1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. ゲーム

米津玄師のCDからは…『モンスターファーム2』の"ネタモンスター"が面白すぎ

マグミクス / 2021年1月14日 16時10分

米津玄師のCDからは…『モンスターファーム2』の"ネタモンスター"が面白すぎ

■『モンスターファーム2』トレンドを抑えた”ネタ”モンスターたち

 2020年9月17日、Nintendo Switch、 iOS、Androidに向けて配信開始された移植版『モンスターファーム2』(以下、MF2)。シリーズに通底する”遊び心”を一部のモンスターからご紹介します。

「モンスターファーム」シリーズの大きな特徴は、CDからモンスターを「再生(召喚)」させる「円盤石再生」システムにあります。

 移植版では、独自に作られたオンラインのデータベースから特定のCDのデータを検索するシステムに変更されましたが、仕様が変われども変わらぬ”遊び心”もあります。

 それは、ファンから”特殊個体”と呼ばれているモンスターたちの存在です。

 CDデータとモンスターの特徴が反映させられる、”ネタ”とも思えるモンスターたちのなかには近年のトレンドを抑えたモノも存在するのです。

 まず、米津玄師さんの音楽アルバム『馬と鹿』からは「ゲル」種「バー・プリン」が再生されます。もちろん言葉遊びでしょうが、『馬と鹿』から登場するモンスターは初期ステータスの「かしこさ」が「1/999」しかありません。

 そして、ロックバンドKing Gnuの『白日(はくじつ)』から再生されるのは、白い体に大きな”ひとつ目”が特徴的な「シロゾー」。もしかしたら、『白日』を”白目”と見間違える方がいることを想定した上での”ネタ”かもしれません。

 人気アーティストの楽曲だけではなく『MF2』の遊び心はゲーム製作会社の垣根さえ飛び越えていきます。

 たとえば、映画『名探偵ピカチュウ』のオリジナル・サウンドトラックからは攻撃技に「電撃」を覚えている「ホッパー」種の「ウシロメデス」、Nintendo Switch用ソフト『マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック』のデータからは「ニャー」種の「ワン」が再生されます。

 前者は黄色を基調とした見た目に電気技を用いるモンスター。後者は青い見かけもさることながら得意トレーニングは「走り込み」。いずれも、再生元のCDデータとモンスターの関連性は説明不要でしょう。

「ピカチュウ」らしきモンスターと「ソニック」らしきモンスターの対戦も実現してしまうさまは……どこか、任天堂の「スマッシュブラザーズ」シリーズを彷彿とさせる”お祭り騒ぎ”感すらあります。

■あの”霊長類最強女子”も参戦?

『MF2』がモンスターに用いるパロディの幅はまだまだ広いです。

 元女子レスリング選手、吉田沙保里さんのファイトソング『目を覚ませ Well stone bros.feat.吉田沙保里』からは、ゴーレム種の「ベビーダイアナ」が再生されます。

「ゴーレム」種といえば、『MF2』屈指のパワー型モンスター。そして、吉田沙保里さんといえば、世界大会16連覇を記録し、「霊長類最強女子」の異名を持つ伝説の女子レスリング選手。

 それにならって、こちらのCDデータから再生される「ベビーダイアナ」は全てのステータスが世界大会連覇数と同じ「16/999」となっているのです。

 移植版では、積み上げたCDを次々と再生する楽しみこそなくなってしまいましたが、開発側の”遊び心”然り、「どんなモンスターが生まれるんだろう?」といった”ワクワク感”は失われていません。

 今回ご紹介したモンスターはほんの一部で、まだまだ特殊なモンスターは存在します。

 外出が困難な今年2021年の冬は、いろんなCDデータからどんなモンスターに出会えるのか……自分の目で確かめてみるのはいかがでしょうか。

(ふみくん)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください