【望月英の「今から始める！」洋ゲーガイド】「Apexイロハのイ」の振り返り

■広大なマップ「オリンパス」勝利のカギは…？

　皆さまこんにちは！望月英でございます。先日、私と同じくマグミクス様で連載「声優・山本彩乃のゲーム日和」を執筆されている、ご同業の「あやのん」こと山本彩乃さんとコラボ対談を実施し、そして初のコラボゲーム配信として、シーズンが新しくなった直後の『Apex Legends』を特別ゲスト・劇団GAIA_crew代表の加東岳史さんとプレイさせていただきました。ご覧下さいました皆さま、改めてありがとうございました！

　配信中にカッコよくチャンピオンに！……惜しくもなれなかったのは残念でしたが(笑)、配信中やその後にお寄せいただいたコメントや質問を受けて、新シーズンのマップ「オリンパス」と、各レジェンド（キャラクター）の兼ね合いや使用感についてお話したいと思います。

　配信中、コメントなどで触れられていましたが、「敵がいない間は入念に強化、やはり『武器・アイテムの特性を把握』は重要？」という点。おっしゃる通り、とても重要です！

　まずゲームスタート時に降下地点を選ぶ際、マップ上に名前が表示されているランドマークに降下するのが基本なのですが、なぜ基本なのかというと「アイテム探索ポイントが多い」から、というのが挙げられます。まずは何度かプレイして敵に当てやすい武器、キルを取りやすい武器を覚えた上で、自分のなかで優先順位を作り、相性やバランスのいいふたつを持ちましょう。

　そして新マップである「オリンパス」。何より最初に浮かぶ感想として挙げられるのが「広い」ということ！

　既存のふたつのマップである「キングスキャニオン」「ワールズエッジ」よりはるかに広いため、ランドマーク同士の距離も遠く、視界の開けた場所が今までに比べてとても多いイメージがあります。……となると当然、「開けた場所＝中距離以遠で敵部隊を捕捉する」ことも多く、その距離からの撃ち合いというシーンが多くなります。

　つまり、「オリンパス」最初の課題は、「中距離以遠の敵に弾を当てるスキルを持つ」という点になるでしょう。持ち歩くことができるふたつの武器のうち、ひとつは倍率スコープを装着可能なものにしておくと、戦局が安定するかもしれません。

　だからといって、中距離以遠に対応しづらいショットガンやサブマシンガンなど、連射スピードが速く反動の大きい武器が全く使えない……というわけでは決してありません！　ランドマークでアイテムの確保中、同じ場所を探索していた別部隊とかち合い、屋内での近距離戦が始まることも多々あります。

　個人的なオススメは、少なくともひとつは近距離で真価を発揮する武器を所持、ショットガンやサブマシンガンは当てづらいのであれば、アサルトライフルのR301やフラットライン、ライトマシンガンのスピットファイアがオススメです。

■レジェンドの強みを活かすのも重要！

「オリンパス」の各所にあるランドマークは、アイテムを拾って戦闘に備えるのに最適な場所。だが建物内で別舞台と鉢合わせする可能性も　(C)2020 Electronic Arts Inc.

　もちろん、敵と対面したら戦って勝つのがベストですが、何よりも一番大切なことは「キルされないこと」にあります。武器や装備がまだ完全に揃っておらず、近距離武器しか持っていないのに射程距離外から絡まれてしまった……といった場合には無理して対応せず、さっさと逃げるのも大切です！

　パスファインダーやレイス、オクタンなど移動に長けたスキルを持ったレジェンドを自分が使用、もしくは味方にいるなら、逃走経路の確保に尽力しましょう。特に、今シーズンから新たに加わったレジェンド「ホライゾン」のスキル「グラビティリフト」は、通常なら越えられない、登れない高所に行くことができるので、攻めて良し、引くにも良しと、非常に使い勝手の良い能力です。

　そして、今シーズンからグッと使用率が上がったローバのアルティメットスキル「ブラックマーケットブティック」が、アイテム探索で非常に大きなアドバンテージとなります！　今シーズンから強化によってクールダウン（一度使用してから再使用できるようになるまでの時間）が短縮され、使い勝手の良さが跳ね上がったので、「この武器が無いと満足に戦えない…」「スコープさえあれば…！」というこだわり派の貴方！　まさしくオススメですよ！

　……と、駆け足で振り返ってみましたが、コラボ配信から分析した「オリンパス」でございました！　ちょっと遠めの敵と戦わなくてはならないので、FPS初心者の方にとってはハードルがまた高くなったと思われるかもしれません。でもそんな貴方の味方がこの「洋ゲーガイド」！

　次回は一歩進んで、「弾を狙った場所に当てるエイムテクニック」「体の挙動を調整して射線から体をズらす方法」など、FPS初心者脱却のための一歩進んだテクニックの練習方法について、ご紹介したいと思っております。お楽しみに！

望月英