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『鬼滅の刃』煉獄さんが愛される理由 元気をもらえる名セリフの数々

マグミクス / 2021年1月24日 7時10分

『鬼滅の刃』煉獄さんが愛される理由 元気をもらえる名セリフの数々

■「うまい!」「よもやよもやだ」聞くと元気になる煉獄杏寿郎の言葉

「煉獄さん」こと炎柱・煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう/CV:日野聡)は、大人気アニメ『鬼滅の刃』の映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の重要キャラクター。映画では、竈門炭治郎と並ぶ、もうひとりの主役と言ってもいいでしょう。

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、2020年12月末に歴代国内映画の興行収入で1位となりました。日本のアニメ史に残る映画で大活躍した、煉獄さんの生き方と人気の理由を名セリフの数々とともに振り返ります。

●「全力で反対する!」信念を曲げない煉獄杏寿郎

 煉獄さんの初登場は、鬼殺隊の「柱」が一同に集い、「お館様」こと産屋敷耀哉に報告をする「柱合会議」の時です。

 お館様が来る前、集まった柱たちは、鬼である竈門禰豆子と、彼女を庇った竈門炭治郎をどうするか、という話題でそれぞれの意見を口にします。煉獄さんはこう言い放ちました。

「裁判の必要などないだろう! 鬼を庇うなど明らかな隊律違反! 我らのみで対処可能! 鬼もろとも斬首する!」

 笑顔ではっきり「斬首」と言ってのけます。とても明快な性格です。

 さらに、炭治郎と禰豆子が処罰されていないのは、自分の意向であるとお館様が言っても、煉獄さんは考えを変えません。

「心より尊敬するお館様であるが 理解できないお考えだ!! 全力で反対する!!」

 世の中には、上司の言うことであれば自分の意見を変える人もたくさんいます。しかし、煉獄さんは「尊敬する」上司であるお館様の命令でも、自分が反対であればそうと主張します。

 このことから、煉獄さんの強い信念が見てとれます。さらに、煉獄さんは偏見も持ちません。斬首すべきだと言っていた炭治郎に対しても、彼の「柱になって鬼舞辻無惨を倒す」という決意には次のように評価しています。

(うむ! いい心がけだ!)

 煉獄さんが、偏見を持たずに相手の美点を認めている大事なシーンです。

●「俺の継子になるといい」煉獄杏寿郎の面倒見のよさが素敵

 煉獄杏寿郎と竈門炭治郎たちが再会するのは、柱合会議の後しばらくして無限列車に乗車したときです。

 炭治郎たちが乗車すると、煉獄さんはひとりでたくさんの駅弁を食べていました。

「うまい! うまい! うまい!」

 どれくらい食べたのか原作マンガに描かれている空き箱を数えてみると、11個の駅弁を平らげていました。

 駅弁を食べたあと、炭治郎から「ヒノカミ神楽」について知らないかと聞かれた際も、煉獄さんらしいまっすぐな答え方です。

「だが知らん!『ヒノカミ神楽』という言葉も初耳だ! 君の父がやっていた神楽が戦いに応用できたのは実にめでたいがこの話はこれでお終いだな!!」

 まったく嘘のない目で言い放ち、「もう少し……」と食い下がる炭治郎に対して話は終わったと言ったように続けます。

「俺の継子になるといい 面倒を見てやろう!」

 煉獄さんは、その後眠らされた夢の中でも「みんなまとめて面倒を見てやろう!」と言い放っています。煉獄さんの、裏表が全くなく明るくて面倒見のよい点が前面に出ています。

●「心の炎が消えることはない!」煉獄杏寿郎は明るくて前向き

 煉獄さんは、まっすぐで明るく、悩みごとなど無縁なように見えます。しかし、彼の父・煉獄槇寿郎は突然剣士をやめてしまいました。

 その上、自分で稽古して「柱」となった煉獄杏寿郎に対して、酒浸りになった父親は次のようにいうのです。

「柱になったからなんだ。どうせ大したものにはなれないんだ。お前も俺も」

 この言いように、煉獄さんは次のように考えます。

(考えても仕方のないことは考えるな)

 そして弟の煉獄千寿郎に対して、まっすぐに「父は喜んでくれなかった」と告げます。そして、こう続けます。

「そんなことで俺の情熱は無くならない! 心の炎が消えることはない! 俺は決して挫けない!」

 煉獄さんがそんな風に言い切れるのは、亡くなった母・煉獄瑠火の言葉があるからでしょう。死を前にした母親は幼い息子に、「強さは弱い人を助けるために天から与えられたもの。傍若無人に他人を傷つけることは許されない」と教えました。

 煉獄さんは、その言葉と母の姿を忘れなかったのでしょう。強く、他人を傷つけないように、明るくまっすぐに生きるようになったのかもしれません。

●「昨日の自分より確実に強い自分になれる」煉獄杏寿郎の強さと信念

 煉獄さんはさすが柱だけあって、ずば抜けた強さをもちます。メンタルの立ち直りも早く、無限列車でうっかり眠ってしまった上に、鬼が来たと分かった時の言葉が次のものです。

「うたた寝している間にこんな事態になっていようとは!! よもやよもやだ。柱として不甲斐なし! 穴があったら入りたい!!」

 不甲斐ない、と言いながら彼は不敵に微笑んでいます。よもやという言い回しも余裕を感じさせます。実際、列車と同化した下弦の鬼・厭夢(えんむ)にすぐに対処しています。

 厭夢の身体となった列車に細かく切れ目を入れて乗客に被害が出ないように戦いつつ、煉獄さんは的確な指示を炭治郎たちに下します。おかげで厭夢を倒せましたが、炭治郎は重傷を負ってしまいました。

 そんな炭治郎を見つけた煉獄さんは次のように励まします。

「全集中の呼吸ができるようだな! 感心感心! 常中は柱への第一歩だからな! 柱までは一万歩あるかもしれないがな!」

 それから、煉獄さんは「呼吸」について炭治郎に教えます。その教えで無事に腹部の出血を止められた炭治郎に対して、煉獄さんは「呼吸を極めると様々なことができるようになる」と微笑みます。さらに続けて言うのです。

「昨日の自分より確実に強い自分になれる」

 努力すれば、明日の自分は今日の自分より進歩できる。煉獄さんの強い信念が明るく伝わってきます。

※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記
※煉獄の「煉」は「火+東」が正しい表記

(マグミクス編集部)

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