【漫画】サッカーの中村憲剛さんに向けた熱い作品に涙 板倉滉選手も「すごく良いー」
マグミクス / 2021年1月11日 19時10分
■プレーだけではない、たくさんの“ありがとう”
川崎フロンターレ一筋でプレーしたサッカーの中村憲剛選手が、2021年の元日に行われた「天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会」の決勝戦を最後に、18年にわたる現役生活に別れを告げました。その中村憲剛選手への熱い思いを綴った作品を、オガさん(@wogwogwog)がTwitterで公開しています。
オガさんは、“小川真孝”の名義で週刊少年マンガ雑誌での連載経験を持つ漫画家。今回の作品に、読者からは「とても感動しました」「号泣です」「きっと多くの人が同じ気持ちだったんでしょうねー」など、応援しているチームの壁も超えて感想が寄せられています。
作者のオガさんに、お話を聞きました。
ーーオガさんの漫画家としてのデビューのきっかけを教えて下さい。
2015年に「週刊少年チャンピオン」で『はらまき』という4コマ作品を短期連載したのが商業誌デビューです。現在はWebをメインに活動しており、描いたマンガをTwitterに投稿したり、Jリーグのサポーターにインタビューした動画をYouTubeに投稿したりしています。
ーー作中にあるように、中村憲剛選手への第1印象は“いい笑顔”だったようですが、その後にオガさんをさらに深く惹き付けた魅力は何ですか?
中村憲剛選手の人柄です。恥ずかしながら僕は、献血センターに行くまで中村憲剛選手のことを知りませんでした。ですが、献血センターで中村憲剛選手のパネルを見た時、直感的に「なんかこの人いい人そうだな」と思いました。そしてフロンターレを追いかけるうちに、その直感は確信に変わりました。優しくて、サポーター思いで、すごく“いい人”なんです。プレー面ももちろんですが、やはり一番は中村憲剛選手の人柄に惹かれました。
サポーター生活で毎日が充実(オガさん提供)
ーー2020年度の川崎フロンターレは、J1の独走での優勝に加え、ついに天皇杯での初優勝も果たしましたね。マンガのなかでは描き切れなかったことや、あらためて中村憲剛選手や川崎フロンターレへの思いなどがありましたらお願いします。
J1と天皇杯の2冠を達成するなど、強豪チームとして語られることが多くなった川崎フロンターレですが、強さ以上の武器があると僕は思っています。それは、選手に対する親近感です。
川崎フロンターレには、能力も知名度も申し分のないスター選手が数多く在籍しています。ですが、どの選手も練習場では丁寧にサイン対応してくれますし、年に一度のファン感謝デーでは渾身の芸でサポーターを楽しませてくれます。クラブのSNSでの発信も尋常じゃないくらい多いです。そのため、選手たちをとても身近に感じることができ、なんというか、全選手に対し“サッカーがうまい近所の兄ちゃん感”を感じることができます。
その“近所の兄ちゃん”たちが国内のトップリーグで、時にはアジアの舞台で戦うので、試合に負けた時は心の底から悔しいと思いますし、勝った時には言葉にならないくらいうれしいです。毎週末が感情のジェットコースターです。
僕はフロンターレを応援し始めるまで、ほとんど働いてご飯を食べて寝るだけの生活を送っていました。そんなモノクロの生活に喜怒哀楽という色を与えてくれた川崎フロンターレに、そしてそのフロンターレを18年間で強く、大きく育ててくれた中村憲剛選手に、あらためて心からの感謝を伝えたいです。
ーー作品に対する読者からの反応で、特に印象に残ったものがあれば教えて下さい。
読者というのとは少し違うのかもしれませんが、元川崎フロンターレの板倉滉選手(現FCフローニンゲン所属)にTwitter上でマンガを紹介していただきました。また、中村憲剛選手ご本人にもマンガを読んでいただけたらしく、“いいね”の通知が来ました。そもそもが中村憲剛選手への手紙というかたちで描いたマンガではありましたが、まさか本当に本人に届くとは思っておらず、しばらく手汗が止まりませんでした。その時の通知欄は印刷して部屋の壁に貼ってあります。
ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?
今後は創作マンガの投稿を増やしていこうと考えており、現在新たな作品を執筆中です。しばらく創作マンガからは離れていたのですが、今回板倉滉選手や中村憲剛選手に自分の描いたマンガを読んでもらえたことで、「描けば伝わるんだな」と思い、また投稿を再開することにしました。おふたりに背中を押してもらえた気がします。多くの方に共感してもらえるようなマンガを描いていきたいです。
(マグミクス編集部)
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