『鬼滅の刃』声優がデビュー当時に演じた意外なキャラクターたち。共演者の心を揺さぶった名演も?

マグミクス / 2020年12月29日 16時50分

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■「炭治郎」役の花江夏樹さんが演じた熱血ヒーロー

 声優の道も一歩から。歴史的な作品となった『鬼滅の刃』のメインキャラクターを演じる声優たちも、当然ながらデビューしたての頃がありました。そこで今回は『鬼滅の刃』でメインキャラクターを演じていた花江夏樹さん、鬼頭明里さん、下野紘さん、松岡禎丞さんがデビュー当時に演じたなかで、意外なキャラクターをピックアップして紹介します。

●「竈門炭治郎」役の花江夏樹さん →『TARI TARI』ウィーン

 2011年デビューの花江夏樹さんは、2012年のアニメ『TARI TARI』のレギュラーキャラクターであるウィーンこと前田敦博を演じていました。彼はオーストリアから転校してきた帰国子女。紆余曲折あり、合唱部とバドミントン部を統合した「合唱時々バドミントン部」の一員として活動します。

 ウィーンの見せ場のひとつが第9話「白くなったり 赤くなったり」と第10話「萌えたり 燃えたり」。作中の特撮番組『熱闘ヒーロー・ガンバライジャー』のファンである彼は、商店街活性のためのご当地ヒーロー「西之端ヒーロー ショウテンジャー」の設定を作り、リーダーのレッドをノリノリで担当します。

 特に、第10話終盤でひったくり犯を捕まえる激アツな展開は必見。同作に坂井まひる役で出演した大原さやかさんはこのシーンについて、「ギャグシーンとして受け取った人も多かったけれど私はこのシーンの花江くんにものすごく感動した。感動しすぎて本人にも興奮しながら伝えたことを今でも覚えてる」と自身のTwitterアカウントで綴っています。この作品は「dアニメストア」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」などで観ることができます。

●「竈門禰豆子」役の鬼頭明里さん →『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』メアリー

アニメ『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』キービジュアル (C)SUNRISE/PROJECT ANGE

 2014年デビューの鬼頭明里さんは、最近Blu-ray BOX発売が発表されて話題になった同年開始のオリジナルアニメ『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』にメアリー役として出演していました。

 メアリーは第18話からの登場で、主人公のアンジュが身を寄せるアルゼナルの戦力が手薄になったためマリカ(CV:大森日雅)やノンナ(CV:青木瑠璃子)とともに実戦投入されたばかりの新米メイルライダー。3人はその後もコンスタントに登場し、21話では定番フレーズである「イエスマム!」の声を聞かせてくれます。3人の内、マリカは途中で戦死してしまいますが、メアリーは激しい戦いを最後まで生き残りました。

 なお『鬼滅の刃』で鬼舞辻無惨を演じている関俊彦さんは、『クロスアンジュ』ではラスボスのエンブリヲとして悪逆の限りを尽くしていました。この作品は「dアニメストア」「Hulu」「バンダイチャンネル」などで観ることができます。

■下野紘さんや松岡禎丞さんチョイ出演していた、超有名作品

●「我妻善逸」役の下野紘さん →『銀魂』勇二

アニメ『銀魂』キービジュアル (C)空知英秋/集英社・テレビ東京・電通・BNP・アニプレックス

 2001年デビューの下野紘さんは、デビュー直後からアニメ『ラーゼフォン』の主人公を演じるなど活躍していました。しかし2006年には「週刊少年ジャンプ」で連載されていたマンガ(著:空知英秋)が原作のアニメ『銀魂』に、脇役として出演。第1期22話「結婚とは勘違いを一生涯し続けることだ」で、初登場となるさっちゃんこと猿飛あやめの始末屋仲間のひとり・勇二を演じました。

 同じく始末屋仲間である政を演じたのが鈴木達央さん。ふたりはさっちゃんの身を案じる声を同時に上げるなどしますが、エピソード終盤で銀時に惚れた様子のさっちゃんを見てそれぞれが発したひと言が、彼らの声色を特に確かめやすいでしょう。この作品は「dアニメストア」「Netflix」「バンダイチャンネル」などで観ることができます。

●「嘴平伊之助」役の松岡禎丞さん →『魔法少女まどか☆マギカ』中沢

アニメ『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』キービジュアル (C)Magica Quartet/Aniplex・Madoka Movie Project Rebellion.

 2009年デビューの松岡禎丞さんは、2011年に放送されたオリジナルアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』に出演。演じたのは中沢という主人公・まどかのクラスメイトで、セリフこそ少ないものの実は『まどマギ』ファンには知られた存在です。

 中沢は第1話から登場。ホームルーム中、担任の早乙女先生に「目玉焼きの黄身は堅焼きと半熟焼きのどちらがいいか」と問われ、「え、えーっとどっちでもいいんじゃないかと」と曖昧な返事をします。その後は第7話で、さやかの幼馴染みで思い人でもある上条恭介が退院してきたところで「上条、もう怪我はいいのかよ」と優しく声をかける場面も。

 おもな出番はこれだけですが、ドラマCDや劇場版『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』など関連作でも登場し、妙な存在感を発揮するのでした。この作品は「dアニメストア」「Netflix」「バンダイチャンネル」などで観ることができます。

 デビュー直後から主役級を演じていた下野さんだけでなく、花江さん、鬼頭さん、松岡さんもそれからほどなくして主役級のキャラクターを演じるようになります。そんな実力者である4人が一同に介したと知ると、アニメ『鬼滅の刃』もまた違った趣とともに楽しめるのではないでしょうか。

(はるのおと)

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