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『美少女戦士セーラームーンSuperS』の神回3選 主役はちびうさ? 淡い初恋も

マグミクス / 2021年2月3日 7時10分

『美少女戦士セーラームーンSuperS』の神回3選 主役はちびうさ? 淡い初恋も

■ちびうさが大人に!? 人気の高いあの敵キャラも登場

 1995年3月から1996年3月の間に放送された『美少女戦士セーラームーンSuperS』。原作マンガの第4期「デッド・ムーン編」を中心に描かれた本作は、現在公開中の劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』の予習にもぴったり。この記事では、『美少女戦士セーラームーンSuperS』の神回を3つご紹介します。SNSでも「ちびうさの『乙女』がぎゅっと詰まってる」「めちゃくちゃ泣けた……」と評判です。

●第158話(SuperS第31話)「天馬の秘密!夢世界を守る美少年」

 第158話「天馬の秘密!夢世界を守る美少年」は、劇場版前編でも描かれました。ちびうさとうさぎが入れ替えられてしまう半面、貴重な「大人ちびムーン」が見られる神回です。ちびうさのペガサスへの淡い想いも、丁寧に描かれています。

 アマゾネス・カルテットのひとり・パラパラ(CV:豊嶋真千子)は紙芝居で子供たちを集め、美しい夢を具現化した「ゴールデン・ミラー」を探していました。子供たちを守るため駆け付けたセーラームーン(CV:三石琴乃)とセーラーちびムーン(CV:荒木香恵)でしたが、パラパラの問いかけに答えてしまった結果、セーラームーンは子供に、セーラーちびムーンは大人になってしまって――?

 大人になったちびムーンのかわいらしさが記憶に残っている方もいるのではないでしょうか。子供であることをコンプレックスに思っていたちびうさ。大人になれたことをそっと喜び、「ペガサス、私を見てどう思うんだろう」と気にかけるところもかわいらしいポイントです。しかし大人の姿のままではペガサス(CV:松野太紀)に会えなくなると知り、「そんなのやだ!」と泣きながら駆け寄るちびうさと、そんなちびうさに優しくキスするペガサス。挿入歌「私たちになりたくて」が流れるなかでちびうさが自分の恋に気付く、感動的なこのシーンは必見です。

●第149話(SuperS第22話)「夢の鏡!アマゾン最後のステージ」

 第149話「夢の鏡!アマゾン最後のステージ」は、人気キャラクター・アマゾントリオの最後を描いた回です。フィッシュ・アイ(CV:石田彰)のいじらしさに加え、敵でありながらうさぎたちを助けるその姿が、視聴者の涙を誘いました。

 地場衛(ちば・まもる/CV:古谷徹)に「夢がない」と言われてショックを受け、雨の中打ちひしがれるフィッシュ・アイ。そんなフィッシュ・アイを見た月野うさぎ(つきの・うさぎ/CV:三石琴乃)は彼女を家に上げます。しかし、うさぎが席を外した隙に、フィッシュ・アイはペガサスと会話するちびうさを見つけてしまうのでした。ペガサスの宿主を捕まえゴールデンクリスタルを手に入れれば、アマゾントリオは人間の形を保てるのです。しかしフィッシュ・アイは、魔女・ジルコニア(CV:京田尚子)に「僕たちは本当に人間になれるのでしょうか」と問いかけて――?

「美しい夢がないのに、自分たちは人間といえるのか」。フィッシュ・アイの切実な問いかけはジルコニアを怒らせてしまい、3人は「不要なもの」として処分される対象に。ジルコニアの勘違いでうさぎの夢の鏡を壊され、アマゾントリオも絶体絶命のピンチに立たされます。「セーラームーンならあいつに勝てる」と、フィッシュ・アイは自分たちを人間にしてくれる玉の力を、うさぎに使うのでした。敵ながらうさぎのことを信じ、最後の力を彼女に託したアマゾントリオの心意気に、涙を誘われる神回です。その後の3人の行く末にも素敵な展開が待っているので、気になる方はぜひ。

●第159話(SuperS第32話)「ちびうさの小さな恋のラプソディ」

 第159話「ちびうさの小さな恋のラプソディ」は、恋を自覚したちびうさのいじらしさがかわいらしく、作画も特に美麗な神回です。ちびうさの初恋に興味津々なうさぎたちの必死な聞き込みも、視聴者の笑いを誘います。

 ペガサスの住む世界・エリュシオンを救う方法を話し合うなど、心を通わせ始めたちびうさとペガサス。ふたりは夢の中で空を飛びながら見つめ合うなど、こっそりデートを楽しみます。そんなちびうさの様子がおかしいと、火野レイ(ひの・れい/CV:富沢美智恵)たちに相談するうさぎ。「ちびうさは恋をしているんだ」と結論付けたうさぎたちは、代わる代わるちびうさを呼び出して聞き込みを始めますが――?

 ペガサスとちびうさのデートシーンは、虹色に輝くオーロラや光る海が背景として使われ、幻想的で作画の良さが際立ちます。一方で、現実世界のうさぎたちのファッションも、90年代らしいかわいらしさが炸裂。メンバーカラーにとらわれない色使いにピアスやブローチ、ポシェットなどの小物までおしゃれに描かれています。うさぎやレイはもちろん、衛までちびうさを呼び出し、あの手この手で探りを入れるおかしくもかわいい神回といえるでしょう。「私こんなちびだけど、できることがあったらなんでも言ってね」「私、本当にペガサスの力になりたいから」とペガサスにうっとり話しかける、ちびうさのピュアな気持ちにも心洗われる回です。

* * *

『美少女戦士セーラームーンSuperS』は、「dアニメストア」「Amazonプライム・ビデオ」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。

 25年以上前の作品でありながら、今もその面白さは色褪せない本作。オープニングテーマの『ムーンライト伝説』やエンディングテーマの『“らしく”いきましょ』を聴くだけでも、90年代の神曲・神作画に懐かしさがあふれだします。他シリーズしか見たことのない方にも、自信をもってお勧めしたい作品です。

※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

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