【漫画】事故で命を落とした女の子、10年献花を続ける男の子へ「お願い…」結末に涙

マグミクス / 2021年1月9日 11時10分

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■交通事故の痛ましさを感じる作品に「泣ける」「切ない」

“星の女神”から「これを使えばひとつだけ願いがかなう」という星のかけらをもらった女の子は、「愛しの川瀬くんに私のことを気付いてもらいたい」と願おうとします。なぜなら女の子は10年前に車にひかれてこの世を去っており、毎年事故現場に花をささげてくれる川瀬くんには姿が見えないから……。

 漫画家・平沢ゆうなさん(@hira_lcs)の創作マンガ『何でも願いが叶うアイテムを貰った女の子のお話』がTwitterで公開されました。川瀬くんが献花を続ける理由を知った女の子のラストシーンに、読者から「泣ける」「切ない」「優しい」などの声があがりました。

 作者の平沢ゆうなさんに、お話を聞きました。

ーー平沢ゆうなさんの漫画家としてのデビューのきっかけを教えて下さい。

 20代後半まで会社員をしていましたが、性同一性障害の治療で性別移行をしたことをきっかけに、漫画家を目指すため退職し、講談社「モーニング」の新人賞「ちばてつや賞」に応募、投稿2作目で奨励賞を受賞し、ほぼ同時期にデビュー作である『僕が私になるために』の連載が決定し、商業誌デビューしました。

ーー『何でも願いが叶うアイテムを貰った女の子のお話』はどのようにして生まれましたか?

 Twitterマンガが好きな人も、自分の作品性を好いてくれている人も楽しめて、今まで私のことを知らなかった人には、私の描きたいものが少し見えて、そしてほんのちょこっと描く意義があるテーマを描こうと思って生まれました。 

ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

「交通事故抑制のために教習所で読ませれば良い」という声です。さすがに本当の交通事故はこんなものでは足りないはずだと思いますが、この8ページが、亡くなった方をたまに思い出してみるきっかけくらいになれたら良いなとは思います。

『鍵つきテラリウム』単行本全4巻が発売中(フレックスコミックス(株))

ーーWebコミック誌「COMICメテオ」で連載されていた『鍵つきテラリウム』について、単行本全4巻が発売中です。お話のあらすじや単行本の見どころなどをご紹介いただけますか?

 人類が衰退し、人間とロボットの境界が曖昧になった遠い未来。人間の少女チコとロボットの身体を持つ弟ピノが、母を探す旅をしながら世界の謎に迫るお話です。道中、さまざまなロボットや人物と出会うのですが、主人公チコの考え方や問題解決の仕方に注目していただければと思います。こけむした廃墟や、主人がいなくなっても働き続けているロボットが好きな方はぜひ!

ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?

 商業作家なので連載中はなかなか厳しいものがありますが、いまやTwitterはひとつのマンガの媒体。今後も商業連載の合間を縫ってにはなりますが、Twitterでフォローしてくれている方々が楽しめる作品を投稿していきたいと思っています。マイペースでスミマセン……。

(マグミクス編集部)

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