『メガテン2』がSwitchに! 過去の名作RPGを今からでもやりたい理由
マグミクス / 2021年2月12日 16時40分
■『メガテンII』が「スーパーファミコン Nintendo Switch Online」に
「スーパーファミコン Nintendo Switch Online」に2021年2月17日(水)からアトラスの『真・女神転生II』(以下、メガテンII)が加わることが発表されました。
架空都市「TOKYOミレニアム」を舞台に、悪魔と契約して物語を進める……勧善懲悪を超えた次元でストーリーが展開していく名作RPGの追加に胸を熱くするファンは少なくありません。
『メガテンII』に限った話ではなく、クリアしてなお「裏ボス」を倒すためにレベル上げをしたり、2周目のストーリーに新たな発見を求めたり……。RPGは凝り性の人ほどハマりやすいゲームジャンルと言えるでしょう。
持っているゲームハードや世代によって思い入れの強いタイトルは異なるものの、自分のプレイした作品の前後を”追う”ことにも醍醐味があるRPGは、時代をさかのぼって過去作品をプレイすることにも価値が見出されています。
追求することが求められるゲームジャンルだからこそ、ファンのなかには「今さらやっていないとは言い出しづらい」名作も存在するようです。
この記事では、一度は自分の手でクリアしたい名作RPGをご紹介します。
■「RPG史上最高」と太鼓判をおすファンが絶えない『クロノ・トリガー』
まず、1995年に発売されたスーパーファミコン用ソフト『クロノ・トリガー』です。 本作が「ドリームプロジェクト」と呼ばれていた理由は、当時ライバルであったスクウェアとエニックスが2003年に合併するより前にタッグを組んだ作品であるからです。
「ファイナルファンタジー」(以下、FF)シリーズの生みの親、坂口博信氏がプロデューサーを務め、シナリオを歴代の「ドラゴンクエスト」(以下、ドラクエ)シリーズを手がける堀井雄二氏が書き、キャラクターデザインは鳥山明氏が担当……。スーパーファミコン世代でない方でも『クロノ・トリガー』が「名作」と呼ばれる理由は、その豪華なスタッフからも分かるのではないでしょうか。
世界の破滅を阻止するため、「現代」「中世」「未来」「原始」「古代」の時代を行き来する『クロノ・トリガー』は、「ラスボス」を倒すタイミングによってエンディングが変わるため、周回プレイを繰り返すほど深みを増していく特徴を持っています。
今では当たり前となった「強くてニューゲーム」を広く世に流行らせた作品でもあり、王道RPGながら、細部まで凝らされた時間軸を活かしたギミックの一つ一つがどれも”ニクい”のです。
初心者から玄人まで満足できる作りになっていることも、ファンを魅了し続ける要因のひとつでしょう。
ストーリー、音楽、ゲーム性の完成度に絶大な評価を集め、それこそ時代や国を越え、「RPG史上最高の作品」と太鼓判を押すファンは少なくありません。
■時代を越えて愛される『ロマサガ2』、ラスボスは1ターンで7回攻撃
スーパーファミコンの名作RPGでいえば、「ロマンシング サ・ガ(ロマンシング サガ)」シリーズ(以下、ロマサガ)も欠かせません。
「ロマサガ」の最大の特徴は、プレイヤーの選択によってストーリーが変わる「フリーシナリオ」システムと、壮大な世界観です。
たとえばシリーズのなかでも人気の高い、1993年に発売されたスーパーファミコン用ソフト『ロマンシング サ・ガ2』は、モンスターに脅かされる乱世の世、領土回復を思案する皇帝が主人公ですが、一代で帝国の復興を為しえることはできません。世代を越えて能力を「継承」、帝国を発展させていく必要があります。
また、圧倒的な難易度も本作の大きな魅力。たとえばキャラクターのHPの上限は「999」であるにもかかわらず、4桁を越すダメージを与えてくる敵は平然と存在します。
極めつけは1ターンで最大7回行動してくる「ラスボス」です。RPG史上でも屈指の強さを誇る絶望的な難易度は、未だファンの間で語り草になっています。
『クロノ・トリガー』、『ロマンシング・サガ2』はいずれも、iOS/Android用のゲームアプリをはじめとし、さまざまなプラットフォームで配信されており、手軽に遊ぶことが可能です。
ほかにも、第1作が「FF」シリーズの外伝として発売された「聖剣伝説」シリーズや、7人の主人公それぞれに熱いストーリーが用意されている『ライブ・ア・ライブ(LIVE A LIVE)』などなど……名作RPGを挙げ出せばキリがありません。
もっと言えば、日本のRPGの二大巨頭「FF」も「ドラクエ」もナンバリングタイトルの全てを網羅した方は少ないでしょう。
今は、ネットで簡単にプレイ動画を見られる環境も整っていますが、自分の手で実際に名作をプレイしてこそのRPG。新型コロナウイルスの影響によって自宅で過ごす時間を多く取れる今こそ、どっぷりRPGの世界に没入してみてはいかがでしょう。
(ふみくん)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
〈なぜ?〉35年の歴史を持つスクエニ“超有名RPG新作”が発売前から「クソゲー」扱いされていた“悲劇”のワケ
文春オンライン / 2024年5月9日 17時0分
-
おおらかな時代だから許された? 刺激的だった、ファミコンの「誌面広告」
マグミクス / 2024年5月5日 21時25分
-
「だまされた!」「毎回泣く」スーファミソフトのトラウマボス3選
マグミクス / 2024年4月25日 21時25分
-
『ドラクエ』3にあって初代と2にない「謎の道具」 消えた理由を考察
マグミクス / 2024年4月15日 21時25分
-
発売中止になったファミコンのRPG3選 世に出回れば名作になっていた?
マグミクス / 2024年4月12日 21時25分
ランキング
-
1ぽんたまATM、イオン銀行の取引はPontaポイントがたまるサービスの対象外に
ポイ探ニュース / 2024年5月9日 21時37分
-
2ニコニコ、Visaでの有料会員支払いを一時停止へ Mastercard、American Expressに続き
ITmedia NEWS / 2024年5月9日 22時17分
-
3今売れている「SIMフリースマートフォン」ランキング10選&おすすめ iPhone SEとモトローラの2万円で買える超コスパモデルが1位、2位に【2024年5月版】
Fav-Log by ITmedia / 2024年5月10日 6時10分
-
4ドコモ、KDDI、ソフトバンクが新型「iPad Pro」「iPad Air」を5月15日に発売
ITmedia Mobile / 2024年5月9日 18時8分
-
5日本に上陸したスマートウォッチ“Mibro”とは?2万円切りのアウトドアモデル「Mibro GS Pro」を使ってみた
&GP / 2024年5月9日 22時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください