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『ドラクエ11S』サブキャラ声優の顔ぶれに驚愕 出番が少なくても主役レベル

マグミクス / 2020年12月5日 16時40分

『ドラクエ11S』サブキャラ声優の顔ぶれに驚愕 出番が少なくても主役レベル

■『DQXI S』不意に登場する、豪華すぎる声優

 2020年12月4日(金)、新たに4つのプラットフォームから発売された(Steam版のみ5日)『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』(以下、XI S)。大きくアナウンスされていないことが不自然に思える、本作の魅力をご紹介します。

 PlayStation4、ニンテンドー3DS用ソフトとして発売された『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』を前身とした『XI S』は、ストーリーをより味わい深くする新エピソードと、キャラクターボイスの追加が大きなセールスポイントです。

 キャラクターボイスの追加は、ゲームへの没入度を格段に上げる工夫として称賛の声が集まりました。特筆すべき点は、豪華な声優陣があてられたのは主人公を含む、いわゆる”勇者一行”だけではないことです。

 アニメの主人公格の声を務めてきた”大御所声優”たちが、物語の中でわずかしか出番のないキャラクターたちを演じているギャップに驚かされるのです。

 既に公式Webサイトの「キャスト一覧」に役名と声優の名前が掲載されていますが、これから初めてプレイする方にも配慮し、『XI S』に登場する声優のみを一部ご紹介すると……。

 2011年『ルパン三世 血の刻印 ~永遠のMermaid~』より「峰不二子」を演じている沢城みゆきさん。『Dr.スランプ アラレちゃん』の「則巻アラレ」を演じる小山茉美さん。男性声優でいえば『銀魂』の「坂田銀時」でなじみの杉田智和さんや、『幽☆遊☆白書』の「飛影」を演じた檜山修之さんも登場します。

 また、「ドラゴンクエスト」シリーズのキャラクターをデザインしてきた鳥山明先生の『ドラゴンボール』で「セル」を演じた若本規夫さんや、「ピラフ大王」、「ラディッツ」の声をあてた千葉繁さんの声が聞けた時などは、ストーリーとは違うところで大きな感動が襲ってきます。

 さらに驚くべきは、今挙げた声優陣が”ほんの一部”だということ。また、参加した声優が演じてきたアニメやゲーム作品の年代がバラバラであるのも特徴的です。

 ファミコン用ソフト初代『ドラゴンクエスト』からずっとシリーズをプレイしてきた方であっても、『XI S』からプレイする方であっても、ストーリーのどこかで、必ず聞いたことのある声が”不意打ち”のように聞こえてくるのです。

『XI S』はプレイヤーの好みに合わせて「2Dモード」と「3Dモード」を切り替えて遊ぶことができますが、キャラクターボイスは「3Dモード」のみで聞くことができます。

 未プレイの方はもちろん、「ドラゴンクエスト」シリーズは2D派でクリア済みの方であっても「3Dモード」で遊ぶことで、また心打たれるポイントが違ってくるかもしれません。

 物語の終盤、敵も味方も入り乱れた声優陣によるファンサービスとしか思えない”粋な”演出も必聴です。

(ふみくん)

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