジナルのシーンも多く盛り込まれており、榎木さんも「うれしかった」とコメント。なお、現在放送中の『呪術廻戦』第6話では、榎木さん演じる虎杖悠仁がジョジョ風の顔を見せる場面があり「声優つながりのネタなのでは」と言われているので気になる方はこちらもぜひ。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。

●『八男って、それはないでしょう!』ヴェンデリン役

『八男って、それはないでしょう!』 (C)Y.A/MFブックス/「八男って、それはないでしょう! 」製作委員会

『八男って、それはないでしょう!』は、同名小説(原作:Y.A・作画:藤ちょこ/KADOKAWA)を原作としたアニメで、2020年5月時点で原作のシリーズ累計発行部数が270万部を突破している人気作品です。本作は、普通のサラリーマンが貧乏貴族の八男として異世界転生し、のし上がりつつ貴族社会の荒波にもまれる物語です。榎木さんは、主人公のヴェンデリン(一宮信吾)役を演じています。

 商社勤めのサラリーマン・一宮信吾は、料理が得意な至って普通のサラリーマン。晩御飯を食べようとしてうたたねをしてしまい、気が付くと知らないパーティー会場に。そこは異世界で、信吾は「ヴェンデリン」という名の貴族の息子になっていたのでした。いきなりの事に戸惑うものの、「食うには困らないだろう」と安心していたヴェンデリンですが、実は彼は、貧乏貴族の長男でも次男でもなく、八男で――?

 異世界でも貧乏でも、たくましく生きていくヴェンデリン。逆境にも前向きに立ち向かうヴェンデリンを、榎木さんは爽やかな声で演じています。久々の学校に戸惑ってコミュ障っぷりを発揮したり、貴族のしがらみにとらわれて「早く帰りたーい!!」と叫んだり……。どこか身近で自然体なヴェンデリンの雰囲気は、親しみやすい榎木さんのキャラクターとも重なります。また、異世界でできた婚約者・エリーゼ(CV:西明日香)との初々しい言葉のやりとりにも注目です。この作品は、「dアニメストア」「Netflix」「U-NEXT」などで見ることができます。

* * *

 2021年のアニメにも、既に多数出演が決まっている榎木さん。現在放送中のアニメでも『トニカクカワイイ』主人公の由崎星空(ゆざき・なさ)や、『半妖の夜叉姫』でかごめの弟・日暮草太を演じるなど、人気の高さが伺えます。気になった方は、ご紹介した過去3作品から見てみてはいかがでしょうか。

※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

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