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【漫画】幼稚園の”自由時間”が苦手な娘…理由が分かった母親の工夫とは?「素敵」

マグミクス / 2020年12月10日 11時10分

【漫画】幼稚園の”自由時間”が苦手な娘…理由が分かった母親の工夫とは?「素敵」

■”自由”と言われると…子供の性格から気付いたこと

 さざなみさん(@3MshXcteuuT241U)は以前、長女の通う幼稚園の先生から相談を受けました。先生によると、長女は園庭で遊ぶ”自由時間”になると、泣き出して外へ行くのを拒否するそうです。自分といる時は外遊びが大好きなのに、なぜ……。長女の表情を見ていて、さざなみさんはあることに気付きます。

 さざなみさんがこの時のことを描いたマンガ『自由が苦手な子』がTwitterで公開されました。本作品は講談社のWebメディア「with online」で短期連載中の『思い出ひらひら』に掲載された第1話です。読者からは「長女ちゃんの気持ちが分かる」「私も苦手」「うちの子もそう」「自由って実は一番難しい」「素敵なお母さん」などの声があがりました。

 作者のさざなみさんに、お話を聞きました。

ーー『自由が苦手な子』のエピソードをマンガに描こうと思ったきっかけを教えて下さい。

 つい先日、長女の担任の先生から「長女ちゃん、活発になりましたね」と言われました。本当にその通りで、最近の長女(4歳の年中さんです)はこれまで苦手だった鉄棒やうんてい、丸太渡りなど身体をしっかり動かす遊びに果敢に挑戦しています。

 担任の先生が子供の成長を見守ってくださっていることに感動したと同時に、ちょうど1年前の長女の様子を思い出して懐かしくなりました。幼稚園でどう振る舞っていいのか分からず、緊張していた頃の長女。当時の長女も、現在の伸び伸び遊ぶ長女と同じくらい、新しいことに挑戦するために頑張っていたのです。そのことをマンガに描いてみようと思いました。

ーー外遊びを嫌がる娘さんを無理強いすることなく、娘さんの性格をふまえて理由や解決策を考えるさざなみさんはとても素敵ですね。普段から娘さんをよく観察なさっているからこそだと思いますが、そのあたりは心がけていらっしゃるのでしょうか?

 育児をしていると、さまざまな「どうして?」という疑問が生まれます。ただ単にぐずっているように見えても、そこにはその子なりの理由があるようです。ちょっとした工夫で、機嫌よくスムーズに過ごせるようになるのであれば、力になりたいと思っています。

 普段から、子供の表情やしぐさのくせを観察しています。気まずいときの手の位置。寂しいときの目。疲れた足取り。飽きている顔。それらのデータは、子供の気持ちを推測するときの助けになっています。

 もちろん、子供が自分自身の言葉で自分の気持ちを説明できるようになってくれるのが一番です。成長した子供からすんなり気持ちを打ち明けてもらえるような、信頼で結ばれた親子関係を築いていきたいと思っています。

表情を見て、長女の気持ちに気付き…(さざなみさん提供)

ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

「自分も自由が苦手だ」という声が思ったよりも多くて印象的でした。なかには作中の長女と全く同じように、幼稚園での自由時間になると何をしていいか分からず立ち尽くしていたと言う体験を語られている方もいらっしゃいました。「自分でもどうして苦手に思うのか分からなかったけれど、このマンガを読んで分かった気がする」という声は特にうれしく思い、描いて良かったなと思いました。

ーー今回の作品も掲載された、講談社のWebメディア「with online」で短期連載中の『思い出ひらひら』についてご紹介いただけますか?

 育児をしていると、自分自身の幼い頃の記憶が思い出されるときがあります。娘の成長に合わせて、子供の頃の自分を再体験しているような感覚があるのです。

 はっきりと違うのは、思い出に対して客観的な視点を獲得したということです。新たな光を当てることで、当時は分からなかった事情に思い至り、はっとする時もあります。特に、私自身が母親になったことで、これまで考えようとも思わなかった、私の母の気持ちをおもんぱかろうとするようになりました。

 誰かの気持ちを知りたい、という優しい気持ちを原動力に、母と私、私と娘の3世代を軽やかに行き来する作品です。

(マグミクス編集部)

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