1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. アニメ・コミック

イケメンなのに女性ぽい声…?「両声類」男性声優3選 かわいらしさに脳が混乱!

マグミクス / 2021年1月9日 15時40分

イケメンなのに女性ぽい声…?「両声類」男性声優3選 かわいらしさに脳が混乱!

■声優の性別が行方不明!? 女性にしか聞こえない…!

『美少女戦士セーラームーンSuperS』でフィッシュ・アイを演じた石田彰さんを皮切りに、女性役を演じる男性声優も活躍するようになりました。両性の声を出せるという意味で「両声類」と呼ばれる彼らは、中性的な魅力で人気を集めています。この記事では、そんな「両声類」声優を、男性から3名ご紹介します。SNSでも「声に女性を宿している」「性別ってなんだろうね……」と評判です。

●蒼井翔太

『うたの☆プリンスさまっ♪』美風藍(みかぜ・あい)役や『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』ジオルド・スティアート役を演じている蒼井翔太さん。ミステリアスなキャラや王子キャラを演じることが多い蒼井さんですが、「女の人かと思っていた」女性からは「蒼井翔太くんが女性すぎて女を辞めたい」と言われるほど、数々の女性役を見事に演じています。

 幼少期、姉の影響で『セーラームーンSuperS』を見ていた蒼井さんは、「男の娘」であるフィッシュ・アイを石田彰さんが演じていると知り、声優の仕事に興味を持ったそうです。実際に、『戦姫絶唱シンフォギアAXZ』ではセクシーでギャルっぽさのある元男性・カリオストロ役をオーディションで勝ち取り、その女性らしさとたまに出る男声で視聴者を驚かせました。また、2021年1月8日(金)に前編が公開されたアニメ映画『劇場版 美少女戦士セーラームーンEternal』では念願のフィッシュ・アイ役を好演。思い入れのある役柄に、蒼井さんも「夢がまたひとつ叶った」「精一杯愛をこめて演じました」と喜びのコメントを寄せています。

 そのほか、スマートフォンゲーム『DREAM!ing(ドリーミング!)』ではミステリアスな女装男子・三毛門紫音(みけかど・しおん)役を演じており、セクシーな女声に定評のある蒼井さん。2016年には舞台『スマイルマーメイド』で人魚・マリナ役を、2019年にはドラマ『REAL⇔FAKE』で謎多き歌姫・朱音(あかね)役を演じるなど、俳優として女性役を演じることも増えています。また、歌手としての活動歴も長い蒼井さんはアニメの主題歌を歌うことも多く、出演作『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』では、エンディングテーマ「BAD END」で「天使の歌声」と呼ばれるその美声を披露。「最初は女性が歌っていると思った」と視聴者を驚かせた歌声は、まさに「両声類」といえるでしょう。

●代永翼

『Free!』の葉月渚(はづき・なぎさ)役や『アイドリッシュセブン』の和泉三月(いずみ・みつき)役を演じている代永翼さん。地声が高いことから少年役を演じることの多い代永さんですが、その声を活かした「男の娘」役も多く、女性声優と間違われたり「性別:代永翼」と言われたりするほどの「両声類」っぷりを発揮しています。

 少年時代からほぼ声変わりしなかったという代永さんは、その高い声にコンプレックスを持っていました。そのことを担任の先生に相談して声優という職業を教えられ、代永さんはこの道を目指したそうです。かわいらしい声を活かし、サンリオキャラクターの『KIRIMIちゃん』を擬人化したきりみちゃん役では、サケの切り身から女の子になったきりみちゃんの声を女性さながらに演じています。ドラマCDやゲームのキャラでは男の娘キャラも多く、『おおきく振りかぶって』では主役の三橋廉(みはし・れん)役を演じていましたが、同作のなかでモブ役として女生徒の声も担当。「カードファイト!! ヴァンガード」シリーズでも先導アイチ(せんどう・あいち)役を演じつつ、女性のモブ役を担当していました。

 その声の高さから、女性ヴォーカルの歌も原曲キーで歌えたり、女性の声で友人にいたずら電話をかけたりと、さまざまな逸話を残している代永さん。マイクを両手で持ったり、首をかしげる癖があったりと、共演者たちから「あざとい」と言われることもしばしば。そのあざとさから、「あざといなさすが代永あざとい」というほめ言葉が生まれたほどです。そんな代永さんのかわいらしさ、あざとさはラジオ番組で発揮されることが多いため、気になる方は出演番組を聴いてみてはいかがでしょうか。

●村瀬歩

『ハイキュー!!』の日向翔陽(ひなた・しょうよう)役や、『DEVILMAN crybaby』の飛鳥了(あすか・りょう)役などを演じている村瀬歩さんは、イケメン男性役から男の娘アイドル役まで、幅広い演じ分けに定評があります。なかでも女性役はさすがのかわいらしさで、男役を演じる村瀬さんのイメージが強い方には衝撃的といえるほど、声に違いがあります。

 お芝居を観ることが好きで声優を目指した村瀬さんは、イケメンボイスを活かし『新世界より』で初の主人公・青沼瞬(あおぬま・しゅん)役を演じました。元気で明るい『ハイキュー!!』日向翔陽役や荒々しく残虐な『M3~ソノ黒キ鋼~』伊削ヘイト(いさく・へいと)役などを演じる反面、男の娘アイドルの『アイ★チュウ』華房心(はなぶさ・こころ)役やニューハーフの『歌舞伎町シャーロック』穂刈マキ(ほかり・まき)役など、同一人物とは思えないほどさまざまな役を演じています。他にも9歳の少年アイドル『アイドルマスター SideM 理由あってMini!』姫野かのん(ひめの・かのん)役や、女装男子『ガッチャマン クラウズ』爾乃美家累(にのみや・るい)役など、そのバリエーションはとどまるところをしりません。

 その演技力を活かした「ひとりデュエット」が特技であるという村瀬さんは、小学生時代をアメリカで過ごした帰国子女。その英語力を活かしてシステムボイスを担当したり、英語の教材に出演したりしているほか、『ポプテピピック』では英語でジョセフ役を演じました。ナレーションでは、「女性の声だと思っていた」と驚かれることもあるのだとか。役によってさまざまな声を使い分けている村瀬さん。男性役と女性役のアニメを交互に見てみると、その明らかな違いにきっと驚かされるでしょう。

* * *

 言われないと男性と分からないほどの演技力を秘めた、「両声類」声優。美しいルックスやあざとさなど、本人たちのキャラクターによる人気も高いようです。彼らの作品をまだ見ていない方は、ぜひ一度、その両声ぶりをご覧ください!

※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください