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【漫画】“恋愛脳”の同級生を見下す女子高生 惚れ薬を売りつけようとするが…?

マグミクス / 2020年12月18日 19時10分

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■テンポが心地良いドタバタコメディ

 女子高生のウルシバラさんが、香水のような惚れ薬を生成。“恋愛脳”で好きな相手のことになると何にも糸目をつけない学校の女子たちに、高値で売りつけることを目論みます。「自分が食い物にされているとも知らず、思う存分、呆けた恋にうつつを抜かすが良いわ!」と意気込むウルシバラさんでしたが……。

 漫画家の近藤笑真さん(@sotincat)が、Twitterで『ほれ薬を錬成する悪い女子高生』を発表しました。読者からは「設定やネタが私好みのが多くて好き!」「短い物語のなかで、ちゃんと読者が理解できて読みたい部分をしっかり描いてるって感じがする」「次作も期待してます!」といったコメントが寄せられています。

 作者の近藤笑真さんに、お話を聞きました。

ーー近藤笑真さんの漫画家としてのデビューのきっかけを教えて下さい。

 数年、いろんな雑誌で企画を提出していましたが、採用されていませんでした。そんななか、Twitterにアップロードしていたマンガから、編集者の方に声をかけていただいて、デビューすることができました。

ーー『ほれ薬を錬成する悪い女子高生』のお話は、どのようにして思いついたのでしょうか?

 悪だくみをする女性をかわいく描きたい、というところが着想でした。最初は魔女的なイメージで描く予定でしたが、科学者風になってしまいました。どちらでも成立するお話になったからだと思います。

ーー今回の作品には「ジャージ羽織ってる女子、好み」など、登場キャラクターや絵柄に関するコメントも複数の読者から寄せられていました。作画のポイントとしては、どのようなことを意識しましたか?

 男3人、女3人が主人公の女性に惚れているという内容の作品ですが、それぞれ違った好意の表現をしているところにこだわりました。6人それぞれのキャラ属性が異なるので、それが分かる絵にしたかった。キャラの差異化を意識して描きましたね。なので、特定のキャラが好みと言っていただけるのはありがたいです。

単行本も好評発売中の『あーとかうーしか言えない』(小学館)

ーーそのほか、作品に対する読者からの反応で、特に印象に残った声があれば教えて下さい。

 コメントや感想は全部読んでますし、本当にありがたいです。男の子のひとりが主人公の惚れ薬の匂いを嗅いで、「ねこのクソじゃねーの? こんな陰気な女」と悪態をつくセリフがあるんですけど、そこを褒めてもらえた時は特にうれしかったですね。僕としても、「気持ちとは真逆のことを言っている」という感じで、一番こだわったセリフだったので。

ーー近藤笑真さんが手掛けたほかの作品では、2020年に「裏サンデー」での連載『あーとかうーしか言えない』が完結を迎え、コミックス最終巻である第4巻も発売されました。こちらの作品についても、あらすじや見どころを教えて下さい。

『あーとかうーしか言えない』は「あー」と「うー」しか喋れないエロ漫画家・戸田セーコの物語です。エロ漫画家のお話ですが、直接的にエロなシーンはないので、電車のなかで読んでもきっと大丈夫だと思います。電車のなかでマンガを読むのはいかがなものか……という是非は置いておいて。1話から3話まではWeb上で試し読みできますので、興味がありましたらご覧いただけるとありがたいです。

ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?

 自分ができることのなかで、皆が求めているものを見つけだせれば良いですね。それを模索するためのTwitterマンガだと思っています。

(マグミクス編集部)

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