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「仮面ライダーエスパーダ」青木瞭さんが語る、役への愛着。「自らグッズを集めるほど」

マグミクス / 2020年12月18日 16時50分

「仮面ライダーエスパーダ」青木瞭さんが語る、役への愛着。「自らグッズを集めるほど」

■棚を買ってフィギュアを飾りたいほどの愛着

 2020年12月18日に公開予定の映画『劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本』に、俳優の青木瞭さんが富加宮賢人/仮面ライダーエスパーダ役で出演します。封印されていた破滅の本によって現実世界とワンダーワールドが虚無に飲み込まれるなか、主人公・神山飛羽真/仮面ライダーセイバーとともに戦う雷の剣士として活躍を見せてくれます。青木さん自身にとっての「仮面ライダー」、そして仮面ライダーエスパーダの魅力について、お話を聞きました。

* * *

ーーこれまでの「仮面ライダー」シリーズはご覧になっていましたか?

青木瞭さん(以下、青木) 子供の頃に『仮面ライダー龍騎』を見ていたのですが、あまり覚えていないのです。放送していた当時、夢日記をつける宿題があって、そこに「仮面ライダー」になりたいと書いていたようです。出演が決まった時にそのことを祖母から教えてもらって、子どもの頃からライダーになりたかったんだと再認識しました。

ーー実際に仮面ライダーになった感想はいかがですか。

青木 ようやく実感がわいてきました。「エスパーダみたいな人になりたい」と言ってもらえたら、嬉しいです。子どもに影響を与えられるのはとても光栄なことです。一方、大人の方は考察する楽しみがあると思います。小さいころは「戦い方がかっこいい」から入るのでしょうが、大人になると「敵はどんな奴なんだろう」とか、考えながら楽しめるのも、仮面ライダーの魅力だと思います。

ーー仮面ライダーエスパーダの玩具やグッズも発売されて、人気を集めていますね。

青木 僕自身もエスパーダのグッズを集めていまして、カードを手に入れたり、ガシャポンを回したりしています。フィギュアーツもこれから発売されるので、専用の棚を買って、そこにエスパーダーグッズを飾ろうと思っています(笑)

ーーこれまでフィギュアを買おうと思ったのは、初めてですか?

青木 人生初です(笑)。これまで演じてきた役にももちろん愛着はありますが、今回のように強い愛着がわくのは初めてです。最近のフィギュアは精巧に作られていて、肩のパーツも360度回ります。こんなに動いて取り外しもできて、塗装ができるフィギュアがあることに驚きました。

ーー今作『仮面ライダーセイバー』では、ライダー全員が剣で戦うという点が大きな特徴ですね。

青木 メインの仮面ライダーセイバーと仮面ライダーブレイズ、そして仮面ライダーエスパーダは聖剣ソードライバーを持っていますし、分かりやすい使い方ができると思います。仮面ライダーバスターの大剣は大きくてかっこいいです。ファンの方には、色々な玩具で遊んでみてほしいですね。

■まず「キャラクターに深く入り込む」を心がけた

仮面ライダーセイバーとソードオブロゴスの戦士たち。右から2番めが、青木瞭さん演じる富加宮賢人。『劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本』より

ーーご自身が富加宮賢人と似ていると思うところはありますか?

青木 ひとりで抱え込みがちなところでしょうか。悩み事は自分で解決しようとして、周りの人から心配されることがあったので、そういうところが似ているなと思いました。

ーー仮面ライダーエスパーダの魅力はどこにあると思いますか?

青木 華麗な剣技とダイナミックなアクションです。流れるような剣技が多くて、必殺技も雷を使った技で、セイバーやブレイズとは違った特徴があります。

 セイバーの戦い方はがむしゃらな戦い方、ブレイズとエスパーダはどちらも華麗な戦い方といえますが、エスパーダはよりアクロバットの要素が強いと思います。

ーー役作りや演技において心がけたことは何でしょうか?

青木 剣を使った芝居はこれまであまりやってこなかったので、天然理心流の指南動画を見て、木刀の振り方など参考にしました。強そうで、剣の達人のように見えるにはどうすればいいか……といったことを勉強しましたね。

 演技については、キャラクターをブレさせないことを意識しました。脚本を頭に叩き込んで、自分で勝手に変えないようにしています。もちろん、「変えていい」と言われたら、そうすることはありますが、みんなで一緒に作り込んできたものを安易に壊したくないと思っていて、まず愛情を持ってキャラクターに深く入り込み、そこからキャラクターに肉付けや色づけをしていく……というように意識しています。

ーー青木さんにとって「仮面ライダー」の魅力とは何でしょうか?

青木 ひとつのことに対して、みんなで同じ方向に向かっていく姿勢だと思います。セイバーももちろん人間なので、自分の感情も抱えた上で、みんなと団結して敵に立ち向かっていく。そのようなところが僕にとって一番の魅力だと思います。

ーー最後に、映画を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。

青木 今回の劇場版は、時間は短いですが、強大な敵と戦っていく仲間たちの表情や心情がしっかり描かれています。そこに注目していただきながら、皆さんの推しライダーの活躍をぜひ応援してほしいですね。

●『劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本』は、『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』と同時上映。2020年12月18日(金)より、全国の映画館で公開されます。

スーパーヒーロープロジェクト
(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

(マグミクス編集部)

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