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『鬼滅の刃 遊郭編』でも炸裂! 剣より強い可能性…炭治郎、“頭突き”の最終進化型とは?

マグミクス / 2021年2月19日 7時10分

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■驚異のパワーアップ! 炭治郎の“頭突き”

『鬼滅の刃』の主人公である竈門炭治郎は、13歳にして家族を鬼に殺され、唯一生き残った妹、禰豆子も鬼にされてしまいます。そんな過酷な運命を背負っているにもかかわらず、炭治郎は誰に対しても素直で優しく、生真面目で、辛抱強い、みんなに愛される少年です。

 炭治郎の特技としては、相手の感情すら嗅ぎ分けられる、非常に優れた嗅覚が挙げられます。鬼との戦いのシーンでは、この嗅覚のおかげで相手の気配や隙を察知し、敵を倒すことができました。

 そして、忘れてはいけない炭治郎の特技といえば、「頭突き」! 鬼や仲間、柱にも、炭治郎は、遠慮も手加減も一切なしの頭突きを炸裂させるのです。この記事では、巻を追うごとに進化する炭治郎の頭突きをご紹介します。

※この記事では、まだアニメ化されていないシーンの記載があります。原作マンガを未読の方はご注意ください。

●いきなり2連発! 初・頭突きで鬼を撃退

 炭治郎の初めての頭突きは、冨岡義勇に教えられて、育手の鱗滝左近次を訪ねる道中で出くわした鬼(お堂の鬼)に対して炸裂しました。

 禰豆子のキックで首を飛ばされながらも、その首に直接、腕を生やして襲ってきた鬼に、記念すべき第一撃を「ゴン」。炭治郎の頭の固さに一瞬、ひるんだ鬼に、さらに第二撃を「ゴン」。そして鬼が、たまらず白目になったところを斧で木の幹に固定し、ついには鬼を撃退したのでした。

 一般的に考えると、いくら絶体絶命と言っても、鬼に顔を近づけることは避けたいもの。まだ修行を始める前の炭治郎は、この時、鬼との戦い方をまったく知らない状態でした。にもかかわらず、恐れることなく、鬼に正面から頭突きをくらわしたところには、この先の炭治郎の思い切りの良さや勝負強さ、戦闘能力の高さが垣間見えるシーンだったとも言えるでしょう。 

●野生児・伊之助をしのぐ、でこっぱちパワー!

 後に親友になる嘴平伊之助とは、出会ったその日に激しい頭突きをくらわしています。

 鼓を操る鬼・響凱の屋敷での戦いの直後の出来事。禰豆子の入っている箱を守る善逸を襲っていた伊之助との微妙にかみ合わない会話にいら立った炭治郎は、ついに「ゴシャ」という、すさまじい音の頭突きをくらわすのです。

 その後、猪の被り物を落としてキレイな素顔をさらしてしまった伊之助は、「もう一度頭突いてみろ」と言ったり、「でこっぱち」と呼んだりして炭治郎をあおりますが、脳震盪(のうしんとう)を起こして、突然、倒れてしまいます。一方の炭治郎は、平気な顔で澄ましており、野生児、伊之助をも寄せ付けない強固なおでこを見せつけるのでした。

 お堂の鬼への「ゴン」と、伊之助への「ゴシャ」では、破壊力の違いは明白。鬼殺隊の隊士になって鍛錬を積み、炭治郎の頭突きもよりパワーアップしたのでしょう。

 そして、炭治郎の頭突きは、さらなる驚異の進化を遂げるのです!

■さらなる進化を遂げる炭治郎の“頭突き”の最終進化型!?

著:吾峠呼世晴『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐』(集英社)

●柱相手に、空中からの飛び込み頭突き

 那田蜘蛛山の戦に勝利したものの、炭治郎と禰豆子は鬼殺隊の本部で最高位の剣士、柱たちの裁きを受けることになりました。

 柱たちのほとんどが鬼である禰豆子を殺すべきだと言い、なかでも鬼に対して強い憎しみを抱く風柱・不死川実弥は、禰豆子を箱ごと刺して傷を負わせたのです。

 それを見た炭治郎は、実弥に向かってダッシュし、刃をかわすと、空中から体重をかけて、顔面めがけて「ガッ」と、頭突き。柱の中でも実力上位である実弥の攻撃を避け、一撃を与えたことは、他の柱たちを驚かせましたが、実弥をさらに怒らせ、禰豆子と炭治郎は窮地に立たされることになるのです……。

 ただの頭突きではなく、「助走+ジャンプ+体重」によって、ワンランクアップした「飛び込み頭突き」。炭治郎はこの頭突きによって、手を縛られて拘束状態であっても、けっしてひるまない熱い闘志と高いパフォーマンス、そして禰豆子への思いの強さを柱たちに見せつけたのです。

●最終進化型!? 破壊力抜群のねじ式頭突き

「無限列車」での戦いのあと、炎柱・煉獄杏寿郎の実家を訪れた炭治郎。酒におぼれ、亡くなった杏寿郎を悪く言う父・煉獄槇寿郎に炸裂させたのが、破壊力抜群の「ねじ式頭突き」でした。

 命中率は下がるけれど、威力は上がるという、このねじ式頭突きは、炭治郎の頭突きの最終進化型と考えられます。「ギュル」と体を回転させ、槇寿郎の顔面に「ゴッ」とヒット。元炎柱である槇寿郎ですら、その威力に一時的に気を失ったようです。

 持って生まれた頭の硬さに頼った頭突きだけでなく、飛び込んで力を増幅したり、体の回転で威力を増したり……。生真面目で別の意味でも頭の硬い炭治郎のことです。きっと剣の修行と同じくらい、頭突きにも磨きをかけていたのでしょう。なんと物語終盤では、強敵・上弦の参、猗窩座にまで強烈な「ゴシャア」という頭突きをくらわせ、「いい頭突きだ」と褒められるほどに進化しています。

* * *

 TVアニメ化が決定した『遊郭編』でも、炭治郎の頭突きが見られるはずです!

 上述の槇寿郎への頭突きに続き、音柱・宇髄天元に「鼻くそみたいな頭突き」と言われてしまう空振り。そして、十二鬼月の上弦の陸のひとり・妓夫太郎に見せた「フェイント頭突き」です。アニメでどんな風に描かれるか、楽しみですね。

※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記
※煉獄の「煉」は「火+東」が正しい表記

(山田晃子)

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