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『鬼滅の刃』臆病な我妻善逸 “カッコよさ“が分かる3シーン

マグミクス / 2021年1月8日 7時10分

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■実はカッコいい我妻善逸「俺はな、もの凄く弱いんだぜ」

『鬼滅の刃』の人気キャラクター、我妻善逸(あがつま・ぜんいつ)。臆病者で女の子好きのギャグ担当ですが、実は「自分の弱さやダメさを認めて、それでも立ち上がろうとするカッコよさ」があるキャラです。善逸の“カッコよさ”を感じられるシーンを振り返ります。

●卑屈すぎて実力を発揮できないけれど、ちゃんと勇気はある

 まず、竈門炭治郎と出会った善逸の最初の任務、鬼・響凱(きょうがい)のいる「鼓屋敷」へ向かう前に「俺はな、もの凄く弱いんだぜなめるなよ」と言い切っています。

 それでも善逸は、同行することになった子供・正一と鼓屋敷で鬼に遭遇した際、「俺がなんとかしなくちゃ、俺が守ってあげないとかわいそうだろ!」と考えます。次の瞬間に「守ってあげられる力がないの」とヘタレるのがとても善逸らしいですが……。

 とはいえ、ふつうの人なら善逸のように怖がったり迷い悩んだりするのは当然ではないでしょうか。

 逆に炭治郎は、くじけそうな時でも頑張り、自分を励まして戦います。善逸がヘタレているときに、炭治郎は「お兄ちゃんと離れ離れにしてごめんな。でも必ず守るから」と守るべき女の子・てる子に言い切っています。

 でも、誰もが炭治郎のように頑張れるわけではありません。むしろ善逸のように「できない」と考えてもおかしくないでしょう。

 善逸のカッコよさは、「できない」と分かっていても諦めない点です。初めて「雷の呼吸壱ノ型 霹靂一閃」を出した時も、諦めて引き返していたら何も起きなかったでしょう。

 恐怖のあまり気絶したときに「雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃」が鬼の首を落とします。善逸本人は覚えていません。

 善逸は「自分が弱くてへたれだから」と考えている時は戦えません。ところが眠っているときには実にカッコよく鬼と戦えるのです。思い込みにとらわれず、自分の実力を素直に認められる時には強い! 我妻善逸のカッコいいところです。

●「信じたい」ことを信じられる善逸の強さ

 善逸はよく女性にだまされます。鬼殺隊士になったのも、だまされて女の借金を肩代わりしたところを、育手(そだて)であるじいちゃんこと桑島慈悟郎(くわじま・じごろう)が救ってくれたことがきっかけです。

 ところが善逸は、”音”で、「相手が何を考えているか分かる」といいます。それでも彼は「信じる」のです。だまされていると分かっていても「信じたいと思う人をいつも信じた」といいます。

 だから善逸は、最終選別を一番に突破した強さを持つ伊之助を相手にしてでも、「優しい炭治郎が守りたい鬼だから」と鬼の入っている箱を守ります。

 このとき善逸は鬼が禰豆子とは知らないので、本当に炭治郎にはちゃんとした理由があると信じて伊之助に「引っ込んでろ!!!」と叫びます。

 善逸はこの後伊之助にぼこぼこに殴られます。箱の中の禰豆子には善逸が守ってくれたとが伝わった……かもしれません。

●「変わりたい」と願える善逸のカッコよさ

 誰でも自分の嫌いなところはあります。善逸は「俺が一番自分のこと好きじゃない」というレベルです。那田蜘蛛山でも、兄蜘蛛に襲われて木の上に逃げながら自己嫌悪に陥っていました。

「ちゃんとやらなきゃっていつも思うのに
怯えるし 逃げるし 泣きますし
変わりたい ちゃんとした人間になりたい」

 善逸には親がいませんでした。だから誰にも期待されず、一度の失敗で見捨てられていました。見捨てなかったのは、師匠のじいちゃんだけです。

 善逸が逃げても、泣いても、怒りながらも見限らず信じてくれた師匠の言葉を思い出して編み出した技が「雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃 六連」です。

 前述したように、善逸は自分のことは大嫌いでも、信じたい人を信じぬくことができます。師匠の「ひとつのことを極めろ」という言葉を信じたからこそ新しく「六連」を編み出せました。

 兄蜘蛛を倒した後も諦めずに、命をつなごうとして頑張れました。少しずつ、善逸は「変われた」のです。

 那田蜘蛛山での戦いの後、蝶屋敷で善逸は禰豆子に語り掛けます。

「できなかったこと できるようになるの うれしいよね」

 善逸が少しずつ自信を持てるようになった、名シーンです。

(マグミクス編集部)

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