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『鬼滅の刃』禰豆子が炭治郎のピンチを救う! 箱から出た、かわいく強いシーン4選

マグミクス / 2021年2月16日 7時10分

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■兄・炭治郎のピンチを救う禰豆子の進化

『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎の妹、禰豆子は、炭治郎の不在時に家族が鬼に襲われた際、ひとりだけ生き残りましたが、鬼にされてしまいました。しかし、ほかの鬼と異なり、人を食べたり、人を襲ったりしないうえ、鬼から人を守るために戦うのです。

 そんな禰豆子が昼間、太陽を避けて入っているのが鬼殺隊の元水柱で、炭治郎の育手であった鱗滝左近次が作った箱。霧雲杉(きりくもすぎ)という、とても軽い木で作ってあり、外側には岩漆(いわうるし)を塗って、強度を上げてあります。

 普段は嫌がることもなく、体を小さく変化させて箱に入り、炭治郎に背負われている禰豆子ですが、兄のピンチには箱から飛び出して鬼相手に果敢に戦ったり、試練に立ち向かったり……。
 
 禰豆子が箱から出る時は、何かが起こる! この記事では、そんな禰豆子が箱から出るシーン4選をご紹介します。 

正義の鬼! 炭治郎が鬼殺隊に入隊、禰豆子も初めての戦い

 鬼殺隊の隊員の最終選別に合格し、最初の任務で若い娘を狙う鬼を狩る任務についた炭治郎は、地面や壁に自由に潜る鬼(沼鬼)相手に苦戦します。

 そして、炭治郎の目の前の敵に気を取られ、後ろから襲われそうになった時のことです。背負っていた箱が突然開き、そこから禰豆子のキックが炭治郎の背後の鬼の顔面にさく裂。鬼の首はミシミシと音を立ててねじれ、禰豆子は自分が炭治郎とともに鬼と戦うことができる力があることを示したのでした。

 炭治郎が初めて戦った「お堂の鬼」にも蹴りをくらわせていた禰豆子。強い遺志で禰豆子が人を守るために戦うのは、眠っている間に鱗滝左近次がかけた暗示によるものでした。炭治郎の初任務でのこのシーンは、自らも鬼であっても人を傷つける鬼を許さない、禰豆子が特別な鬼であると示す重要なシーンでもあったのです。

●進化! 血鬼術を使えるようになった禰豆子

 蜘蛛の能力を使う下弦の鬼・累との死闘、那田蜘蛛山の戦いの中で、刀も折れ、相手の糸によってバラバラの肉片にされるかもしれない……と、炭治郎が覚悟したその瞬間、身を挺して彼を守ったのは、いつの間にか背中の箱から飛び出ていた禰豆子でした。

 その後もさらに厳しい戦いが続きますが、禰豆子が自分の血を燃えて爆ぜさせる血鬼術「爆血(ばっけつ)」を使えるようになり、ようやく鬼を倒すことができたのです。

 炭治郎のピンチを救うために目覚めた禰豆子の能力。強い絆がお互いの進化をうながし、成長させるのでした。

■禰豆子、かわいい「プイッ」で最大のピンチを回避!

著:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第11巻(集英社)

●「プイッ」でピンチを回避

 那田蜘蛛山の戦に勝利したものの、鬼である禰豆子と、禰豆子を鬼と知りながら一緒に連れ歩く炭治郎の行動は、決して許されるものではなく、その処遇が柱合会議(ちゅうごうかいぎ)で話し合われることになりました。

 ほとんどの柱たちが鬼である禰豆子の存在を許さず、特に鬼に対する憎しみの強い風柱・不死川実弥(しなずがわ・さねみ)は、いきなり刀を抜くと、箱ごと禰豆子を刺して傷を負わせたうえで、箱の扉を開け、血のしたたる自らの腕を見せつけます。

 ゆっくりと立ち上がった禰豆子は、不死川の血まみれの腕に思わず手を伸ばそうとした時、炭治郎の声で我に返りました。そして、人間を絶対に傷つけてはいけないという約束を思い出すと、不死川の腕から「プイッ」と顔をそむけたのです。

 この「プイッ」によって、炭治郎がいくら話しても信用されなかった、禰豆子が人を食べないということが証明されます。禰豆子を失うかもしれないという、炭治郎の最大のピンチは回避できました。

 張り詰めた緊張感を打ち破る、禰豆子のかわいい「プイッ」。ファンの心に残る名シーンです。

●みんなのピンチを救った無限列車での「ぼてん」

 炎柱・煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)を追って乗り込んだ無限列車で、敵の鬼の罠にかかった炭治郎たちは深い眠りに落ち、夢の中に閉じ込められてしまいました。何とかして夢から抜け出そうとする炭治郎ですが、その方法が見つからず、気持ちが焦るばかり……。

 一方、箱に入っていたため罠にかからず、現実世界に残された禰豆子が箱の扉を開け、「ぼてん」と転がり落ちると、炭治郎は何とか夢から抜け出そうと苦しみながら眠っていて禰豆子をかまうどころではありません。
 
 そこで禰豆子が取った行動は……炭治郎に頭突き! しかし、超絶石頭の炭治郎の頭には鬼になった禰豆子でもかないません。怒った禰豆子は爆血の血鬼術を使います。この爆血の炎をきっかけに、炭治郎は夢から覚醒し、無限列車を操る魘夢との戦いが幕を開けるのです。

 禰豆子は、ただ単に頭をなでなでしてもらいたいと思って炭治郎を起こそうとしたのですが、それがなければ、炭治郎らは夢の中に閉じ込められたまま殺されてしまっていたかもしれません。禰豆子のかわいいワガママが炭治郎たちのピンチを救ったのでした。

* * *

 禰豆子が自ら意識的に箱から出て炭治郎のピンチを救うばかりではなく、禰豆子が箱から出たことが結果的に炭治郎をピンチから救う場合もありました。このことからも、禰豆子と炭治郎のお互いを思いやる心、絆の強さを感じさせられますね。

※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記

(山田晃子)

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